元住ブレーメン
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高校生時代にベータマックスで映像に入れ込み、フォーマット変遷を経て20余年後の今、撮影から編集、映写までハイビジョン環境がついに実現しました。ホームシアターのための家も建て、充実した日々を送っておりま…

日記

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4K 見えてきたこと、まだ見えないこと

 先月は4Kに関して大きな動きがあった月でした。ここで今後の展望をまとめておきたいと思います。

 まず、CESは4K展示が花盛りでした。ソニーやパナソニックは有機ELをメインに、シャープは自慢のIGZO液晶、東芝は各サイズ取り揃えてのフルラインナップと、力が入っており、サムソンやLGなどの韓国勢と併せて、ディスプレイ製品が4K化にあたって一歩リードしていると言ってよいでしょう。ソニーはハイエンドシネマカメラは新コーデック「XAVC」とともに新型の4Kカメラを発表、民生用「HEVC」を使用したモデルの参考出展も行いました。コンテンツどころかメディアの規格もまだ定まっていない中、なかなかアグレッシブな展開といってよく、いかに「次世代」への渇望感が強いかということの表れかもしれません。

 ちなみにこの新コーデック「XAVC」はH.264 AVCベースでイントラフレーム、カラースペースは4:2:2で1920x1080の30fps時に100Mbpsというビットレートということですが、パナソニックのAVC-Intra100にそっくりの仕様ですね。ソニーは制作業務用としては「テープの次」としてブルーレイディスクを使い、LongGOPのMPEG2を使ったXDCAM HDやXDCAM422を展開してきましたが、近年ではExpressカード規格のSxSカードを使ったXDCAM EXやAVCHDをSDカードに記録するNXCAMを発売してきました。一方のパナソニックはDVCPROテープの次のメディアとしてPCMCIA規格のP2カードを推進してきましたが、結局PCMCIAはもちろん、Expressスロットを装備したパソコンはほぼなくなってしまい、メディアの変遷の早さを印象付ける結果となっています。

 さらに経済産業省はCSを使った4K放送を来年7月に始めると「突然」発表しました。私もびっくりしました。これまで多少なりとも具体性のある「HDの次」はNHKが2025年の放送開始を目指して研究開発を進めていた8Kのウルトラ(スーパー)ハイビジョンでした。今日現在実用化には程遠い状態ですが、標準化も進み、撮影や表示デバイス、伝送や圧縮技術も少しずつ形を現してきたところだった訳です。色々調べてみると、どうやら韓国をはじめとした先進国で4K放送の実験が始まっており、2025年の8Kを次の目標にしていると、その前の4Kでのビジネスチャンスを逃すという判断があったようです。日本国内での4K放送開始に際しては、CSを使うということと、コンテンツ提供に手を挙げているのが今のところNHKだけということしかわかりませんが、同時期にSD放送を終了して機器入れ替えを予定しているスカパーはやる気満々のようですし、今後進む放送規格については、CESでLGが展示していた実験規格の「DVB-T,HEVC,3840x2160p60@35Mbps」が参考になります。今後のロードマップが3月までに出てくるとのことで、楽しみです。

 翻って機器の方ですが、現在市場で入手可能なもので、来年から始まる4K放送に対応したものはありません。というのは、現在は機器間のインターフェースであるHDMIが、3840x2160で30pまで、4190x2160で24pまでしかサポートしておらず、放送用の4K@60pを含む、それ以上の規格がないからです。これに対しては現在、次のHDMI規格であるHDMI 2.0の検討が進んでおり、これによって晴れて4K@60pがサポートされる見込みです。個人的には現在8chまでの音声も拡張してほしいと思っています。

 今週末パシフィコ横浜で行われているデジカメの展示会、CP+に行ってきましたが、4K放送開始のアナウンスがあったから、という展示は特にありませんでした。ただ、ソニーのブースには4Kカメラや4Kディスプレイが展示され、キヤノンもシネマEOSで制作したショートムービーを上映していました。制作環境が手軽になることはコンテンツの充実には重要なので、こういったリーディングメーカーには頑張ってほしいと思います。ソニーの4Kシネマカメラは300万円を切る値段やメディアや再生環境も整備され、発売まで準備万端という雰囲気ですが、一方で民生用のカメラは現行のNXCAMに「4K」というロゴを貼っただけのモックアップで、HEVCというコーデックこそ決まっていますが、メディアや再生機器などはまだまだこれから検討するということで、4Kがパーソナルに撮影できる日はまだちょっと遠そうです。キヤノンの4Kシアターは(私はどもり症の少年が動物学者になるストーリーを見ました)確かに画質は説得力があるものの、力が入りすぎでお金をかけ過ぎたようで、あの大編成のクレジットを見ると手軽に制作できるというアピールには失敗していたと思います。

