バズケロ
バズケロ
音楽に魅せられて、オーディオの楽しさに触れて、長い旅になりそうです。癒されたり、感動したり、発散したり、人と音が一体になれるといいなと。

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<地下迷宮の五重塔>の巻

山々は新緑の彩りを染め始め街路を飾る満開のツツジも陽光に眩しい良い季節になりました。
早朝から散歩に興じるご近所様も増え、今日もいい日だ!と窓を開け放つのも気持ち良い。
そんな高揚感ある気分のバズケロは新参者のdcsプッチーニにしばし手こずりながらも次なる一手を。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?!

さて、新参者のプッチーニ君。
なかなかのじゃじゃ馬振りを発揮していました。
秘めたる潜在能力は素晴らしい予感はヒシヒシと感じていましたが、これがなかなか本性を見せてくれません。
そんな途中経過であってもオフ会でお披露目したい気分になれる次元で鳴っているのは地力に勝るというもの。

しかしこんなもんじゃない!
そう信じて先へ先へと歩(セッティング)を進めていました。

ノーマルのdcsプッチーニで、真っ先にダメ出ししたのは純正の足。
3点支持ですが、その辺りのイギリス製品ではありきたりなゴム板が張られただけの軽薄なアルミ足。
このままポン置きしただけでは、低域も高域もあっという間にロールオフ。
解像度と言う言葉を使うのもおこがましい分解能の低さと抜けの悪さに唖然とします。(高い次元でね…笑)
輸入商社さんが付属品でジェフのスパイクを添える程…わかる人には解る話です。

今後の足元チューニングのためにも色々と見えないところもじっくり観察しましたが…
基盤の固定方法は逆さ吊りのセンターフレームなのが気に入りました。
電子的振動は全てサイドフレームにアイソレートされていて、底板は1点のみあるものが固定。
割とぺらぺらの軽い底板なのですが、しっかりNC加工が施されネジ穴の座繰りもきちんとしています。
サイドフレームから伸びる細長い片持ちサブアームにいわゆる一点メカニカルアースになっていたのが回転メカ。
本体固定はフレームに宙吊りになっていますが、底面は底板ほぼ真ん中右寄りに1箇所のみネジ固定されている。

これはヤバイ構造で、ギターの弦をチューニングするに等しいほど、ネジの締めトルクで音が激変します。
使用する足の特性にマッチングさせるには、この固定ネジトルクの調整が必要なのです。
そりゃあ、勝手に弄るなよ!と取説で釘をさす訳です。
まあそれはそれ。
このチューニングだけでもめっちゃ面白いのでオーナーの特権&自己責任で散々遊び倒しましたが、本来は素直に何も触らんのが正解でしょう。
良い子が触りたい誘惑を抑制するため、あえて画像は貼りません!って、十分煽っている気もするが…(笑)

ちなみにノーマル足は底板にネジ止めされていますが、ネジ穴は袋ネジになっているため、内部でボルトが脱落するようなことはありません。
散々ノーマル足をけなし、付属品含めて手持ちで色々なタイプを工夫しましたが、バズケロはクライナのD-PROP3点支持をチューニング後の現在も使用中。
この製品は固定できませんが、あまりクセがないのでチューニングの素性を見るのにはもってこいの良き相棒。
それでも少し音の重心を下げたかったので、フォック麺(フォックを細いひも状にスライスしたもの)を外周下側に貼り付けています。

さて、これからが本題(長!

これまで使っていた砂箱…既に十分重厚長大な構造物なのですが、これでも満足できない。
アナログでスペースデッキのチューニングが先行しており、特に先日GW後半のオフ会後にフォノイコに新タイプの砂箱が用意されてからは圧倒的にアナログ優位となっていました。
低域の解像度、高域の伸びと繊細感、そして力感。
dcsのプッチーニを持ってしても音場と音色以外は足元にも及ばない。

その圧倒的な差とは…高解像度の低域が醸し出す空気感でした。
低域が沈み込んだその先は、フッとオーディオルームに満ちる空気感の広がりが待っていました。
これは体験せねば理解不能の感覚で、臨場感が半端なく高まる質感を持っています。
いわゆるハイエンドの製品が醸し出すような特権的な領域かと思っていましたが、プアなアナログでも使いこなし一つで実現可能なんですね〜

これをなんとかdcsのプッチーニでも実現したい!
闘争心が沸き立ちますが、イメージはすぐには湧いてこない(涙)
そんな折何気なく眺めていたYGのページから抜粋。

f = 1/(2*pi)*(K/m)^0.5
(ここでの f は周波数の単位ヘルツ、pi は定数 3.1415926 です。
K は 1m 毎/ニュートンでのスプリングの剛性で、m はシェルフ+コンポーネントのkg質量です。)

YGのラックは凄えな…
装置の重量とラック込みのシステム重量に応じてボールとリブで共振モードを調整すんのか…

ピン!ピン!ピン!
バズケロの妖怪アンテナがビビっ

これまで良い成果を上げていた砂箱のメソッドは重量級機器ばかり。
今回のプッチーニは僅か12kgしかない軽量級。
プッチーニで最も表現できていないのは力感。
その次に表現できていないのは超低域の解像度。

これだな…

直近でフォノイコに導入した新砂箱を作っていて薄々気がついていた…共振モードを分割&ハイブリッドさせ、徹底した縁切りを加える。

そして作ったのが表題の五重塔です。
ここでいう五重はベースボードの事。
それに加えて地下迷宮とは2種類の砂の事。


1,はっきり言いますがおバカです。
2.誰もこんなバカな事やりません。
3.決して皆様にお勧めもしません。
4.作るのが超絶にめんどくさいし。
5.こんな事をするのはおバカです。

