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親からオーディオ機器を引き継いだのをきっかけにずぶずぶと。今はPCオーディオ中心にいろいろトライしています。 でも今のところ旧来のオーディオに超える音は出てくれない。

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Roon OS(ROCK)をAMD Ryzen 5 3400Gで動かす

Roonのライフタイムライセンスを買ってから早1年強。うちの特殊な環境(=DACを2台使ったデュアルモノ)ではASIO Channel Mappingが使えない再生ソフトはNG。ずっとfoobar2000、HQ Playerを使い続けていたのですが、RoonとHQ Playerが連携できることが分かり、試してみたら非常に便利かつ音も悪くなく、その勢いでライフタイムライセンスを買って今に至ります。
※HQ Player 4でASIO Channel Mappingがオミットされて絶望したのですが、問い合わせてみたら表に出てないだけで内部機能としては生きてるからHQ Player 3の設定ファイル移植すれば使えるという回答をもらって一安心。無事HQ Player 4で使えています。

TIDAL, Qobuzも契約していてるのでローカルの音源とストリーミングの音源が全部Roon上に紐づけされるのが非常に便利。更にうちは2つ+αのPCオーディオシステムがあるので、全部Roon上で管理でき、例えば、メインシステムで聴いていたのをサブで続けて聴いて、そのままiPadに転送して寝ながら聴くってのも便利。今ではRoon無しで成り立たないオーディオライフとなってます。以下のようなネットワーク図です。

http://pcmdsd.com/Column/img/NW_System-01.png

さて、今までRoon CoreはWindows 10上で動かしていたのですが、ここまで自分にハマっているならRoon CoreのためだけにPCがあっても良いなと思うようになりました。でも、素直にNucleus買うのは天邪鬼な自分に合わないし、Roon OS※を動かすために公式推奨している、というか実質唯一対応となるIntel NUCもピンと来ず。海外にはカスタムLinux OS上でRoon Serverが動く、オーディオサーバーみたいな製品も数多く出てますが、なんかそれもねえ?といった感じで、どうしようかなと結構長く考えていました。
※Roon OS、今は名前を変えてROCK(Roon Optimized Core Kit)となっていますが、ROCKという名称はしっくりこず、以下Roon OSと表記します。

せっかくならRoon OSを使いたいので、どういう環境なら動くのか、Roonのドキュメントを読んでみると以下のことが分かります。
https://kb.roonlabs.com/Roon_Optimized_Core_Kit

・Roon OSはLinuxベース
・Legacy Boot対応必須
・USB-LANはどうも動くらしい
・圧縮コーデックのデコード用にffmpegを入れる必要がある
・メモリは8GB、SSDは256GBあれば十分過ぎるほど
・Roon OSのいかなる変更、また対応するNUCのハードウェアの変更はサポートしないこと
↑特にこれは繰り返し強調して書かれています

うーん、全然分かりません。でも、とりあえずPC組んでRoon OSが動かなければ、またなんか他の手段を考えることにします。

次はPCの選定。もう自作しかないかなと。まずはケースから選ぶことにしました。

ファンレスケース、更にはそれと組み合わせて使うリニア電源をラインナップに持つHDPLEXがあるのは知っていましたが、個人的にファンレスで処理能力の低いCPUを使うのはRoonに合ってないなと感じています。処理能力の高いCPUを低回転のFANで適正温度下で使う方針にしました。更に、自分のオーディオポリシーとして、壊れにくいこと、また壊れたとしても容易に代替パーツが入手できることは必須です。となると、それなりに普及しているプラットフォームに対応しているケースとなります。

色々探しているうちにStreacom DA2が見つかりました。MINI-ITX対応であり、ATX/SFX電源が使えます。構成自由度が高く、FANもでかいのが載せられます。見た目もカッコいい。ちょっと高いのが難ですが、まあこんなもんかなと。ケースは決まりました。

・ケース:Streacom DA2
https://streacom.com/products/da2-chassis/

次はMINI-ITXでCPUは何を使うかなんですが、、、天邪鬼と言ってもさすがにIntel CPUを使い続けていましたが、どうも最近AMDが良さそう。特にcTDPで発熱量下げられるのが良いということで、AMDにしました。Athlon FX-60、Opteron 285以来のAMD CPUです。
M/BでMINI-ITXとなると、、、最近はほとんどWiFiがついてるんですね、WiFiは使わないので、ベースグレードのASRock A320M-ITXにしました。

