自転車男
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オーディオはほどほどにと思っていたのですが、 普通の感覚からするとそうは言えないほど 投資してしまいました。 今は、お酒と一緒で呑まれない程度に「いい加減」にやってます。

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ムター ヴァイオリン リサイタル

6月1日に西宮 兵庫県立芸術文化センターで行われた
アンネ=ゾフィー・ムターのバイオリンリサイタルに行ってきました。


席は前から9列目の中央ブロックの左側と比較的良い位置でした。

一流のバイオリニストの生演奏を聴くのは初めてで、行く前から大変楽しみに
していました。
そして、実際に耳にしたムターはCDに聴く演奏そのままの完成度で、ライブらしい
白熱した盛り上がりを感じる演奏を楽しめました。
あまりの出来映えの良さに、目の前で繰り広げられている演奏が極めてリアルな
3D映像のように感じられて、脳が「ライブがこんなに凄いはずがない」と受け入れを
拒んだのか、最初のうちは現実感がなかったほどです。

ムターのバイオリンは線が太く妖艶で神経質なところが全く無く、女性らしい色気と
柔らかさもある安定感のある演奏でした。
また、安定感を保ちながらも曲想が盛り上がる箇所では演奏に気持ちが入って
曲を自分の世界に引き込むような感覚がありました。
そう、聴いていてハッさせられたのは、この気持ちのスイッチが入った時の
言葉で表現し難い盛り上がりというか、煌めきというか、ゾーンに入る感じでした。

生演奏らしさを感じたのは、リサイタルのプログラムが進むにつれ、演奏もノッてきた
ところです。
リサイタル最初の曲のモーツァルトでは、安定感と完成度は充分ながらもやや技巧が
上滑りする感じもあり、まあこんなものかという印象だったのが、
2曲目のシューベルトでは盛り上がる箇所で明らかに気持ちが演奏に乗ってきて
おおっと思わされ、メインプログラム最後のサンサーンスでは一つ一つの技巧に
気持ちが込められ、さながらバイオリンと奏者が一体になったかのようでした。
また、アンコール最後のクライスラーでは、ゆったりとした曲想の中で、楽器を
自由自在に存分に歌わせ、演奏がこなれ切った感覚がありました。

会場の拍手も、プログラムが進むにつれてどんどん大きくなってきたので
大部分の聴衆も同じように感じていたのだと思います。

今回、チケット代は決して安くはなかったのですが、金額以上に楽しむことが
できました。
演奏を聴きながら、あまりの素晴らしさに、「ああこの音をこのまま持って帰れたら」
と何度も思ってしまいました。
付け加えて、アンコールではムター自身が曲紹介をしたので肉声を聴くことが
できました。
意外に(失礼!)可愛い感じの声だったので、思わずにやり。

6月3日、6月4日は東京でリサイタルを行うようです。
まだチケットが買えるようですので、ムターファンに限らず、バイオリン演奏を
愛される方は是非聴きに行かれることをお勧め致します。


曲目は以下でした。

メインプログラム
モーツァルト ヴァイオリンソナタ ト長調 K.379
シューベルト 幻想曲 ハ長調 D.934
ルトワルスキ パルティータ
サンサーンス  ヴァイオリンソナタ第1番 ニ短調 Op.75

アンコール
クライスラー ウィーン奇想曲
ブラームス ハンガリー舞曲
クライスラー愛の悲しみ

ピアノ伴奏 ランバート・ルトワルスキ

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Signature Diamond

B&W

Signature Diamond

¥2,730,000(税込)

発売:2007年9月受注開始

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人生最後のスピーカー?

故上杉佳郎先生がステレオサウンド誌に、
「スピーカー道楽の果てに、枯淡の境地に達した人に推奨できるスピーカー」
ということを記事に書いておられました。購入に至ったきっかけはそれだけです。
実を言うと発注した時は完全に不見転で、まさに"見る前に飛べ"状態。
後日、納品前にオーディオフェスタで実際の音を聴けた時は安堵したものです。

音ですが、評論家の先生方やユーザーのみなさんが語り尽くした感がありますが、
私なりに。

聴き込んで驚いたのが、純度の高さです。
付帯音や固有音をほとんど感じない、ハイ上がりでもないのに情報量が多い。
高忠実度とはこのことかと目から鱗が落ちる思いでした。
心配していたケブラーコーンの癖も個人的には全く感じません。

音場感も独自の境地を感じています。サービスエリアが広いというか、
左右のスピーカーの間と周辺にホログラフィックに出現する音像がリスナーが
ベストポイントを外れても保持されて、ボーカルなど歌い手が本当にそこで
歌っているようです。

また、片ch8Wの管球アンプでもなんとか鳴るぐらい電流負荷は軽いので、
常識的な音量の範囲では、大方の機種で鳴らすことは可能です。
しかし、アンプの個性を見事なまでに引き出し、それは冷酷ですらあります。
その点はアンプ遍歴を重ねる向きには逆に魅力になるでしょう。

良いことばかりを書きましたが、好みに合わないと思われる方もいるかと。
スピーカーからの音を浴びるように全身で聴いたり、下腹にズシッとくる
いわゆる重低音を好まれる方はダメでしょう。HR・HMなどはあまり面白く
ありません。

総合すると、B&Wが一般家庭用の2chオーディオの限界に挑戦した傑作だと
思います。買うには相当の思い切りが必要でしたが、手に入れて本当に
良かったと満足しています。

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2012.8.9追記

上杉佳郎先生の文章には、当時の私にとっては魔力に近い説得力が
ありまして、真空管アンプに組み合わせる「オーディオあがり」の
スピーカーを求めていた私を清水の舞台から飛び降りさせてしまいました。

京都の石庭にも例えられた「スピーカー道楽の果て」に選ぶという
意味は、私なりにできる範囲でアンプを色々と試した体験から、
管球アンプ製作者でもある上杉先生が、アンプの特性を最大限表現する
モニターとしてその敏感さと、フルレンジでは得られない品位の高さ、
2WAYスピーカーとしての完成度の高さを評価されていたのだと感じています。

【SPEC】●形式:2ウェイバスレフ型 ●ユニット:1×25φダイヤモンド・ドーム・トゥイーター、1×φ180mmウォーブン・ケブラーコーン ベース/ミッドレンジ ●再生周波数帯域:32Hz〜33kHz ●出力音圧レベル:88dB ●公称インピーダンス:8Ω ●クロスオーバー周波数:3.8kHz ●外形寸法:230W×930H×375Dmm ●質量:25kg

マイルーム

夏はMOS 冬は球で
夏はMOS 冬は球で
リビング兼用 / その他 / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch

登録できない所有製品を挙げておきます。 [メインシステム] ターンテーブル:VPI SCOUTMASTER CDプレーヤ  :TEAC VRDS-25XS プリアンプ  :A&M C101 パワーアンプ :オーディオ専科 PROFESSOR2         (出力管:GoldenDragon 300B Super) [サブシステム] CDプレーヤ  :KENWOOD DP…

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