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<最新自己紹介> 2016.6.6 自分なりに音楽を楽しもうと思います。 第6ステージはまだ早かった。 2016.3.10 (?)追記 2016.2.26 先日第6ステージに入り…

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復活のダイヤトーン

皆さんこんばんは。今回は気楽に試聴記です。気楽にある程度感じた事を書いています。あくまで私の聞き耳に基づいた私的な試聴記なので話半分、真に受けないで下さい。


今週末は東京の自宅に帰っていましたが、昨日試聴記さんがアップされたダイヤトーンについての日記を拝見し、気になったので単身先に行く際に少し有楽町へ寄って聞いてきました。


会場に着いたのが16時前、脇目も振らず急いで6階に上がりダイヤトーンのブース前に。すると既にブース前には列が出来ていました。最終日の最終セッションなのに凄い人気です。






少し遅れて案内されたのでブースに入ります。ブース内の壁際はルームチューニング材の林となっていました。前方はQRDのディフラクタルと中央にサーロジックの和心、左右はサーロジック、後方はQRDのアブフューザー。フロントライブのリアデッド狙いでしょうか。天井は何もなし、床は深目のカーペット。解説の方の声などから判断して聴感上はデッドに感じました。






スピーカーの足はティグロンの特注品とのこと。スピーカーの他の機器構成はほぼオールZANDENでこちらも私が初めて音を聴くものです。DACはCHORDのDAVEでfidata のNASの姿も見えます。後ほど再生されたハイレゾ音源はこれらが使用された様です。他には電源にISOTECKのTITANの姿も見えます。これらの機器やルームチューニング材をぐるっと見回して気合いが入っているなーと感じます。ちなみに私の試聴位置はラッキーなことに立ち見ですがほぼセンターでした。


並んでいた人達がブース内に入ったところで早速セッション開始です。最初にメーカーの方の説明がありました。長くなると嫌だなと思っていると、必要十分の長さで切り上げて音楽メインで聴かせて下さいました。説明時間は50分の内5分程度が2回と最後のあいさつでした。個人的にはせっかく音が聴ける試聴会で技術的な説明時間を長く取られるとゲンナリするので好印象でした。


1曲目は現代ジャズでドラムメインのもの。所謂「優秀録音」です。ドラムの皮の張りが分かるかの様な鮮度の高い録音で、このシステムではその鮮度とスピード感が落ちていない様に感じます。

2曲名はロドガブのlive in Japanから天国への階段。この2曲を初っ端に持ってきた事からメーカーがアピールしたいこの製品の傾向が分かりますし、実際に聴いて感じたものも一致します。ピッキングのキレが素晴らしく、弦の震える様が見える様です。メーカーの方もリズムを取ってノリノリでした(笑)

3曲目はLPで女性ボーカル(ダイアナ・パントン)。口が小さく動きが見えるよう。なるほどやはりこういうシステム調整ですか…

4曲目はハイレゾ192-24でラトル・ベルリンフィルのベト4。うーん、これがハイレゾか…

5曲目はLPでアンセルメ・スイスロマンドのくるみ割り人形。うーん、これがキングスウェイホールか…。高音が耳に痛いなー。電源環境が悪いのかなー。

最後はLPでノジマプレイズリストからラ・カンパネラ。コレは私も音源を持ってます。うーん、コレがノジマのピアノか…。それにしてもピアノの高音が耳に突き刺さるなー。何が悪さしてるんだろう?


曲毎の感想は面倒になったので途中から短く端折りました。スミマセン。付け加えると、音が飛んできてステージは前に展開する方向性のシステムでした。


私が感じたこのスピーカーの特徴をサラッと挙げますと、まず異常な程にトランジェントがいいです。私の経験の中で現代機ではこれ程速いスピーカーは他に知りません。事前に九州の某アクの強いショップさんが評価しているという噂を知っていましたが、なるほど、あのショップさんがいかにも好きそうなスピーカーです。


次に、歪みを全く感じません。恐らく狙っている方向性が同系統だと思われるB&WのD3よりも、MAGICOよりも、YGよりも感じませんでした。新素材NCVの面目躍如といったところでしょうか。


最後に、音質にクセというか、主義主張がありません。無色透明、素の音、何も足さない何も引かない、とはこの音だ、という作り手の意志を感じます。これにも材質が寄与しているかと思います。この日のプレゼにもあった様に、この素材の固有音の傾向は私の聴感上も紙と同等に感じました。従って人間の感覚的に耳馴染みが良いのだと思います。


以上、パッと聴いた感じではこんなスピーカーだろうなと思いました。ただ、このスピーカーが上記の様な傾向なので、どちらかと言うと今日はザンデンの音を聴いていた様な気がします。次は他のアンプで聴いてみたいですね。


