2019年01月29日

DLA-Z1とDP-UB9000の組み合わせの最適化
DP-UB9000とDLA-V5、DLA-V7、DLA-V9Rの組み合わせで
HDRのトーンマップを最適化する機能が紹介されました。
https://www.phileweb.com/review/column/201901/18/648.html
DLA-Z1でもDP-UB9000で最適化してみようと思い、
ベーシックな輝度のプロジェクター(350nits)の
カスタムガンマを計算しました。
input output
5% 20
10% 43
15% 71
20% 107
30% 204
40% 347
50% 559
60% 869
65% 1023
70% 1023
80% 1023
90% 1023
95% 1023
JVCのキャリブレーションソフトでカスタムガンマを作っているところ。

明るいところはDP-UB9000のトーンマップで色を残して
暗いところはDLA-Z1のカスタムガンマカーブで暗部階調を出します。
このカスタムガンマカーブではHDR(ST.2084)のガンマ設定で
調整しきれなかった黒つぶれ部分が解消できました。
DLA-X770RやDLA-X990RにもJVCのキャリブレーションソフトがあるので
DP-UB9000との組み合わせで最適化ができますね。
次はVideoForge Pro 4K HDRパターンジェネレータが届くので
いろいろ試してみようかと思っています。
2019/02/14 計算式を追加しました。
inputは0から1.0。MaxCLLは350または500。
outputはキャリブレーションツールで入力する値。
output =MIN(POWER(POWER((MAX(POWER(input,1/78.84375)-0.8359375,0))/(18.8515625-18.6875*POWER(input,1/78.84375)),1/0.159301758)*10000 / MaxCLL, 1/2.2)*1024,1023)