RICHEBOURG
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クラシックを聴いています。

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あれから1年

気がつけば、約1年振りの日記になります。
去年の8月末は、とても暑かったと思いますが、今年は、先週から涼しい日々が続き、一気に過ごしやすくなりました。

さて、この1年、実に色々な変化がありました。
丁度、良い機会なので、遍歴でも書いてみたいと思います。

1.2014/10〜
謎のBOX登場(写真失念)
クラシックを聴くには、如何してもハイ上がりだった我が家。元々はakahana邸で使われていたモノをご厚意でお借りし、定数変更を経て我が家へ。高低バランスの重要性を再認識しました。

2.2014/10〜
CDPの変更
REVOX B226に変えました。
約30年前のプレイヤーでしたが、色々と考えさせられるキッカケの一つとなりました。

3.2014/12〜
トランスとフェーダーの導入
謎のBOXに帯域バランスの重要性を教えられた後、コレを導入しました。
トランスはtelefunken製で軍通信用に使われていたもの。CDPとフェーダー間に入れています。
フェーダーはmaihak製(w66c)。
これらは、半世紀以上前のものですが、謎のBOXよりも、圧倒的に音抜け良しです。しかも、密度が凝縮される感じは、謎のBOXではありませんでした。
コレにより、C-800fは我が家での役目を終えました。

4.2015/4〜
スピーカーの変更
AMATIから、LOCKWOOD製のエンクロージュアに入った、タンノイはモニターレッド15に変更。アビーロードスタジオで使われて、まだ一度も箱の外に出た事のない、所謂、箱入り娘のモニターレッド15は、半世紀前とは思えない程、頗る綺麗な状態でした。
同時に、M-800aから、これまたakahana邸にあるモニターレッドの中にインストールされていたアンプに変更(無償貸与頂いたakahanaさん、重い電源トランスをハンドキャリー頂いたストラさん、ありがとうございました)。
実は、M-800aとAMATI homageを売却した後、2週間程、音無の生活をしました。
僅か2週間でしたが、時にリヴィングにこもり、脳内で再生しました。
時間をはかると、脳内再生が決まって早いのは、今となっては良い思い出ですね。
このスピーカーを入れて驚いたことを幾つか…
解らないなりに、散々と部屋の測定とシミュレーションをした私ですが、スピーカーユニット自体から出てさえいれば、部屋の特性は障害物程度。何の事は無いのだと、愕然としました。
そして、スピーカーとアンプはセットで考える。それを実感した機会でもありました。
変化?を語るのは早いかも知れませんが、奥行き感の違い、楽団の数も増え、そしてコントラバスも、トン、トンッと響きます。

5.2015/6〜
akahana邸のアンプに変わり、本命の真空管アンプを導入。
元々は50年代に英国空軍の施設で使用されていたシャーシ組みのアンプ。
しかし、特殊な回路だった様で、メンテは、結局、全バラから行われました。アンプ本体のトランスにはパルメコのモノが使われていたり、入力トランスには、BBCで使われていたマイク用のモノが採用されたりと、期待に胸を膨らませて待っていたのも記憶に新しいですね。丁重なメンテを経て我が家にきたのは6月でした。
そして、最初の第一音…
低音が出ない!出ない…!
怪鳥の叫び声とは、まさにこの事か。一から出直しです。
入力トランスを変えるか、ご提案いただきましたが、とりあえずはそのままのバランスで使うことに。3ヶ月経った今、前と同様に低音が出る様になりました。胸を撫で下ろした次第です。
変化を多くは語るに至りませんが、『クオリティ』への深化をしたとだけ。
球の在庫も当時の未使用ストックを幾つか抑えて頂いたので、暫くは楽しめそうです。