CPUは、Roon OSが動かない場合には、Windowsを動かす可能性もあったので、APU入りで無難に2400Gかなと思ってましたが、悩んでいるうちにZen 2世代が発売、レビューを見てみると性能はほとんど変わらないもののCPUとヒートスプレッダの接着がグリスからハンダになっているということで、放熱量に明確な違いがあったため、3400Gにしました。もっとも3400GはCPUのバグ起因で最新のLinuxでは起動しないという問題も分かっていたため、Roon OSが動かない可能性がさらに増したわけですが…。
CPUクーラーもケースからおのずと絞られました。

・M/B:ASRock A320M-ITX
https://www.asrock.com/mb/AMD/A320M-ITX/index.jp.asp
※デフォルトBIOSでは3400Gは起動しないので、ショップのBIOSアップデートサービスを利用しました

・CPU:AMD Ryzen 5 3400G
https://www.amd.com/ja/products/apu/amd-ryzen-5-3400g

・CPUクーラー:Scythe SCCT-1000
https://www.scythe.co.jp/product/cpu-cooler/scct-1000/

メモリはRoon OSなら8GBあれば十分ですが、動かない場合も考えて16GB。ノイズ源は少ない方が良いということで、シングルチャネル。M/BがECC Unbufferedにも対応しているので、意味があるか分からないですが対応品を。

・CENTURY MICRO CD16G-D4UE2666
http://www.century-micro.co.jp/product/retail/cd16g-d4ue2666

SSDは256GBあればRoon OSにしても他OSにしても十分ですが、256GBだと書き込み/ランダムアクセス性能が落ちるモデルが多いので、512GB近辺のモデルを。SLC/MLCは魅力的ですが、高いし、入手性に難ありなのでパス。それでも選択肢は多いので悩みどころだったんですが、スペックシートをよーく眺めていると、M.2はアイドル時省電力なものの、書き込み時の変動が極めて大きいものが多い。SATA、しかもEnterpriseモデルが良いかも?といったところで、これにしました。

・SSD:Seagate XA480ME10063 480GB
https://www.seagate.com/www-content/datasheets/pdfs/nytro-1351-1551-sata-ssdDS1992-3-1811JP-ja_JP.pdf

家全体を10GbEしかもオプティカルで統一している最中なので、NICは必然的にこれに。Roon OSで認識するかどうかは知りませんw

・NIC:Intel X710-DA2
https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/products/network-io/ethernet/10-25-40-gigabit-adapters/x710-da2-10gbe.html

電源ですが、ケース構成からATX電源よりもSFX電源の方が合ってそうです。いつもならSeasonicなんですが、SFX電源は無いので、どれにしようかなと色々比べるとCorsair Platinumシリーズが良さそうです。450W、600W、750Wとありますが、この構成なら450Wで十分。しかし、測定値を見てみると、600Wモデルが120Wを超えないのであれば一番良さそうです。
電源選ぶときはここのレビュー、測定結果を参考にしています。
https://www.tomshardware.com/
https://www.cybenetics.com/index.php?option=power-supplies

・電源Corsair SF600 Platinum
https://www.links.co.jp/item/sf-platinum/

ファンは9cmと14cmが一つずつぐらいで良いかなと。ずっとAinex Omega Typhoon派だったんですが、最近Noctuaが気に入ってます。ケースファンとCPUファンは兼ねることにして、CPUクーラーに付属のファンは外して運用します。

・ファン:Noctua NF-A14 PWM、NF-A9 PWM
https://noctua.at/en/nf-a14-pwm
https://noctua.at/en/nf-a9-pwm

さて、何か気が向いたので、いつもは避けるノイズフィルタ系も入れてみることにしました。ファンは良いとして、メモリスロットに挿すのは、M/Bの電流制御に影響しそうで怖いんですが、、、。

・メモリスロット用ノイズフィルタ Elfidelity AXF-75
http://www.fastcorp.co.jp/product/elfidelity/AXF-75/index.html

・SATAノイズフィルタ Elfidelity AXF-94ULTRA
http://www.fastcorp.co.jp/product/elfidelity/AXF-94ULTRA/index.html

・ファンノイズフィルタ SOtM FAN noise Filter2
https://www.sotm-audio.com/sotmwp/english/portfolio-item/fan-filter/
※Elfidelityのにしようと思ったんですが、在庫切れでした

ついでに、ケーブルにシールドテープ巻き巻きするのも面白そうだなと、以下も買ってみました。

・ノイズビートテープ
https://keytech.ntt-at.co.jp/noise/prd_5014.html
・シールドメッシュ
https://oyaide.com/catalog/products/p-332.html
・フッ素テープ
https://oyaide.com/catalog/products/p-1549.html

