Orisuke
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バブル世代の趣味人です。 オーディオと写真、山登りは趣味の3本柱で30年くらい下手の横好きをやっています。

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最近の新譜から

CDを買えども買えども良い録音にあたらず、ソフトの紹介も滞りがちの今日この頃。実は、この日記でご紹介するCDの影には、人知れず消えていったあまたの駄録音盤があるのです(涙)。ようやく、スランプ脱出(?)という感じの2枚をご紹介します。


Consolation - Forgotten Treasures of the Ukrainian Soul -
・ルィセンコ:ドゥムカ=シュムカ(ウクライナ民謡主題による狂詩曲第2番)
・コセンコ:練習曲 Op.8-8/コンソレーション Op.9-1
・ルィセンコ:悲しみ Op.39~チェロとピアノのための
・ルィセンコ:私には同じこと(シェフチェンコ詩)
ほか21曲

ナターリヤ・パシチニク(Pf)
ヤコブ・コラーニ(Vc)、エミール・ヨナソン(Cl)、クリスチャン・スヴァルフヴァル(Vn)、ツサンド・クァーヴェ(バリトン)、オリガ・パシチニク(ソプラノ)

2015年、スウェーデン放送スタジオ2(セッション)
RE:ハンス・キプファー
BIS-2222 (SACD Hybrid)

本盤はウクライナの19世紀末から20世紀にかけての作曲家の秘曲を集めた一枚。ルイセンコもコセンコもスコリークも初めて聴く名前。作曲年代的には前衛的なものが出てきてもおかしくないので身構えていたのですが、耳に馴染みやすいロマン派的な選曲でした。かつてソビエト連邦の中核を構成した一方でポーランドなど東欧諸国とも深い繋がりを持つウクライナの地政学的位置づけを音楽もそのまま反映している感じで、哀愁漂うメロディーとショパン的構築力、ロマ的土俗性などがミックスされた佳曲が多く気に入りました。

演奏の中心はスウェーデン系ウクライナ人の女流ピアニスト、ナターリャ・パシチニク(美人)。日本でもコンクールやコンサートで演奏経験があるようですが、私は初めて聴きました。現在、40代のようですが、おそらくソヴィエト崩壊前後の大混乱から現在のクリミア併合まで苦難の歴史を体験されてきたのでしょう。テクニックをひけらかすような素振りは無く、切々と歌う感じに好感を持ちます。恐らく、この盤自体が現在のウクライナを発信するメッセージ性を帯びたものなのだと思います。

プロデューサー兼エンジニアは現在のBISのエース、ハンス・キプファー。高い解像力と豊かなホールトーンを両立させ、透明感のある高品位な音。流石です。Fレンジ、Dレンジは共に標準的なれど、ピアノの低音の沈み込みもあり、充実感のある音。音像はやや大きめで実物大に近い。ボーカルの入った曲は音像が肥大する感じ。音場感が豊かなので、フルレンジSPに好適。

このDiskの「バックロー度」★★★★


ハイドン 太陽四重奏曲集(1) OP.20-1,2,3
キアロスクーロ四重奏団

2015年録音 ブレーメン ゼンデザール(セッション)
RE:インゴ・ペトリー
BIS-2158 (SACD Hybrid)

私の中ではすでにアイドル化しているアリーナ・イブラギモヴァが率いるピリオドスタイルの四重奏団、キアロスクーロ。これまでセッション録音はAparteレーベルからベートーヴェン、モーツァルトなどが出ていましたが、突如BISからハイドンが登場。これは嬉しい。太陽四重奏曲集は初めて聴きますが、なかなかの名曲揃い。個人的には2番がイブラギモヴァの個性にマッチしている感じがします。第2集は6月に発売とのことで今から楽しみ。

キアロスクーロの清新な音の魅力がBISの透明感ある音で増幅された感じ。エンジニアはインゴ・ペトリー。キプファーよりもやや音の芯が太めで華やかさは控えめのエッジが立った音。ホールトーンは非常に豊か。かつてのフォン・バールの音に近い感じ。定位はピンポイント。Fレンジ、Dレンジは標準的で、これも、フルレンジBHにマッチする音質です。

このDiskの「バックロー度」★★★★

最新のレビュー/コメント

FE208ES-R

FOSTEX

FE208ES-R

¥78,750(税込)

発売:2007年3月23日

このモデルは生産を完了しています

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云わずと知れた長岡バックロード最強ユニット。是非、後継機を!

本機が発売直後に完売してから約10年。長岡スピーカーを作り、使い続けるものにとって、D58ESやネッシーはひとつの到達点であり、長岡先生が自身で述べられたように「この音を一度聴いてしまうと、他のスピーカーを聴く気がしなくなる」という代物。

前作、FE208ESは超大型フェライトマグネットによる異常なまでの駆動力と中高域のトランジェントで、類を見ない音を創り出しましたが、残念なことに低音は空振り気味で、帯域バランスはあまり良くありませんでした。チェンバロや古楽器系の録音、外盤A級の民族音楽は一級品でしたが、現代オケとは相性が合わないこともしばしばで、D58ES共々設計ミスとも揶揄されました。

EF208ES-Rは、マグネットのアルニコ化やセンターキャップのマグネシウム化、振動板の素材変更に伴うQの増大などで低音側の空振りを抑制し、高域の分割振動部分はマグネシウムで癖を無くすように改良されています。恐らく、D58ESでの使用が大多数であることを見越して、充分にホーンを駆動出来る特性にしたのでしょう。

結果、音色一変。D58ESは長岡バックロードでも特に帯域バランスが良く、癖の無い優秀なスピーカーになりました。私自身は、208ESが壊れたことで208ESRに換装したので、ESの浸透力抜群の中高域とESRの中低域のバランスの良さがトレードオフ気味になってしまったことを残念に思っても居ります。これを両立出来れば、文字通りの最終兵器になるのになと思います。

本ユニットが販売されてから約10年が経過し、壊れても換装することが出来ないという最悪の事態が身近に迫りつつあります。私の208ESは10年で断線でお釈迦になったので、ES-Rの今後も気が気でなりません。

いま、敢えてこのレビューを書くのは、もちろん、フォステクスさんに後継機を作ってもらいたいからであり、FE108Solの出来の良さを知ってしまったためでもあります。FOSTEXさん、FE208Solを、亡き長岡氏、佐藤氏に捧げる究極のユニットとして是非作って下さい。

【SPEC】●インピーダンス:8Ω ●再生周波数帯域:fo〜23kHz ●出力音圧レベル:99dB/w(1m) ●入力:100W ●質量:6.3kg

マイルーム

D58ESのニアフィールドリスニング?
D58ESのニアフィールドリスニング?
借家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~10畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / ~4ch

単身赴任をいいことに、一軒家の貸家の一室を念願のオーディオルームにしました。しかも、「ど」のつく田舎なので音は出し放題。ただ、D-58にはちょっと狭いかな・・・・。巨大なヘッドホンの中にいるような、巨大なニアフィールドリスニングのような。 長岡系自作派を自認していますので(笑)、基本はケチりながらハイパフォーマンス、生々しい過渡特性重視の音を目指します。ホームシアターはまだ初心者です。 …

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