6.2015/9〜
引越しします。

と言うのも、以前は90〜100dB弱と大きな音量で聴いていましたが、モニターレッドになり、ffでも84dBと、随分小さくなりました。
エネルギー感があるので、大きな音量を必要としません。二階席から聴くイメージに近いです。
しかし、pp、時にpppまでもエネルギー感を伴って聴こえてくると、騒音の多い今の周辺環境が気になりだしたのです。
ならば、引越してしまおうと、一念発起しました。
お陰様で、部屋のノイズレベルは繁華街にあった今の部屋と比べて段違い。
多分、今のシステムでなければ、引越しのヒの字も無かったと思います。
大通りに面していて、暗騒音が40〜50dBあった今の部屋ですが、新宅は30〜35dBでした。床は、下地に遮音フローリング、更に鉛の遮音シート、フローリングと、複層になり、10cm程度かさ上げされる予定です。天井とサイドは、様子を見ながら対策していこうと思いますので、もう少し伸び代がありそうです(とは言え、飽くまで生活空間です)。
リビングというのは変わりませんが、広さは、大幅にかわります。
今の14畳(後ろのバーカウンターとキッチン込みで17畳)から約22畳の部屋になります。
写真はリフォーム最中ですが、新たに貼るフローリングは焦茶色なので、雰囲気はガラリと変わると思います。
広くし過ぎたので、オーディオとしては、また、一から出直しですが、私にできる事は、音楽をひたすら聴くことです。

7.自身の変化
システム、環境共に大きな変化がある一方で、私自身にも大きな変化がありました。
それは、クラシック音楽を聴く際に、一切、身動き出来なくなったこと。
お酒好きな私は、クラシックを聴きながら、お酒を飲んでいました。
でも、飲むと脳でシンクロ出来ません。
クラシックでは、定位がボケる、オケが構築出来ない。いや、それ以前に、飲む気にならないばかりか、身動きが出来なくなったというのが正解です。

同時に、機器への執着、愛情の様なものは無くなりました。そして、その様な執着や愛情が、自身の目を曇らせていた事も痛感しました。

近代のアーティストの公演も、厳選して、時間のある限り足を運んだつもりです。
過去の日記に書いている通り、SACDこそが最高のメディア、DSDこそが最高、最上と信じて止みませんでした。
無論、これは、大変貴重な体験として、心の中にしまっています。

そんは私が、今は亡きアーティストの奏でる音楽を聴くため、全てのSACDと機器を売却し、CDPを除けば、半世紀以上前の機器を手にしています。

幕を降ろすのには、非常に大きな葛藤がありましたが、新たに開いた幕からは、別世界(良い悪いの話ではありません)が観える様に感じています。
今となっては、現代の音楽がどう鳴ろうが、他のジャンルがどう鳴ろうが、関係ありません。それは、私には50〜70年代当時のクラシックという大切な主役がいるから。

そして、ここには自分の好みや趣向などが入る余地もなければ必要もなく、ただ、ただ、今は亡きアーティスト達が奏でる音楽の世界に誘われる様に、目を瞑り、ひたすら脳で再構築を行います。

目下の目標は、アナログですが、私の好みにするのでは無く、当時の再生環境に近づける事が目的です。
正確にはまだ私のモノではありませんが、◯ラード301のアナログで聴ける日を目標に、今は、自分の限られた環境で真摯に音楽と向き合う事を続けようと思います。





以上が、遍歴ですが、最後に一番大切なソフトの話を。
ソフト(音楽)は私にとって主役ですので、何れも大切ですが、その中に、私がアンプに火を入れる日は必ず聴く一枚があります。
それは、
クレンペラー指揮 マーラー『大地の歌』

極端な言い方をすれば、この一枚が無ければ、このシステムにはならなかったかも知れない。それほど、大切な一枚。

最初は漆黒だと思っていた告別には、光が射し込んでいる。そんな事が少し解りかけてきた気がします。
森羅万象、終わりは、また初まりでもある。
人の命は儚く尊い。だから、悔いのない様に、一生懸命頑張って、泣いて、笑って、楽しんで生きたい。
この曲を聴くと、明日への活力を貰う気すらします。
今後も聴き続け、積み上げていきたい一枚です。

ダラダラと駄文を綴りましたが、この様な遍歴を辿り、今に至ります。
モニターレッドが敷いた道は長く感じていますので、躓かないよいに、焦らず、歩を進めていこうと思います。

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持ち家(マンション) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / 16畳~ / 防音あり / スクリーン~80型 / ~2ch

今から半世紀前の再生装置を使って、その当時のクラシックを聴いています。 <システム構成> CD Player  : REVOX B226 Transformers : TELEFUNKEN Mil. Fader    : Maihak w66c PowerAmp   : R.A.F. (distributing agency by Paramount) Speak…

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