ベルウッド
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クラシック音楽ファン:よい演奏会があると知れば遠征もいといません。オーディオシステムは、音楽そのものを楽しむのが本来というモットーのもとにコストパファーマンス重視で小ぶりな装置を目指します。正統オーデ…

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静寂と響き 透明と色彩 (バズケロ邸訪問記)

バズケロさんのお宅を訪問しました。

アーシングメソッドの究極を極められたとのこと。矢も盾もたまらず遠州路をひた走りに走りその極めに極め、磨きに磨かれた究極の振動対策の音を聴かせていただきに伺ったのです。



まずは、恒例によりハーベス部屋で淹れ立ての珈琲をごちそうになりながら、くつろいだ談笑のひとときです。これはあくまでもJBL部屋に入る前に、旅で昂ぶってささくれ立った心を優しく平穏な状態に冷ますための腰掛待合のようなもの。



ところが…

このハーベス部屋にも、大変化が…!?

前回は、サブウーファーに三点ウェルフロートが適用され低域がよりクリーンに整えられたというところまでだったと思います。ところが今回はハーベスの足元そのものが大きく変わっています。一見、基本的には変わっていないように見えます。癒やし系の包み込むような部屋の響きも基本的には変わっていません。ところがよく見ると、スタンドの足元にはあの砂箱が…!!



その効果はとても大きい。癒やしであっても分解能の高いサウンドで、細部の描写精度が格段に上がっています。以前は、部屋の場所で響きの感覚が違い、それがそれぞれに心地よく、特に左手窓の横の壁際に素敵なコイジィなコーナーが見つかったりという楽しみがありました。ところが、今回は部屋のポジションによる響きがより均質となり、何よりも本来の正位置である中央ソファのリスポジがベストとなりました。

まさに2階席正面中央からステージをやや遠目に見下ろすようなサウンド。いかに床木の固体振動が薄霧のように沸き立って、部屋の響きを薄霧のように覆っていたのかということなのだと思います。



70年代のカラヤン/ベルリン・フィルのLPなど、見事なホール感覚です。これは、その70年当時の家庭再生音の模範のようなもの。高級木調家具のようなステレオセットから響く高い品格と豊かさに憧れた懐かしさがこみ上げてきます。


そうして、いよいよJBL部屋のにじり口をくぐります。



専用リスニングルームは、装飾のほとんどない機能性に徹した潔い部屋ですが、その簡素で静寂なまでに研ぎ澄まされた音響空間は相変わらず。それでも、ついには4台のマッキンのモノアンプは全てあの砂箱に収められているのです。



上流機器は前回も砂箱に載せられていましたが、その足元も徹底的に見直されたとのこと。基本的にはリジット系に統一されたとのこと。CDPの下もD-Propの下部とオリジナル脚のスパイクを組み合わせたものと、トランス直下にリジット支点を合わせた三脚+アースの変則4脚ということになっています。そのままクリプトンのボードと一体となって振動を抜き、重量級の砂箱に振動を沈めてしまうということなのでしょう。



そのサウンドは、振動に起因するあらゆる歪みとストレスからまったくフリーとなっています。どんなに大音響で鳴らしても、いわばあっけないほどに滲みも抑圧もなく音が抜けていきます。最弱音の静寂の音の一粒一粒から、劇的に立ち上がる大音響はそのまま天空まで突き抜けていきます。



音色にも濁りや油膜のような照りもギラつきもありません。色彩は水彩やパステル画のような透明感と輝きがあります。ピアノの低弦が沈み込むように響き、高域は滲みのまったく無い澄んだ音が冴え渡り、ピアノの大音響再生にありがちなハラハラ感や耳に刺さるストレスもありません。JBL4338のポテンシャルの大きさが存分に引き出され、しかし、同時に節度あるコントロール力があってクラシックも格調高く鳴らしているのはJBLというイメージや大型モニターの常識破りです。



JBL部屋のセッティングは、決して音場型ではないのですが、ここまで音響の精度がストレスフリーの純度の高さで再現されると、いままで見えにくかった位相精度や音像描写の細かな齟齬が聞こえてきてしまうところもあります。そういう微少な調性は、これから詰めていくということなのでしょう。

ここで対峙する一期一会の交歓のスペースは、静かに熟成を深めていくのだと感じ入りました。

この日は、地元のホテルに泊まり込みということもあって、深夜に至るまですっかり長居をさせていただきました。秋にしては熱い、熱い夜でした。

バズケロさん、ありがとうございました。

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