2種類の砂を使った砂箱2段積み。
装置の2倍以上の厚みと5倍の重量を誇ります。
砂箱には3つの素材が異なるボードが埋め込まれ、なおかつ2枚のボードはそれぞれの砂箱での仮想アースとして電極板を兼ねておりプッチーニに接続されています。

下側の砂箱は御影石系川砂ベースで重く強く下地の強さと重さを伝え、上側の砂箱は花崗岩系川砂ベースで軽くしなやかなメカニカルアースとなる内部構造をしています。
メカニカルアースも上と下では役割が違うし、振動の縁切り層もあってこれが空気感に重要な役割を持ちます。

そしてたどり着いた音。
今のバズケロが欲しいところ全部盛りでした!
静かなピアニッシモに芯のある力が宿り、高域は伸びきり、低域は沈み込み、低域の解像度は十二分で空気感が出てきた!
これがプッチーニが本来持ち合わせていて振動歪みから解放されたDACのアナログ出力の音なのか?!
何と抜けの良い素晴らしい素性ではないか!
と、ひとしきり感激のバズケロ。
時間を忘れて音楽を貪り聴く程魅力的な世界を楽しめる幸せを噛みしめる。

アナログとデジタルの狭間に落ち込んでいたバズケロはこれでようやく一息つけました。
今はデジアナの区別なく心底楽しめる新次元JBLサウンドになってきました。
そしてこれまでよりもボリュームが下がり気味でも出音は力強く、深い満足感が得られます。
何より部屋と演奏にとって程よい音量調整がより難しくなりましたが、これがハマると素晴らしい感動が待っています。
特にJBL4338とJBL部屋はボリュームを上げると音が手前に迫り出す傾向がありますから結構繊細。
これからのバズケロサウンドは、多分、実在感に合わせて録音毎に細かくボリューム調整をすることになりそうです。

ーープッチーニの性能とやらーー追記

DSDのアップコンバートは低域の芯が薄れることが弱点
打ち込み系はPCMが断然良い。
フィルターも音源によって3種類選べるし、それとは別の3種類の周波数パラメーターセレクトフィルターもある。
DSDの歪みを抑えるフィルターも3種類は有効範囲で選べる。
これらの組み合わせで音源毎の最適を見極める必要があるが、録音方式やマスターのプロセスまで掘り出すととんでもない泥沼にハマりそうだ。

そこでSACDを基準に捉えてCDのDSDアップコンをよく観察すると、クリアな音場と強く芯のある低域はPCMが従来の延長で安心するが...音数の多さや音場や音色の滑らかさ、空気感の豊饒さや艶かしさでは断然DSDに軍配。
今回はDSDで低域の芯を出すことに腐心したが、それでも音源毎に各種設定を合わせてみるのが望ましい。
カメラのオートモードのセレクトにも似たCDP。
マニュアルの設定モードで細かくフォーカスを効かせる感じに似ている。
面倒臭いが、これがデジタルの面白さでもあるのだな〜
各種モードセレクトは使いこなしが重要。
少しずつ相棒の特性が解ってきましたが、本当、高性能だな...

オーディオって、本当に奥が深いねえ…(ため息)

いいことばかりでもなく…
ちなみに昨夜遅く…ハーベス部屋のパワー・アンプ,,,またまたBOOM!!!
真空管が果ててしまい、過電流にも晒され、ヒューズも飛んでキナ臭い。

これにて導入後ほぼ定期的な6度目のBOOM!
懲りずに調整入院と相成りました。
いい味なんだけど、作りが繊細過ぎるねえ。
この先を思えばマジで乗り換えを検討しようかなあ…緊縮財政で自宅謹慎中のバズケロ(涙)

ーーその後談ーー覚書

真空管のレアショート1管のみ交換、ヒューズ新品とその他の回路&素子点検して1W後に速攻で帰宅した。
帰宅してから綺麗に掃除し、自己点検も済ませてから各種接点メンテナンスを施します。
再稼働してみると、見違える程のスルー感が堪らん。
毎度の事ながら修理に出すときは浮気心も疼きますが、戻ってきて惚れ直すことの繰り返しです。

それでもオーディオって楽しい!

では、では

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所有製品

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  • トーンアーム GLANZ MH-10B
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  • カートリッジ SHURE(カートリッジ) M97xE
  • カートリッジ AUDIO-TECHNICA AT15Ea/G
  • オーディオボード KRIPTON AB-3200
  • スピーカースタンド KRYNA Stage
  • その他アクセサリー SFC SK-EX II
  • オーディオボード G CLEF Well Float Board Model Pro
  • インシュレーター KRYNA D-PROP mini extend
  • スピーカーケーブル ZONOTONE 6NSP-2200S Meister
  • 音場調整材 SALOGIC WASIN 1200_s
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  • カートリッジ AUDIO-TECHNICA AT-MONO 3/LP
  • CDプレーヤー/トランスポート UNISON RESEARCH UNICO CD
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  • カートリッジ SHURE(カートリッジ) M44G
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  • 音場調整材 AiTEC Λ3.16 The premium
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  • プリアンプ MCINTOSH C46
  • スピーカーシステム HARBETH AUDIO HL Compact 7ES-3
  • スピーカーシステム JBL 4338