気になるお値段ですが、セッションの最後にメーカーの方が普通に話しておられました。ここで書いていいのか判断がつかないので一応伏せますが、どんな値段だろうと考えながら聴いていて私が考えていた上限よりややオーバーしていました。コレがFundamental RM10程度なら市場を席巻する夢が持てると思ったのですが…苦戦しそうな気がします。メーカーの方が話しておられた仕上げの塗りに値段が掛かるなら現状のものをスペシャルバージョンにして、簡素な仕上げのリーズナブルな通常版も設定しても良いかもしれません。


9月に発売とのことですので後は微調整程度ですかね?色々書きましたが、他には得難い強みのあるスピーカーだと思いますので機会があれば皆さん聴いてみられてはいかがでしょうか。ハマる人はハマると思いますよ。




さて、ここからはより私的な感想です。


この復活ダイヤトーンスピーカー、自分が使ってみたらどうなるだろうと思わせる魅力的なスピーカーでした。が、試聴会で聴かせていただいた音楽には心が動くものはありませんでした。正直言って聴いていて楽しくないのです。(例えばノジマさんの音源は私も持っていますが、あんなピーキーではなくもっと力強く訴えかけるモノがあります。)私的には帰りがけにチラッと寄ったディナウディオのワイヤレススピーカーの方が余程音楽が楽しいなと思えるものでした。(もちろん音のクオリティには大きな開きがありますが。)


トランジェントが良く、歪みがなく、クセもない、しかし音楽が楽しく無ければ私は意味がないと思ってしまいます。先に比較対象として挙げたB&WやMAGICOやYGは違います。それぞれが思う音楽の聴かせ方を感じる事が出来ます。私には彼らがクセや歪みを敢えて消し切らず、音楽を楽しめる隠し味を振りかけている様に思います。言い換えると彼らには比較的音楽性があるのです。


オーディオの楽しみ方は色々なのでコレはコレでいいとは思いますが、なぜか日本製品には音楽性より特性というこの傾向に陥る物が多い様に思えてなりません。もっと積極的に音楽の楽しさを伝えてくれる製品が日本から出てきて欲しいな、そう思う試聴会でした。

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AK120-64GB-BLK

IRIVER

AK120-64GB-BLK

直販サイト価格¥129,800(税込)

発売:2013年6月上旬

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1に携帯性、2に音質

2013.6.27記述

もともと気にはなっていたのですが、発売直後に在庫があったため長期出張の渇きを癒すため購入してしまいました。
私は3年前まではヘッドホン派でしたが、最近のヘッドホン・イヤホン・ポータブル市場には疎いです。あくまで据置SPシステムメインの人間が通勤用としての用途のみを考えたインプレと思って下さい。
現在の使用時間は50時間程度、エージングは10時間程度で初期段階を抜けて、その後は安定してあまり違いは感じていません。



1.AK120という製品の解釈

このDAPはとても立ち位置が微妙で、人によって評価がかなり変わってしまう製品だと感じる。その一番の原因は128,000円という価格だ。
正直言ってスペックだけを単純に見ると高いと思う。iPodを持っている人間から見るとこの価格なら2段3段の高級ポタアンを組み合わせた運用が可能であるし、単体DAPではHM-901というスペック上は明らかに上位の製品が同価格帯に存在する。(未聴のため音質比較は出来ません)
従って音質のみを考えた場合、コストパフォーマンスが良いとは感じにくい。


しかし、視点を変えてやると魅力的な製品になる。一番のセールスポイントはその小ささによる携帯性の高さだ。

私は3年前はiPod+iQubeを使用していて音質には満足していたがその大きさによる携帯性の悪さに挫折。割り切ってその後の2年間はiPhoneのみの運用。今春に音質が諦めきれずHP-P1を導入して2段生活に出戻りしていた。しかし、やはり2段は大きい。胸ポケットに入らないため満員電車の中では満足に使えず、折角の高音質が発揮出来るシチュエーションが限られしまい不満を募らせていた。
これらの経験から、私はポータブル環境は音質よりも携帯性が重要という考えとなっている。
携帯性を重視したいが音質も捨てたくないという考え方にこの製品はドンピシャなのである。

また、ソフト的な仕様も魅力的だ。
まずクラシックメインの私には必須のギャップレス再生機能が付いていること。据置のネットワークプレイヤーでもそしてDAPでもなぜか驚く程ギャップレス再生が可能な機種は少ない。
そしてDSDを含む全てのフォーマットに対応するという点も使用者の自由度を高めるという点で嬉しい点だ。


この様に、携帯性を軸とした総合力という点でこの製品を見直すと、価格は高いがなるほどその価値もあるのかな、という評価も出来るのではないだろうか。



2.音質

それでは音質についてインプレを行う。

現環境
AK120 → AUDIOTRAK SR1 → SHURE SE535



旧環境(比較対象)
iPod Classic → VentureCraft V73J2AK → Fostex HP-P1 → AUDIOTRAK SR1 → SHURE SE535



基本的に旧環境であるHP-P1との比較論になっているが、私個人の好みによる評価や拙宅据置システムを基本とした評価も加味したものになっている。ご容赦いただきたい。



音色はカッチリとしていて暖かくも冷たくもない、ニュートラルな傾向だ。真面目な日本的音作り(メーカーは韓国だが)で、据置で言うとアキュフェーズの様な傾向だと感じる。いや、アキュフェーズよりも更に遊びがない感じか。メーカーとしての音作りを全く考えず、素のままを出そうという意思が感じられる。個人的には下手に音作りをするよりも好印象だ。

