田舎のおじさん
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長崎の片田舎でひっそりと暮らしている「オーディオ大好き」のおっさんです。オーディオは大学入学直後からですので、もう25年以上やってます。 しかしマニアには程遠く、ライト・オーディオ・ファンといった所に…

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DG58導入記~その2「SMOOTH」について~

phileの皆様、明けましておめでとう御座います。昨年はお世話になりました、引き続き今年もヨロシクお願いしますm(_ _)m

、、、と言う訳で「本編」に参ります。



DG58導入記も、その2となりました。今回は表題にもあるように「SMOOTH」VOモードについて検証してみたいと思います。



Ⅰ)シンプルVOで今回初お目見え「SMOOTH」について、、、
 

 今回のDG-58一つのトピックになるのが、このSMOOTH・VOICING(以下SM-VOと略)になります。これはシンプルVOに分類してある此のモードでVOを実行すると、DG-58自身が付属マイクで測定しながらVOの目標カーブを自動設定して行くという仕組だという事、  
 Accuphase社の話だと「SP&部屋の特性を盛り込んだ目標カーブ」となるらしく、フラットVOに比べると、より聴感上自然な音で「手軽に」音楽が楽しめるという触れ込みでした。
 それならば「試さずにおれるか!」という訳で早速SMOOTH・VOにチャレンジしてみます。

 と言ってもやることは至ってシンプル。VOICING欄・左端下段「SMOOTH」をタッチするのみ。

 前回~その1)のVO手順に従い測定を行うだけでOK。HOME画面に戻り、結果を閲覧したい方はRESULTをタッチ、直接EQを行いたい方はEQUALING欄の上段・EQUALIZERをタッチしてEQに移行します。念のためEQ行う前にメモリーの名称をEDITし、一旦データ・セーブした後EQ作業に入ると後々便利です。そしてEQカーブの編集中は画面左端上に(普段はメモりーNoとEDITした名称が出ますが)メモリーNo(EDITED)と表示されます。

 で、肝心の音がどうなるか?ですが、、、第1印象としては
「案外使える」という事。

 DG- 48の場合は、フラットVOの後EQ作業に入りましたが、まずそこで取り組まねばならないのが「音のヌケ」を良くする為の試行錯誤でした。私の場合それに数ヶ月以上費やすことも珍しくはありませんでしたので、今回のシンプル・VOは、SMOOTHにせよ、FLATにせよ、最初から「音のヌケ」は担保されている訳ですから、あとは聴感で自分好みの音調に近づけて行けば良いのです。この「『音のヌケ』が担保されている」事だけでもDG-48→DG-58へグレードアップした恩恵が十二分に実感出来ます。しかし最終的にはEQで多少の手直しは必須ではないか?と。
 ジックリと聴いたら気付くのでありました(^_^;)

そしてVOの結果を参照しながらEQする場合、今回新たに設けられたのが、、、「EQUALIZER+VOICING RESULT(以下EQ+VO・REと略記)」機能です。これなんぞや!?読んで字の如く→EQの画面にVOの結果を同時に表示させる機能。で御座います、、、

出来ればVO前(VO-OFF状態)&L/R別も表示出来ればベストでした(これは次回~その3~以降別項で後述しますが、マイナー・バージョンアップでも可能かと思われますのでAccuphase社に話をしてみたい項目です)が、取り敢えずSMOOTH後のEQ作業での効率を考え合わせると大変助かるモードなんです。。。

 ところが、この機能タダでは見られない!のです
えっ?何故って!?

 それはDG-58のデフォルト設定では、折角の機能がOFFになっているからなのです(>_<) なのでDG-58を購入し、初期設定を行うときCONFIGURATIONの第二画面で「EQ+VO・RE」をONにしておかねばならない、と言う訳。 う~ん、こんなトコロがAccuphaseの詰めの甘さですね。今回のDG-58も使いこなしていく過程の中で、こと機能・操作面での詰めの甘さが露呈するようです。此の部分はDG-58導入記、最後に「機能・操作編」を書きますので、その中で今回の不備・不満点、今後・直近の希望をまとめて検証し記載予定にしたいと思います(勿論リモコンについても、、、デス)。


Ⅱ)では私の場合、SMOOTH/VOの後、どのような調整をしているか(現在進行形)?

