AET
Evidence AC
¥315,000(税込)
発売:2009年10月
ケーブル交換では今までで最高の変化です。
AETのEvidenceのACケーブル2本をパワーアンプのFIRST WATTのSIT1用に買いました。以前ならば気軽に買っていた(金銭感覚が狂っていました)のですが,金欠で借金に追われる身にはかなりのダメージです。SCR/AC/EVDがCPが良いと思ったのですが、
それでもEvidenceが欲しかった。
買った人がみなさん全部Evidenceオンリーでケーブルを固めておられるようなのです。特にcoaraさんの製品レビューの「単純に『近道』だと思います」にやられました。
店頭で震える手を押さえながら大金を数えて支払いました。
良い情報をいただいた恩返しに私もレビューを書かせていただきます。
エージングは100時間だそうですが、その点はSIT1ならおまかせ。
200Wでばっちり通電中。音を出さなくても消費電力ならかなう相手はいません。
すでに5日間ONのままです。すぐに100時間達成です。
さて、そこで音質ですが 、SIT1でかなり満足していたのです。そこへEvedenceです。低音が弾む弾む。低音はオーディオの基本だと思うのですが、永遠のテーマのようになかなか手に入れることができませんでした。それがあっという間に手に入ったのです。ズドーンというか、ビーンというか来ますね。高音はというとストリングスが快感。気持ちよくてうっとりとしてしまいます。なぜうっとりするのかはよく分かりません。珠玉のような音が解き放たれます。SIT1とEvedenceのコンビは最強です。音の厚み、緊張感があり、自分史上最高の音です。大量の電力を使うパワーアンプの電源用に使う場合が一番影響があるのかもしれません。RCAケーブルもEvidenceにすればいいようですね。スピーカーケーブルは以前試聴したときは今ひとつでしたが、落ち着いたらまた試聴してみます。
それにしても、お値段がつらい。はるかにお安いKIPTONの電源ケーブル、AETのSCR/AC/EVDとは聴き比べをしたかったのですが出来ていません。ただし、SCR/AC/EVDは1本オークションでたいへんお安く手に入れましたので、もう1本あったら聴き比べはできます。しかし、これも「回り道」でしかないのかもしれません。「近道」と言う言葉は言い得て妙ですね。これ以上の音がこの世にはあるかもしれないけれど、それを探さなくても「この音で満足」です。たぶん、AETはSCRとEvidenceに値段ごとの音を設定しているでしょうし聴き比べは必要ないでしょうね。(自己満足で試してみても良いですが)
【SPEC】●ラインナップ(税込):¥378,000/1.8m、¥504,000/3.0m ●導体:国産プレミアム・バージン銅(3.0スケア×2) ●導体構造:3層円筒構造(各層反転) ●構造:4芯平行 ●絶縁体:高純度フッ素樹脂 ●遮蔽:グラファイト・ファイバー/アモルファス合金リボン ●端末:PSE-GRプラグ