SICILIE
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とにかくESLオタクです。 ESL2905の他に、オリジナルESLダブルスタックを所有しています。 アナログは、ほぼジャズ専用システムですが、デジタルでは懐メロばっかです。。80-90年代のポップ…

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最新の日記

MY Sonic 松平氏 個人インタビュー

本日、ダイナ某店にて商品を物色中に、紳士風の男性が入店されました。
よくよく見てみると、雑誌で見たことある顔・・・
マイソニックラボの、松平 吉男氏でした!!

Ultra Eminentを毎日愛用している身としては、お話ししないわけにはいきません。幸い他にお客さんもいなかったので、大変気さくに応じていただき、1時間ほど濃密にお話しできました。
ということで、下記が個人インタビューです。ご興味ある方には、参考になるかと思います。

まず、Signature Goldについて。
元々Hyper Eminentの後継機として開発されたそうですが、結果として全然違う音になったため、Eminentシリーズから分離し発売に至ったそうです。
Ultra Eminentとの違いは、低域の分解能にあるとおっしゃっていました。
アルミカンチレバーの採用もあり、大変自然で迫力のある音に仕上がっていると。

市場からの評価は中々良いとのことですが、特に海外ではボロンが受けるらしく、Ultraの方が売れているようです。
Hyperの次にUltraの後継機がでるのでしょうか?という確信を突いた質問をしたところ、Ultraはインピーダンスの限界に近づいており、当面は考えていないとのお答えでした。

次に個人的にはかなり興味のある、モノラルカートリッジについて。
現在Eminent Soloがありますが、これをグレードアップしてSignature SoloとかUltra Eminent Soloはあるんでしょうか?という質問をすると、意外な答えが返ってきました。

松平氏は、現在モノラルのカートリッジを開発することに大きな意味があるのか、疑念を持ってらっしゃるようです。モノラルはあくまで過去のフォーマットであり、新発のLPがモノで録音されることはなく、再発にしか使われていない現状が、気になっているとのことでした。
実際、Ultra Eminentのモノラルバージョンは海外から強い引き合いがあるらしいのですが、カンチレバーを何にするのか?発電系を新設計するのか?様々な課題をクリアしなければならないが、それらを加味するとわざわざ開発するほどの意味があるのか?という趣旨です。

私個人としては、50-60年代のジャズを好んで聴くのだが、SACDに不満を抱くようになりアナログを導入し、そしてオリジナル盤を購入するようになったことをお伝えしました。Riversideにはステレオの名盤が多々ありますが、Blue Note・Prestigeにはほとんどモノラルしか聴けず、これらを避けて収集することはありえない。この時代のモノラルをステレオ針で聴いてももちろん素晴らしいのですが、でもモノ針があるとなお良いのではないか。マイソニックの利用者は、こういう考えの方が多いんじゃないかと。
松平氏は、なるほど、と頷いていらっしゃったので今後に期待です。

あとは、マイソニックだけのコア材SH-μXについて。
このコアは、立ち上がりは鉄・パーマロンと同様に高いのですが、ノイズの減衰が驚異的に速いそうです。
私はマイソニックのノイズの少なさはスタイラスに秘密があると考えていたのですが、それは純粋にコアにある、とのことでした。
ちなみにこのコアは、トランス制作の匠が特別に作ってくださったものなのですが、この匠は既に他界されていて制作方法も分からないので、松平さんの手元にあるデッドストック分しか存在しないそうです。
ただ、ストックは松平さんの寿命より長くありますよ、とにっこりおっしゃってくださりました。
一安心です。

最後に、針先は大体1000時間くらいは使えるように作ってあるが、カンチレバーやバンパーが傷みやすいので時々メンテに出すといいですよ、とのことでした。

大変情熱にあふれる方で、こういう方が不断の努力で日本のオーディオ界を支えてくださっているのだ、と実感しました。

感謝、感謝です。

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ESL2905

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ESL2905

¥945,000(税込)

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やっぱりESL


写真はちょっと変なアングルですが、このスピーカーの異容が伝わると思いました。
ちなみにウチでのあだ名はタタミです。

とにかくESLが好きで、2905の他にオリジナル(ダブルスタック)を持っています。
ダブルスタックが素晴らしいので期待して買ったのですが、あまりの違いに最初は戸惑いました。低音は(オリジナルに比べれば)まあ出ますし、高域も良いのですが、肝心の中域にオリジナルの透明感がありません。
また、同心円状に音が出る分(オリジナルはビーム状)、音が薄くなってしまう印象がありました。

おそらくESLが好きな人は、最初から低域を捨てている気がします。
2905や最新の2912はここを頑張ってるんですが、ESLらしさは新しくなる度に薄まっているんじゃないでしょうかね。

とはいえ、せっかく手元にきた我が子ですから、できるだけ短所を補ってみようと思いました。
足元を100mmのH鋼と50mmのアルミブロックで固め、格子状にして2905を支えました。
さらに電源系を改善し、スピーカーケーブルをZONOTONEの太いものに変えたところで、ようやく及第点の中域になりました。やっぱりESL。

広い部屋に引っ越したら、4台のESLを共存させたいと思ってます。スピーカーだけで幅が4mになるので、また使いこなしが難しそうですが。

【SPEC】●型式:フルレンジ エレクトロスタティック ●出力音圧レベル:86dB(2.83V RMS/1m) ●定格インピーダンス:8Ω ●最大許容入力:55V ●周波数特性:28Hz〜21kHz ●歪率:1000Hz以上 0.15%、100Hz以上 0.5%、50Hz以上 1.0% ●消費電力:6W ●外形寸法:695W×1430H×385Dmm ●質量:41.6kg

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