 先ずFLATとSMOOTHの結果(勿論画面ではVO・ONになっています)比較です。

まずはFLAT


次にSMOOTH


で、VO・OFFの測定結果はどうなっているかと言えば(→私の部屋における「素」の測定値の事)
VO・OFF


DGシリーズは、マイク測定を行った結果に基づき目標カーブに近づけるような補正を掛けるのが特徴ですが、FLATにしてもSMOOTHにしても(マイクセッティングの位置が変わらないならば)当然ベースとなる測定値に違いはありません。
 要はFLAT・VOとは基本値測定後に補正を行い低域~高域の特性を画面上の基準線(0dB)に出来るだけFLATな状態で近づける事を指し、
SMOOTH・VOとは基本値の測定をしながら、DG-58が自動で判断・設定した目標カーブに近づけるような補正を行う事を指すのです。

 ではSMOOTH・VOを行った時の音傾向は、FLAT・VO時とではどのような違いがあるのか?から検証して行きましょう。。。(両方ともまだEQは掛けない状態)

①FLATでは平坦な2次元的音場(広がりは有っても、意外と奥行きが出ない、高さが出ない)が特徴のようで、これが「FLAT・VOの音は面白くない」と言われる所以だと思われます。それに音像も、やや薄く・存在感に欠ける傾向が有るかと思います、これもFLAT・VO不評の一因かと。そして音の傾向は「ややハイ上がりに聴こえ、音像も少し薄め」に感じられます。

それに対しSMOOTHでは、、、
 
 FLATに比べると音場が3次元的に感じられ、音像にも実在感が出て来ます。これが「案外使える」と記載した要因なのですが、ではコレでパーフェクトなのか?と言われれば「いえいえ、そんな事は有りません(多分)。

②ただし「音のヌケ」はFLATでもSMOOTHでも「スルー」と同じ位と思われますので、これはDG-48から58が確実に進化した部分と捉える事が出来ます。

 当然上記の傾向は私の部屋&SPで感じられる場合なのですが、以下の傾向も感じられました。

③FLAT後はEQで全帯域を調整しなければならない、、、いわゆる「イチからの音作り」であり追い込みにも時間が掛かりそう。しかしSMOOTH後はEQで一部分の帯域を「チョイと手直し」すれば、かなり追い込んだ音になる。なのでDGシリーズ初体験or初導入者にとって此のモードこそがDGの使いこなしに於ける福音となると思う。(正し第一歩という意味なんですけどネ)これを切っ掛けにDGシリーズの面白さに気が付いて、カスタムVO&EQに進んでいく方達が増えることをAccuphase社としては望んでいる模様。。。

④私の部屋での測定結果、以下の傾向が分かります。

ⅰ)低域のピーク→50Hz近辺
+6dB前後
ⅱ)低域のディップ→63~112Hzの範囲で
最大-9,5dB


ⅲ)中高域は凹凸が続く

ⅳ)超高域はダラ下がり

ⅴ)L/Rの周波数特性の差違が目立つ

SMOOTH・VO補正後の結果を見ると、ピーク値はやや抑えられ、逆にディップは+方向に補正が掛けられているコトが分かります。また中域~高域の凹凸は、それほど補正が掛かっていないように見えます。
画像はⅡ)-SMOOTH参照

※またL/Rの特性差はかなり押さえ込まれているように感じます。


以上の事から推察すると、SMOOTH・VOに於いてマイクで周波数特性を測定しながらDG-58が自動設定する「目標カーブ」は、、、
極端な凹凸は(特に-側に振れた周波数部分は大きく)補正しながら、僅かな凹凸を残しつつ、※そしてL/Rの特性差はキチンと補正して揃える、、、のでは無いでしょうか?


