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カラヤン カラヤン!

五月の連休明けに、大きな企業の会長さんが見えられて丸一日オーディオ談義をされていかれました。
お年は私より少し先輩ですが、オーディオ歴は少し後輩でこんど新しい部屋=というかオーディオ専用の家を作るから話しを聞きたいというご希望でした。

いつものルーティンで一通り音楽をお聞き頂いたあと、メモを手に熱心にご質問を頂いたのですが、我が家に来た経験のある方ならもうお分かりの通りこの部屋は住宅メーカーさんの作ってくれたままの「ド・ノーマル」なので、音質向上策などを提案できることは一切ありません。

Q「後ろのカーテンは?」
A「オペラ・ハウスみたいでカッコいいから。ただし、バッフルなので後方の音を吸音する必要がありカーテンにしました。箱のSPだとカーテンはいけないと思います」

Q「床の構造は?」
A「三井ホームさんに聞かないと何とも・・・」

Q「スピーカーの上部がせり出しているけれど、その理由は?」
A「2階のお風呂の配管が出っ張るから出さしてくれ。と三井さんに頭をさげれて」
etc etc...

まったく参考に成らなくて恐縮至極でした。




さて、そんな話しも一服したとき、会長さんから思いも寄らない質問が飛び出しました。

「Logeさんは、どうしてLPで聞かれているんですか?CDやデジタルをメインで聞かない理由は?」

これまで考えてみた事もない話題だったので大層狼狽して「ごにゅごにゅ」と意味も無い様な返答をしたと思います。
あれから時々そのことを思い返したりしていましたが、やっと先日答えが見つかりました。

まず、申し上げたいのは
私は天地神明に誓ってLPの方が音が良いなんて思ってはいません。それどころか「音が良いってどういう意味だ?」という派なので、勿論そんな理由でありません。

理由は明快でした。「だって、CD盤を持っていないんだもん」

私は1970年代からオーディオを始めて、勿論その当時はLPがメインソースだからお小遣いを貯めたり、薄給から資金を捻出してレコードを買ってきました。

オーディオ機器もLPを再生するために揃えて来ました。結果CDが普及した時点ではかなりの量のソフトウェアとハードウェアが手元に有りました。

これからCDをメインにするには全てを御破算にしないといけません。
機械が上手く動作するまでに・・・欲しい盤を一枚一枚買い揃えるまでに・・・どれほどの時間と経済を注いだかは自分自身が一番良く分かっています。
もう一度いちからやり直せるかは、自問するまでもありません。

「CD盤に買い替えるお金も時間もないからです」が偽りの無いの気持ちでした。
逆の目線から見ると、会長の疑問ももっともだったと今ではわかります。

会長は1980年以降にオーディオをスタートされたので、CDの方が遥かに一般的で入手が簡単で、LPは趣味性の高いコダワリのメデイアと思われていたんでしょうね。
だから「なぜわざわざこんな高くて、不安定で面倒くさいものを?」と。

でも、私にとってはLPが一番身近に有った「普通」のソフトだったのです。

ここにソフトがあるからそれを再生する機械がある。
各々が好きなソフトに最適と思う再生環境で一生懸命頑張るから、幅が有って多様性のある、奥深い趣味の世界が形成されてゆくのでしょう。




さて、
先日アカハナさんがお見えになったとき、前回は「ボエーム」尽くしだったし今日はもう少しライトな曲にしよう。
ちょうど、新しいLPを買ったのでコロムビア時代のカラヤンを聞き倒したいなあ。と思ってお待ちしていました。



まずは、オペラの中のバレエ曲集
キレッキレの天才の芸です。特にタンホイザー。
私は20代に聴いて人生観変わりました。若い頃に聴いておいて良かったと思います。



レーベルは「ブルー&シルバー」または「ターコイズ」と呼ばれるデザイン。
あらゆるレーベルの中で最も美しいと思うものの一つ。この個体は「段付き」の極初期のプレス。
やはり、内面の美しいものは外見に出る。としか言いようがありませんなあ。


続いては 白鳥の湖  これは日本人に訴えるメロディですよ。カラヤン先生もすごいがチャイコフスキーさんのメロディーメーカーとしての才能は爆発しています。

そしたら、アカハナさん鋭いご指摘
「やっぱり、”あっち”の人の方が才能あるのかしらん?」
答えて
「そうだねえ、デザイナーやメイクのひと達もかなり”あっち”だよね。クリエイティブな才能と何か関係あるかもね」

気持ち悪いので以上終了!


お口直しに、スケーターズ・ワルツの入った「プロムナード・コンサート」

自由自在とはこの頃のカラヤン先生のことではないでしょうか。
全ての時間と音が、寸分の狂いも無く有るべき場所にあります。そして共通点としてこの時代のコロムビア録音は人類録音史上の一つの極点を形成しています。

さて、
私が若かった頃、本邦の音楽ファンの間にはアンチ・カラヤンこそ真の音楽愛好家だ。というような風潮がありまして(世界的かも?でも知らん)ものすごく違和感がありました。

目をつむって、うな垂れて心を裸にして音楽と対峙すれば何が大切かは自ずと分かる様な気がします。

そうこうしているうちに、これをデジタル盤で手に入れた方が見えると言う事で、今度聴かせて頂くのをすんごい楽しみにしています。

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