帯域バランスはフラットだ。低域が厚めだという評をどこかで見たが、私はあまり感じなかった。むしろクラシックを聴くのであれば物足りない位だ。しかし、HP-P1との相対的な評価となると低域が厚く(特に響きが厚い)沈み込みもよい。

しかもこの低域の表現力がとても良い、これは特筆すべき点だと思う。低域だけではないのだが、このDAPは音像の芯から倍音や響きに至るまで潰れずに丁寧に滑らかに表現出来ている。特に弦楽器の低域やピアノの低域の表現力はとても良く感じた。

音の線は細めだが芯はキッチリとあり、細すぎて芯がやや物足りない感覚ではない。個人的には太さは良いがもう少し厚さを感じさせてくれると尚良い。

倍音成分や空間の響きも豊富に再生出来ており、HP-P1と比較して音場はかなり広く感じる。左右のセパレーションも良く、音場の広さに一役買っている。流石はデュアルDACだ。

HP-P1との大きな差は背景の静寂性で、音場の見通しが良く音像がより鮮明に浮き上がる。また、解像度や音の分離もすこぶる良い。かと言ってエッジを立てて無理に解像感を演出しようとしている感覚もない。


ここまで褒めてばかりだが、欠点もある。
一番気になるのは音がカッチリとし過ぎていてしなやかさに欠ける点だ。細部を潰さずに滑らかに表現する力があるのだが、カッチリしている音のためどうしても音が縦割りになってしまい有機性を感じられない。音楽よりも音を聞いてしまいがちになる傾向だ。ただ、この点は私のケーブルSR1も影響している様な気がしている。ゆくゆくはよりしなやかで有機性を感じられるケーブルを吟味して変更したい。
また、これは好みの範疇だがあまりにフラット過ぎる。もう少し低域と中域を盛った方が全体的に安定感が出て音楽が楽しく聞けると思う。だがこの商品のコンセプトが「持ち運べるモニタリング環境」なのでこれはただの難癖か。



3.使用感

ここまで2週間使用してみて概ね満足出来る使用感である。一度もフリーズやバグには遭遇していない。安定性は合格点を与えられる。

タッチパネルは小さめでレスポンスもやや悪く、iPhoneの様にスクロールもサクサクとは行かないがストレスが溜まる程ではない。ただ、左上の戻るボタンが押しにくく、しばしば誤って違う操作をしてしまうことがある。

横から突き出しているボリュームは、胸ポケットに入れる私の使用方法ではロックしなくても一度も誤作動を起こしたことはない。ただしダサい。

iPhoneと違って側面の物理ボタンで再生、一時停止、曲スキップが可能なのは個人的には嬉しい点。

付属の本革製カバーは質感も良く、手にも馴染み易い。



4.まとめ

纏めると、この製品は音質という一点のみで考えるのではなく、音質プラス携帯性・ソフト的な対応力の高さ・操作性という総合力で考えてやるべき製品だと感じた。そして、その総合力に価値を見いだす人間ならば導入しても不満はないのではと感じる。それほど音質も良い。

最後に、この製品は音質傾向にせよ、総合力を売りにする製品作りにせよ、いかにも日本のメーカーが作りそうな製品なのだが残念ながら日本のメーカーの製品ではない。私が無知だからかもしれないが、現状このレベルで高い総合力を誇る製品は他に見当たらないため、今後日本のメーカーにも頑張って対抗商品を作って欲しいと思う。特に音作りを放棄した製品であるため、上手い聞かせ方をしてくれるものが対抗商品としてあると個人的に嬉しい。○ニーさん、いかがでしょうか?

【SPEC】●内蔵メモリー:64GB ●対応記録メディア:microSDカードスロット×2 ●周波数特性:20Hz〜20kHz(±0.02dB)/10Hz〜70kHz(±0.2dB) ●S/N比:113dB ●クロストーク:-128dB ●THD+N:0.0008% Typ ●クロックジッター:50ps ●IMD:0.0005% ●インピーダンス:3Ω ●インターフェース:USB 2.0端子/光デジタル入出力端子/ヘッドホン出力兼用光デジタル出力端子 ●対応フォーマット:FLAC/WAV/ALAC/AIFF/FLAC/WAV/ALAC/AIFF ●外形寸法:約59.2W×89.1H×14.4Dmm ●質量:約144g

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家族で音楽に浸れる空間を目指して
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<最新マイルーム>2016.2.4 唐突に復帰しました。 後日日記でご紹介しますが手短に現状を。 <システム構成> EMT 930st or Philips LHH700 ↓ FM acoustics FM255 or P&G PAF-1120W ↓ FM acoustics FM411 ↓ Dynaudio Sapphire <機器選択ポイント> 基本的な考え方:…

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