例によって、いまさらの映画レビューです。
ネタバレ満載なので、ご注意ください(^^;
地上派放映での観賞でしたが、これはなかなか素晴らしい出来でした。
見るまでは、お気楽なノリノリムービーかと思っていましたが、いろいろな情景が取り込まれ、泣かせるシーンもあり、最後はハワイアンダンスの楽しさと美しさに圧倒されてしまいました。
炭鉱がどどん閉鎖される中、ハワイを作ってしまえという奇天烈な構想に保守的な町の住人が反対する。
まあ、理解できますね。
正直、実話でなければ、荒唐無稽だと思ってしまいます。
。。。しかし、こんな計画よく会議通ったものです。
僕が会議に出ていたら、全力で止めそうです(^^;
借金返済のために、やってくるフラの先生。
いきなり、飲んだくれてます(^^;
まったくやる気がなく、素人丸出しの生徒にもあきれます。
そんな状況なので生徒側も反発します。
そんな中の先生の素晴らしいソロダンス。
もう圧巻です。
このダンスはその後、蒼井優が踊るのですが、ストーリー上重要な意味を持たせる演出になっていて、そういう意味でもこの松雪泰子の熱演(熱踊?)が必要不可欠です。
これを完璧にこなす辺り、さすがは松雪、といったところです。
方言バリバリな住民の中で、先生のみが標準語なのですが、生徒との関係が上手くいくに従い、方言を用いる先生。
この辺りの演出もお見事です。
そして、蒼井優。
この人についてはもうホント「凄い」という言葉しか出てこないです。
今後も要注目の女優の一人ですね。
そして、この映画の別な側面として見逃せないのが、閉山が続く炭鉱にかかわる人達とその後の生き様です。
終盤で、富司純子の語る言葉、そして彼女の行動。
これまた素晴らしい演技なのですが、これがこの映画の裏のメッセージなんじゃないかと邪推しています(笑