Orisuke
Orisuke
バブル世代の趣味人です。 オーディオと写真、山登りは趣味の3本柱で30年くらい下手の横好きをやっています。

日記

最新の日記
カレンダー
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

お気に入り製品

最新の日記

アコーディオンのプチ流行?

先般、クゼーニャ・シドロワをジャケ買いして後悔したばかりのアコーディオン。なかなか新譜が出ないマイナー楽器の感がありますが、このタイミングで「アコーディオンの女王」御喜美江(みき・みえ)が新譜を出しました。BISのSACDということで、音質的に外すこともなかろうと楽観視して購入。


バッハ:平均律クラヴィーア曲集(抜粋)
御喜美江(アコーディオン)

2016年録音
P&E:ハンス・キプファー 
レンナ教会(スウェーデン)
BIS(キング・インターナショナル国内盤)

直訳すれば「平均律アコーディオン(Die Wohltemperierte Akkordeon)」というアルバム。文字通り、平均律クラヴィーアをアコーディオンで弾くわけですが、もともと技巧をひけらかす曲でもなく、非常に深遠な内容なので、この楽器で上手くいくのかいなと思って聴いてみると、これが絶品。原曲がアコーディオン向けだったのかと錯覚するくらい見事にはまっています。

御喜さんは国際的にアコーディオン界の第一人者の立場にあるベテランですが(ジャケ写は20歳くらい若く見えますが・・・)、この曲を録音するにあたって5年間も練習しながら苦悩し続けたと言います。「まるで濃霧の中を彷徨っているような、蜃気楼を見ているような練習の日々だった」(御喜さんのライナーノート)。曲の多義性、重層性を超えて全体像が見える様になったのは、5年目にして「もうやめよう」と諦めかけた瞬間だったといいます。

その辛苦の果実が演奏に見事に表現された、彫りの深い味わい深い平均律。この境地がピアノでもチェンバロでもオルガンでもなく、アコーディオンで再現されるのは衝撃的なことです。アコーディオンの音は、バッハを弾くと小型パイプオルガンのように響くことを、私はこのアルバムで初めて知りました。しかも、オルガンのような一定の送風強度ではなく、音に強弱をつけられるので情感がダイナミックに表現される良さもあり、オルガンの神々しさとピアノのダイナミズムが融合したスーパーオルガンのような表現力を獲得しています。

録音機材はノイマンとショップスのマイクにRME、LakePeople、DirectOutのデジタル機材を用いて24/96で録音しDSD化しています。キプファーによる録音は、例によって、高い解像度と柔らかい耳あたり、自然なホールトーンをセンス良く配合した「現代のBIS」の音。スッキリ洗練されているが旨みがある良い録音です。

スタジオモニタリングはB&W、STAX、ゼンハイザーで行ったとのこと。楽器の特性上Fレンジ・Dレンジともさほど広くなく素直な音なので、再生機械を特に選ぶこともなくオールマイティーでお薦め出来る音作りになっています。

このDiskの「バックロー度」★★★★

最新のレビュー/コメント

FE208ES-R

FOSTEX

FE208ES-R

¥78,750(税込)

発売:2007年3月23日

このモデルは生産を完了しています

製品DBで詳細を見る

この製品にレビュー/コメントを書く

ほかのユーザーの登録・投稿を見る

云わずと知れた長岡バックロード最強ユニット。是非、後継機を!

本機が発売直後に完売してから約10年。長岡スピーカーを作り、使い続けるものにとって、D58ESやネッシーはひとつの到達点であり、長岡先生が自身で述べられたように「この音を一度聴いてしまうと、他のスピーカーを聴く気がしなくなる」という代物。

前作、FE208ESは超大型フェライトマグネットによる異常なまでの駆動力と中高域のトランジェントで、類を見ない音を創り出しましたが、残念なことに低音は空振り気味で、帯域バランスはあまり良くありませんでした。チェンバロや古楽器系の録音、外盤A級の民族音楽は一級品でしたが、現代オケとは相性が合わないこともしばしばで、D58ES共々設計ミスとも揶揄されました。

EF208ES-Rは、マグネットのアルニコ化やセンターキャップのマグネシウム化、振動板の素材変更に伴うQの増大などで低音側の空振りを抑制し、高域の分割振動部分はマグネシウムで癖を無くすように改良されています。恐らく、D58ESでの使用が大多数であることを見越して、充分にホーンを駆動出来る特性にしたのでしょう。

結果、音色一変。D58ESは長岡バックロードでも特に帯域バランスが良く、癖の無い優秀なスピーカーになりました。私自身は、208ESが壊れたことで208ESRに換装したので、ESの浸透力抜群の中高域とESRの中低域のバランスの良さがトレードオフ気味になってしまったことを残念に思っても居ります。これを両立出来れば、文字通りの最終兵器になるのになと思います。

本ユニットが販売されてから約10年が経過し、壊れても換装することが出来ないという最悪の事態が身近に迫りつつあります。私の208ESは10年で断線でお釈迦になったので、ES-Rの今後も気が気でなりません。

いま、敢えてこのレビューを書くのは、もちろん、フォステクスさんに後継機を作ってもらいたいからであり、FE108Solの出来の良さを知ってしまったためでもあります。FOSTEXさん、FE208Solを、亡き長岡氏、佐藤氏に捧げる究極のユニットとして是非作って下さい。

【SPEC】●インピーダンス:8Ω ●再生周波数帯域:fo〜23kHz ●出力音圧レベル:99dB/w(1m) ●入力:100W ●質量:6.3kg

マイルーム

D58ESのニアフィールドリスニング?
D58ESのニアフィールドリスニング?
借家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~10畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / ~4ch

単身赴任をいいことに、一軒家の貸家の一室を念願のオーディオルームにしました。しかも、「ど」のつく田舎なので音は出し放題。ただ、D-58にはちょっと狭いかな・・・・。巨大なヘッドホンの中にいるような、巨大なニアフィールドリスニングのような。 長岡系自作派を自認していますので(笑)、基本はケチりながらハイパフォーマンス、生々しい過渡特性重視の音を目指します。ホームシアターはまだ初心者です。 …

所有製品