さて、上記構成で組んだのがこちら。Streacom DA2、組むのに苦労しました。


テープ巻き巻きしてたところで飽きて、とりあえず起動確認しながら、おもちゃのEMIメーターで測ってみたら、ケーブルからの漏洩よりもSSDのコントローラ基板からの漏洩が遥かに大きかったので、途中で巻き巻きするのやめましたww

で、Roon OSを入れてみるわけですが、、、


あっさり動いちゃいました。というわけで、特に何もすることなく、AMD Ryzen 5 3400GでRoon OSとなりました。Intel X710-DA2も認識しています。ハマったのは、Roon OSはSMB3/Jumbo Frame未対応のようで、SMB3、SMB2+Jumbo Frameに限定しているNASとかにアクセスできなかったことぐらいです。今までの環境からの移行も、バックアップ書き出しておいて適用、そのあとストレージ指定するだけでこれも難なく終わりました。予定していた場所において移行完了です。

さて、音質ですが、これが予想していたよりも良くなってびっくりしました。高さ方向の表現が抜群に良くなりました。LINNのPhilip Hobbs録音に代表されるLRのパンがかなり極端で、しかもちょっと前方定位的な音源が今までどうもしっくりこなかったんですが、ストレスなく聴けるようになりました。特に低弦の定位とか音像に違和感が無くなったのが大きいです。

何が効いたのか分かりませんが、まあ良くなったので良しということで。現環境はこんな具合です。

http://pcmdsd.com/Column/MySystems.html

かかった費用は大体17万円弱。もう少しでRoon Nucleusが買えたなあ...。まあ、今後もRoon OSが動くかどうかは分かりませんし、決してお勧めしませんが、一体験談として。

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CC1

GRIMM AUDIO

CC1

¥522,900(税込)

発売:2008年

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いろいろな音質が楽しめる

Grimm Audio CC-1

PCオーディオにはクロックが必要不可欠でしょう!という思い込みから導入しました。
クロックの供給は以下のように行っております。
TASCAM DV-RA1000HD→Grimm Audio CC-1→LynxAES16e,LynxAurora8

確かに音像はピシッと定位するようになり、各帯域の解像度は向上します。
ただ、Antelope OCXのように低域がぐっと出てくるようになるわけではなく、非常に現代的な鳴り方といいますか、俯瞰しているといいますか、一歩引いたものになります。

ここの好みは人それぞれだと思いますが、自分の環境及び好みだと、ボリュームをぐぐっと上げた時に高域がヒステリックになりがちと感じたため、第一感はこりゃ失敗したかな、でした。

ただ、音質はCC1をマスターではなくスレーブで動かすことによって、方向性をやや変えられます。同時期に導入したTASCAM DV-RA1000HDをマスターにすることによって、幸いにもちょうどいい感じになったため、それで常用しています。

他にも店頭にCC1を持ち込んでAntelope OCXをマスターにしてみたりしましたが、OCXのバランスのまま、解像度がぐっと上がるような感じで、マスタークロックを生かしつつ、質を上げるような効果を持っていると思います。
(ものは試しで、ルビジウムを突っ込んだOCXをマスターにしたら、どうなるか聞いてみたいところです。)

【SPEC】●ワードクロック入力インピーダンス:75Ω ●ワードクロック入力スレッショルド:>0.5Vpp ●ワードクロック出力インピーダンス:75Ω/30Ω(low:選択可能)●ワードクロック出力電圧:2.7Vpp(終端あり)/5.5Vpp(終端なし) DC coupled ●ワードクロック入出力レイテンシィ:<50ns(入力クロックのジッターによる) ●内蔵クロックジッター:2.1ps RMS(above 10Hz) ●クロック周波数(マスターモード):44.1/48jHz(および、その2倍、4倍)±10PPm(5-50d℃)●PLL性能(スレーブモード):90dB減衰@10Hz60dB/dec改善)●頻度ロック範囲(スレーブモード):±50PPM ●最大動作気温:50℃ ●消費電力:15W ●外形寸法:430W×44H×200Dmm ●質量:4kg

マイルーム

オーディオシステム現状
オーディオシステム現状
借家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~6畳 / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch

2016/01/16変更 今後の更新は http://pcmdsd.com/ にて行います。 メインシステム サブシステム Lynx AES16e Lynx Aurora8(Cardas Golden Reference) Grimm Audio CC1(AVCT PS-35自作) TASCAM DV-RA1000HD(AVCT PS-35自作) Macki…

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