DVDプレーヤー選定にあたっての条件は、
1.映像DACの性能が良いこと(モニターとはコンポジット(S端子)接続のため)
2.SACDマルチチャンネルが再生できること
3.アンプ(TA-DA7000ES)とi.LINK接続によるフロー制御のデジタル伝送ができること
4.価格が安いこと(10万円以下)
でした。条件に合ってたのがPioneerのDV-S969AViでしたが、在庫処分終了で売り切れ! で、たまたま展示品の本機が9万円で売りに出てたので、ゲットしました。(注:2年くらい前の話です。) ホント私、Pioneerに縁がないわ。
前置きが長くなりましたが、本機の感想をば。
画質は、すでに持っていたDVDレコーダー(DVR-55)が比較対象なのでレベルの低い話ですが、穏やかな印象です。レコーダーの方がはっきりしたシャープな感じで色も鮮やかですが、ちょっとギトギト・ギラギラした感じも否めません。その点本機は、コントラストを抑えた、フィルム風の落ち着いた絵で、長時間観ても疲れないような感じが気に入っています。気になるポイントとしては、本機に限らずDVD全般に言えることですが、ブラウン管との相性がもう一つなのか、暗部の階調がきれいに出ないところです。真っ黒と、それよりほんの少し明るい黒との差が表現できないので、黒いスーツのシワが見えずにペタっと全体が真っ黒につぶれて見えちゃいます。ガンマ調整等でだいぶ改善しましたが、今度はノイズが目立ってしまいます。このあたりは次世代ディスクだと綺麗に見えるんでしょうか?
音質は、同軸接続でのDTSマルチの音がいい感じ。i.LINK接続の音と比べて、いい意味で角のとれたまろやかな音質です。オーケストラの「ジャン♪」の、音の立ち上がりの弾力のあるパワー感、消え際のホールの響きが気持ちいい! i.LINKの方はちょっと高域が強く、少しノイズが乗ったようなスパイシーな感じがします。なお、付属のi.LINKケーブルはめっちゃ音が悪いので、交換は絶対必要です。導入当初に、あんまり音が悪いのでニ千円くらいのシールド付きのパソコン用(?)ケーブルに換えたら、断然いい音になってびっくりしました。
【SPEC】●映像端子:HDMI端子×1、DVI-D端子×1、コンポーネント出力端子×1、D2映像出力端子×1系統、コンポジット端子×1、S2映像出力端子×1系統 ●音声端子:光デジタル出力端子×1、同軸デジタル出力端子×1、DENON LINK×1、IEEE1394×2、アナログ音声出力端子(L/R)×1、5.1chチャンネル音声出力端子(FL/FR/C/SL/SR/SW)×1 ●消費電力:33W(待機時約1W) ●外形寸法:434W×137H×403Dmm ●質量:9.3kg