おいけ
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北摂茨木在住の30代至って普通の男です。 いろんなジャンル(クラシックからデスメタルまで)の音楽をリビングオーディオで楽しんでおります。 クルマに釣りにと多趣味(広く浅く)な男です。 細…

日記

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結局全バラ。ターンテーブルの静と動

昨年夏に手に入れたヤマハYP-600。

もはや書いてる本人すら前回の日記で何を書いたかうろ覚え状態。放置をお許しください(°▽°)

使い出してやはり気になったのはモーターの振動です。



76年製の本機。この時代では定番のシンクロナスモーターが取り付けられています。
一応ゴムでメインシャーシから浮かせてはいますが、アクリルカバーに耳を当てると心地良い低周波を感じる事が出来ます。
ここは想定内。以前使っていたPro-jectにも移植した小型DCモーターをこのプレーヤーにも移植してしまいます。インナープラッター径が異なるので抵抗の係数の変更も行います。



ただし、1つ変化点があります。
YP-600のアーム操作レバーは電源のON/OFFも兼ねているため、これを生かそうと思いACアダプターも本体に仕込んでしまいました。
ハムを拾わないか?と心配しましたが杞憂に終わりました。

ところが回転が安定しません。
以前のプレーヤーよりもプラッターがかなり重くなった事も原因かと思い、モーターのトルク制御抵抗値を触りますがパッとしません。
あれやこれやと原因を探った結果、制御ICが怪しいとなりました。が、使用していたAN6652は単体での販売先を見つけられず。同様の回路構造を持ったIC、ロームBA6220を見つけ交換しました。これだとOPアンプと同じ形状なので交換も容易かつ装着時にハンダの熱が加わる心配もありません。



ちなみにトルク制御抵抗値Rt=モーターの直流抵抗×17で行ってます。
本体の回転調整VRも時代物でしたので新しい物に交換。こちらは東コスの10回転タイプ。より細かく制御したいとの思いからです。



モーター自体はあえて2点設置。フラフラしやすいモーターを下から支える構造にする事で本体に振動を伝え難いように心掛けました。

こうする事でかなり出てくる音も静かさが増すものですから面白いですね!



以前より使ってみたいな〜と指を咥えていた物があります。
TON2さん亭のリニアプレーヤーに使われていたピュアストレートアームです。
ですが、ろくに針すら買えないお財布事情には高嶺の花。何とかならんだろうか?

そう思っていたらYP-600の純正アームを改造してストレート化されている方を見つけたのです!すぐに情報交換していただき実行に移しました。



アームを分解するのですが、かれこれ40年間くっ付いていた部品達。どうも離れるのが嫌なご様子でした。各パーツは改造にも使用したいので壊したくはない訳です。
ネジを外し接続部をバーナーで少し炙りながらこじると簡単に外れました。
接着剤でついてるだけだったんですね。



お次はストレーパイプ。支点部分に刺さる内径に合わせてΦ9.5ステンパイプを使いました。これにコレクト、アースと固定ネジ用のピンを嵌め込むのですが少しサイズが合いません。手持ちの電動ドリルにパイプを咥えさせてリューターで研磨してサイズに合わせて行きました。この時ほど旋盤が欲しくなった事は無かった(^∇^)



全てを組み上げたら本体とマリアージュさせます。
今回のストレートアームはアンダーハング17mmで計算し作成致しました。
YP-600の実効長が206mmと短いが故、結果アームの有効長は189mmとベリーショートです。
短い=トラッキングエラーも大きいとなります。果たして大丈夫なんだろうか( ̄∀ ̄)





S字やJ型をお使いの方には衝撃的なトラッキング角だと思います。
私も1発目針を落とすのが怖くて、針も盤も壊れても良い物を持って来てトライした程。ですが、その音に衝撃を受けました。
今までパッとしなかったAT32E、さっぱり鳴ってくれなかったコリンデイビスのベト4。不遇の扱いを受けていた者同士の仇討ちとばかりの快演ではないですか!
今までのアームとの違いは低域の明瞭感と音楽が動的に鳴るように変わったこと。
嬉しい誤算は盤を選ばず音楽を聴かせてくれるようになりました。

同時に問題点も。
当時¥59800で売られていた本機。フローティング機構を取り入れたりとかなりコストがかかった反動か、アームの出来がイマイチと感じます。
スラスト軸受にはベアリングが使われていますが、そのベアリングとシャフト径の公差が甘くそこでガタを起こしているのです。
これには閉口してしまいました。のでお次はしっかりしたアームを入手して改造したいと企んでおります。
フローティングプレーヤー故にアームの取付け位置が自由きかないのも辛いです。
出てくる音自体は歪んだりしていないものの、やはり外周部のトラッキングエラーの大きさはやはり気になります。せめて実効長220mmは欲しいなぁと。

とは言え、今までとは別物の音楽を聴かせてくれるようになったYP-600を早々に見切るつもりは御座いません。



モーターを変えてから良い雰囲気で鳴っていたECM。アームを変える事でただ静かな音楽でなく、動的なベースに支えられていたのだと気付かされました。

完成品で楽しむも良し、改造してオモチャ感覚で楽しむも良し。
アナログの沼地のほとりに私も立てたのでは?と感じております。

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Debut Carbon

PRO-JECT

Debut Carbon

¥102,900(税込)

発売:2015年9月1日

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コスパ抜群!

自身初のアナログプレーヤーとして迎え入れたのがこのDEBUT CARBONです。



中古品を未視聴で買った故、音出しまでドキドキしましたが、スカッと小気味良い音楽を奏でてくれています。
カートリッジはortofonの2M RED、他には電源アダプターにキャビネットケースとケーブルが付属してきます。

音の傾向は若干軽めで抜けのいい音。解像度はそこそこですが、音楽の聞かせ方が上手いのです。おそらくそこがメーカーのチューニング技術なのでしょう。
盤によってはCDに遜色なしの良音を奏でてくれます。
この値段ではかなりの音質と言えるのではないでしょうか?
逆に、如何にもアナログ〜と言うような濃厚さや古めかしい音は出ませんので、そう言った物をお探しの方には不向きなのでは?と感じます。


1つコツがありまして、キャビネットとモーター取付部に挟まれてるゴムブッシュをネジごと取外してしまって下さい。



こうする事でモーターをキャビネットから完全にフロートさせる事が出来て、不要振動をアイソレータする事が出来ます。音質にかなりの影響を与える部分ですので、是非ともお試し頂きたいポイントです。

新品では外国ルートでしか購入出来ませんが、カーボンアームにオルトフォンのカートリッジが付いて10万以下で手に入れる事が出来るのは凄いコスパだと思います!

ヨーロッパの良心が産んだ音楽の玉手箱、皆様いかがでしょうか?

【SPEC】●駆動方式:ベルトドライブ ●回転:33.45r.p.m ●回転数偏差:±0.8% ●ワウフラッター:±0.1% ●S/N比:68dB ●トーンアーム寸法:8.6インチ(218.5mm) ●オーバーハング:18.5mm ●外形寸法:415W×118H×330Dmm(ダストカバー含む) ●質量:5.5kg(ダストカバー含む)

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LINN MAJIK DS-Iを中心としたシステムです。 2014年の末にスピーカーをPIEGAに変更し、縦置配置から横置配置へと変更いたしました。 before after

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