以上を鑑み私のSM・VO後のEQで行う補正は

・先ず低域の出過ぎでウーファーを傷めないように50Hz付近のピークをやや抑える、それ以下はダラ下がり。

・それより上の周波数帯域に見られるディップ(63~112Hzの範囲、最大-9,5dB)を少し凸方向へ補正を掛ける→ただしEQし過ぎると声のベーシックな部分に「音の籠もり」が発生するので、ギリギリの所までで補正を止める(聴感で確認しながら)。

・声に関わる主な周波数帯域(180Hz~1kHz)はやや持ち上げる。

・中高域の凹凸はそのまま残す。

・超高域のダラ下がりの最も上の周波数(90kHz)を心持ち上げて聴感上のアクセントにする(→端的に言って90kHzを持ち上げたって可聴域外の部分ですから「音なんて変わるわけ無いじゃん」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが。。。実際は何処の周波数ポイントを動かしても音は変わります)、まあ最高域をほんの少し上げる事はEQカーブを視覚的に捉えた場合の思い込みも含まれているように感じます。


、、、と現在のEQでの補正は以上となっています。


Ⅲ)今現在のSMOOTH・VO&EQ使用での(私なりの)完成度は?

 DG-48での経験に照らし合わせてみると、完成度70%と言った所でしょうか?現在はどのジャンルを聴いても「まあまあ、リラックスして聴ける」といったレベルと理解して頂ければ分かりやすいかなぁ。
 DG-48の時は大雑把に言って①クラシック向き、②JAZZ向き、③ロックポップス向き、④J-POP向き、と計4種のEQカーブを(勿論FLAT・VOがベース)使い、ジャンル毎にEQカーブを切り替えながらCD/SACDを聴いていましたが、各々のEQカーブは約2年間で追い込んで、結果を見ると「ほぼ同じ形に」収束していくように感じていました。
 勿論微妙な違いはありますが割とDG-58でのSMOOTH・VOの結果に結構似ているのがとても興味深いです。。。

 ですから今後又時間を掛けて様々なジャンルのソフトを聴き込んでいく過程の中でEQカーブを追い込んで行けばジャンル毎のEQカーブが微妙な違いを見せてくるのかも知れませんね。


Ⅳ)まとめ

 今回のDG-58トピックの一つであるSMOOTH・VOでしたが、メーカー側のW氏とのTEL・会話の中で氏がこのSMOOTH・VOにかなりの自信を持ってる事が分かりましたので納品直後からFLAT・VOもそこそこにSMOOTHモードの出来を確認してみた私。結果的に納品直後から此のモードを試して良かったと大いに満足しました。

 私自身DG-48導入時にあれだけ苦しんだ「初めて扱うジャンルの機器に慣れる」事、これが如何に困難で、初心者を苦しめているか? 今回はAccuphase社が此の事に気が付いて48から58へと機能を大きく変化・進化させた結果が「SMOOTH」モードの搭載へと繋がり、此の部分に関して言えば「大成功」を納めたと言えるのではないでしょうか?

 DG-58は今までのDGシリーズの機器と違い、導入~慣れ~使いこなし、、、という一連の流れが初心者にも分かりやすく「敷居が低い」という特徴が有ります。カスタムVOに手を出さないのであれば、付属のクイックマニュアルさえ手元に置いておけば取説に頼る必要も殆ど無いと思います。

 そして当然、最も重視しなければならない「音」という観点からしてもDGをシステムに導入する事で今まで聴感上感じていたデメリットも極小に抑えられていますので、安心してルーム・チューンの一助となるでしょうし、今現在58以前のDGシリーズをシステムに組みこんで音作りを行っている方々にも58の音の良さ(→音を悪くするデメリットが殆ど無い)を考慮に入れれば、やはり機器の更新を考えるのが妥当だと思います。


、、、それでは今回はココまでにいたします。
それではDG-58導入記~その3~までご機嫌よう

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TSM-2201-LR

TAD

TSM-2201-LR

¥OPEN(予想実売価格ペア15万円前後)

発売:2010年11月中旬

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気持ちの良い「カマボコ型」

デスクトップのスピーカーが先代ビクターSX-M3から、TAD-TSM-2201-LRに変更されて2ヶ月が経過しました。音の方も「エージング」が進み安定してきましたので、レビューしておきたいと思います。