 いずれにせよ、今後の展開が楽しみではありますが、我々消費者が忘れてはいけないことはBDレコーダー/プレーヤーであれ、テレビであれプロジェクターであれAVアンプであれ「現行機種で4K放送に対応したものはない」ということです。4Kコンテンツが気になる方は、来年4月の消費税率アップまでに機器を新調したいという欲求をぐっとこらえて、我慢しておくのがお得です。

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55XS5

TOSHIBA

55XS5

¥OPEN(予想実売価格750,000円前後)

発売:2012年6月下旬

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まとまりに欠ける4K先行機

先月、50インチ程度のテレビを買うことになりました。以前に自ら「現在売ってる4K製品は買ってはいけない」と書いた通り、最初はフルHDプラズマか直下型LEDバックライトの液晶テレビを買うつもりでした。ところが調べてみると、モデル末期になったこの製品が値下がりをしていて、ハイエンドのフルHDモデルとの値段差が2割くらいになっているではありませんか。これくらいだと「アップコン4K専用」でもちょっと触手が動きます。店頭デモの映像もいかにも高解像で好印象でしたし。という訳で、ヤマハのシアターラックとともに購入しました。

結論から言うと、当初の予定通りプラズマを買っておけば良かった(苦笑)です。(ところで液晶テレビは今年の新モデルはことごとくエッジライトやパッシブ3Dなどとスペックの低下が目立ちますね。)

肝心の4K画質ですが、アップコンの得意な有効スポットが狭い印象で、ソニーのVPL-VW1000ESで感じる「手の切れるような解像感」がなかなか感じられません。アップルのLetinaモデルでWebページをブラウズすると、フォントはきれいですが、画像は補間されるのでちょっとボケて見えますが、その印象に近いのです。テレビなどのインターレースのソースは大体そんな感じです。もともと画質の良いプログレッシブのBDだと「お、きれい!」と思うことがたまに(苦笑)あります。VW1000ES同様、アップコンを通さないストレートの映像は見られないのですが、見られたら比較しながら画質の追い込みも出来て有用だったと思います。

色域や階調性についても特に特筆するほど良好という訳でもなく、視野角の狭さと斜めから見た時の映像の印象の悪さや、映画の字幕にひきづられてバックライトの明るさがぴょこぴょこ変わってしまったり、「確認」や「終了」をしなければならない場面が多く煩わしい印象の操作系や、4Kの恩恵をまったく受けないWeb表示など、ちょっとガッカリな買い物でした。

【SPEC】●サイズ:55V型 VAタイプ ●画素数:3840×2160 ●パネル:4KクリアLEDパネル ●コントラスト比:対1(ダイナミックコントラスト650万対1) ●チューナー:地上×3、BS・CS110度×2 ●映像処理回路:レグザエンジン CEVO Duo ●入出力端子:HDMI入力×4、D5入力×1、ビデオ入力×2、HDMIアナログ音声入力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン×1、アナログ音声出力×1、USB×2、LAN×1、B-CASカードスロット×5、SD/SDXCメモリーカードスロット×1 ●消費電力:215W ●年間消費電力:158kWh/年 ●外形寸法:1304W×874H×314Dmm(スタンド含む) ●質量:25.0kg(スタンド含む)

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ホームシアター「建築」記
ホームシアター「建築」記
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / 16畳~ / 防音あり / スクリーン130型以上 / 8ch以上

我が家のホームシアターです。 もともとは賃貸派の私でしたが、好きなときに好きな映画や音楽を好きなだけ好きなように鑑賞するには、持ち家しかないと一念発起。2005年の10月に地上二階、地下一階の家が完成し、夢がかないました。 ・地下ホームシアター 約20畳の専用室です。フルHDのプロジェクターと120/130インチのスクリーン+11.3chのサラウンドのメインルーム。メインのソースはブ…

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