皆様こんにちは
週末は東京インターナショナルオーディオショウを見てきました。YG Acousticの新作であるSonjaXVが凄いとの話なので、Hailey比でどんなもんなのか体感するのが目的です。
Sonja従来品どころかHaileyでも過去のTIASの中で低域の描写はぶっちぎってたと思うのですが、XVになってアホとしか言いようのない物量をぶち込んできて一体どうなってしまうのか、楽しみでもあり怖くもあります。

まずは恒例の技術解説を聞きましたが、コーンが削り出しなのはYGファンには既に常識ですが、ツィーターがソフトドームを金属フレームで補強と言う新機軸です。あんなくっそ細いフレームが削り出しってどうやってんだ感しかありませんw
更に、ウーファー用のネットワークのコイルが信号に対して振動するとエネルギーをロスするので巻き付けるフレームの加工を何やら工夫してるらしく、既製品とXV専用品の比較としてそのままコンセントに繋いでうなりを聴くと言う動画を流してましたw 確かに既製品では明確にブーンと言ってるのですがXV用は無音でした。
実際の音ですが、今まではダイヤ勢やベリリウム勢と比べてしまうとちょっとぬるいかなと思っていた高域がソフトドームの良さを保ったまま高強度ドーム系のような伸びを備えてて無敵感があります。低域はユニットが増えて複雑化したことによる副作用を感じさせることなく余裕が増していて、開発者が持ち込んだめちゃくちゃな低域が入ったソースでも当たり前のように全てを描き切ります。
細かいレビューする才がないので全体としての印象ですが、うちのHaileyが必死で走って10秒切った桐生くんとすれば、XVはウサインボルトだなと言う感じですw どっちも人類としては十分すぎる凄さですが極限領域での明確な差はあると言う感じですね。
最後に、デモが一段落したところでヨアヴにHailey使ってますと挨拶して握手しました!やったぜ。