外観、、、その特徴的な「Σ形状」により「内部定在波」の低減と「キャビネットの高剛性化」を図っているとの事(メーカーHPより)。ふむふむ、なんかテクノロジーっぽいモノを感じさせてくれますよ(^o^) もう一つHPには「反射音のレベルと時間を調整云々」とありましたが、正直何のことかサッパリ分かりませんのでスルー、、、(済みません無知で)

音質、、、一言で言うと「元気がよい」「ナローレンジ」な音と言って良いと思いますね。元々デスクトップでもクラシックを聴いていた私。 しかしメインシステムの調整が進むにつれて「デスクトップでクラシックは、もう聴かないだろう、、、」との思い、そしてその時点で「ロック・ポップスと相性の悪い(今は違いますよ)メインシステムで聴くロック・ポップスに嫌気がさしていまして、「綺麗で伸びのあるSX-M3のマグネシウム・ツイーターの音」とお別れした次第。
なので、当然TAD-TSMの音はそれと「対極」にあるのでありました。そこそこヴォリュームを上げて聴くと「モニタースピーカー」らしいピシっと決まる定位感、いわゆる「カマボコ型」のF特(HP上のデータでは多少バラツキがあるものの20kHzまで高域は伸びていますが、現代の流れからすると伸びているとは言えないかも知れません。実際ニアフィールドで聴いていますが、聴感上は完全なカマボコ型です)らしい「破綻のない音」。

それゆえに「クラシック以外」なら何を聴いても「パワーが入っても」破綻しない、安心して聴く事ができる音になっているという訳ですね(^_^)v

デスクトップではヘッドフォンアンプ/FOSTEX HP-A7をUSB-DAC代わりに使用してPC&NASに格納した音楽データをBGMとして「流し聴き」していますが、仕事中のBGMとしては何ら文句の付けようがありません。

土曜日、仕事が終わりヴォリュームを上げて聴く「ロック・ポップス」、、、B'zやPerfumeなんかは最高に楽しいです、どのジャンルの曲を聴いても「カマボコ型」を意識させるナローレンジな音なのですが、低域の量感などはその「ナローレンジ」のおかげで、かなり豊かに聴こえ、ナローレンジと言っても「絶対的に高域が出ていない」事はありませんから十分高域も合格点をあげられるのです。

こうなると、このTAD-TSM-2201-LRを本領をさらに発揮させたくなるのがオーナーとしての人情(愛情)というモノ。
今のプリメインアンプ(YBAのエントリー機)をグレードアップしたくなってきましたね、メインシステムのLANケーブル選びが一段落したら、次のターゲットはここ、デスクトップになるかもしれないのです、、、

あっそうそう、書き忘れていましたが(以下追記)、付属のゴム足、これはイカンです。音が鈍ってしまいますから、今インシュレーターを発注しているところ(ウッドブロックというかキューブ)です。これが合うかどうか見物(聴き物?)で御座いますね(^_^;)

ではまた!

【SPEC】●型式:2ウェイ/密閉型 ●ユニット:LFドライバー 20cmコーン型、HFドライバー 2.5cmメタルドーム型 ●最大入力:160W ●再生周波数帯域:50Hz〜40kHz(-10dB) ●出力音圧レベル:86dB(W/m) ●定格インピーダンス:4Ω ●クロスオーバー周波数:2.3kHz ●外形寸法:260W×348H×253Dmm ●質量:7.8kg(1台)

マイルーム

モメンタム絶好調。。。後はフィニッテのラックかな?
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持ち家(戸建) / その他 / オーディオルーム / ~12畳 / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch

他の方々の素晴らしいお部屋を見る度に、自分の部屋どうにかならないかなあと思いつつオーディオしております。汚くて恥ずかしい(変形12畳=L字型)、、、H25/3,19時点のセッティングがこれです。 相棒・ソナスファベール/ストラディバリ・オマージュ、このSPを鳴らしきる事。これが究極の目標となります。  、、、SP後ろコーナー処理の画像です(チューブトラップ)。  そして現在は部屋の音響特…

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