Orisuke
Orisuke
バブル世代の趣味人です。 オーディオと写真、山登りは趣味の3本柱で30年くらい下手の横好きをやっています。

日記

最新の日記
カレンダー
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

お気に入り製品

最新の日記

最近入手のCDから

大雪のお陰で現在我が家はS/N比最高。ただし、帰宅してから0℃のオーディオ部屋を20℃まで持っていくのに3時間かかるので、夜中に数時間しか聴けないのが玉に瑕です。

ご紹介するのは、最近すっかりファンになってしまったSono Luminusレーベルの一枚。超シンプルな録音システムで録られた自然な音はフルレンジバックロードSPには最高のご馳走です。


What Artemisia heard 
Music and art from the time of Caravaggio and Gentileschi

Richard Savino (Cond.)
El Mundo
2014年 スカイウォーカー・サウンド、カリフォルニア
P: Dan Merceruio
E: Daniel Shores
Sono Luminus DSL-92195(ハイレゾ配信あり)

表題の「アルテミシア」はバロック期の有名な女流画家アルテミジア・ジェンティレスキのことで、父親のオラツィオとともにカラヴァッジョの開拓したキアロスクーロを用いたリアリズム絵画を発展させた人。若い頃に受けたレイプや社会的性差別を克服しながら女流画家の地位を確立していった人なので、フェミニズム研究の重要な対象にもなっています。

アルテミジアはローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ナポリ、ロンドンと移住しながらその地の芸術家や学者と親交を結び作品を産んでいったので(その交友の輪の中にはミケランジェロやガリレオ・ガリレイなど錚々たる人達がいる)、本CDでは彼女が現地で聞いたであろう曲を中心に選び、16世紀末から17世紀初頭の音楽シーンと芸術界を結びつけようと試みています。

収録されている曲自体は、リアリズム系絵画というよりもずっとホノボノした感じの聴きやすいもの。ソプラノによる歌曲が大半。ビーバーやヴィヴァルディが登場する一世代前にイタリアに流れていたのはこういう音楽だったという雰囲気は良く分かります(実は歌詞がリアリスティックなのかも知れないですが、イタ語は分からず。涙)。演奏は生命感に富み、聞いていてとても気持ちが良い。ライナーノートはフルカラーでカラバッジョ、オラツィオ、アルテミジアの主要な絵画を印刷してあるので、敢えてハイレゾ配信を買わずにCDを買う意味もあろうというもの。

音はSono Luminusを主催するダニエル・ショレスが意図するレコーディングスタイルが良い形で結実。シンプルなマイク設定による自然な音場感と、目が覚めるような音像の明確さ、シャープさが両立し素晴らしい。CDながらフォーマットの限界は特に感じさせない(だからBD-Aは出さなかった?)。是非、音場感の良いフルレンジスピーカーで聴きたい一枚。

このDiskの「バックロー度」★★★★★


Music from the court of Burgandy

Ciaramella
2008年 南カリフォルニア大学、アルフレッド・ニューマン・ホール
E: Bob Attiyeh
Yarlung Records 05785(ハイレゾ配信あり)

もう一枚は、e-onkyoでSono Luminusと並んで音の良いレーベルとして人気のあるYarlung Records。このレーベル、ハイレゾ配信・CDに加えて最近はアナログ録音、アナログテープマスターによるLPを発売。わざわざそのためにテープレコーダーまで新規開発してしまったとの事。レーベル立ち上げ7年目や10年目という節目にダイジェスト版CDを作りサンプル盤代わりに売っています。これを試しに買ってみたら、Sono Luminusと互角の好録音を多数発見。この盤はその中でも飛び抜けて音が良かったので改めてCDを購入しました。

Yarlung RecordsもSono Luminus同様にミニマル・レコーディング派の急先鋒。その姿勢はSono Luminusよりもさらに徹底しており、基本的にペアマイク一組しか使わずレコーダーは2chのみ。フルオケを録る時のみ例外的にミキシングをやるが、ほとんどはミキシング無し。マイクはビンテージ物のAKG C-24。真空管マイクアンプからレコーダーは純銀線で最短距離で接続(5フィート)。完全に求道者的オーディオ馬鹿の手口。変態的で実に素晴らしい。

本ディスクは15世紀前後のバーガンディ(ブルゴーニュ)で流行した音楽を、時代楽器を使って再現したもの。全23曲。演奏団体のCiaramellaはソプラノ、テノール、バグパイプ、ショーム、スライドトランペット、サックバット、パーカッションの構成。特にバグパイプとショームは大活躍。想像以上にトルコ・中東色の強い曲が多く色彩豊か。ちょっと、パニアグワ的な味わいもあって楽しい。ちなみに、演奏団体名になっている「Ciaramella」は日本語読みすれば「チャルメラ」で、ポルトガル人によってショームが日本に伝来した時にこの楽器をそう呼んでいたことから外来語として定着したらしい。

本盤もCDの限界を感じさせない見事な音。輪郭がシャープでありながらボディ感もある音像、管球ヴィンテージマイクならではの滑らかな高域、自然な音場感はフルレンジSPに最適。気持ち良い!。

このDiskの「バックロー度」★★★★★

最新のレビュー/コメント

OPPO

UDP-205

¥OPEN(予想実売価格200,000円前後)

発売:2017年7月上旬

製品DBで詳細を見る

この製品にレビュー/コメントを書く

ほかのユーザーの登録・投稿を見る

オーディオ専用機としても最高のコストパフォーマンス

BDP-95以来、BDP-105JP、BDP-105JPLimitedとOPPOのプレーヤーをオーディオ専用機として使用し続け、UDP-205で4代目となります。本来の画像を楽しむための機能やマルチチャンネル出力を封印することは、本機の持てる能力の2割程度しか使用しないことになりますが、その様なもったいない運用をした場合でもOPPOのユニバーサル機の音は、同価格帯は言うに及ばず、高級機クラスの音楽専用SACDプレーヤーを一蹴してしまうことがあり、思わず「史上最大の下剋上」というかつて某千葉県で飛び交っていたキャッチフレーズを使いたくなる魅力があります(笑)。

UDP-205は、前任のBDP-105JPLimited比で脚や底盤の構造で一歩後退したものの、回路面ではESS9038Proという現時点で最高のDACを使用することで能力大幅向上。音質面でも脚のセッテイングだけ工夫すれば、楽々と過去のOPPO機を上回る音質に到達します。我が家のセッテイングはTAOC TITE35Sを用いた4点リジット。高剛性無共振セッティングは、機械によっては高域が鋭くなり過ぎたり低域がスリム化したりというアンバランスな音を作る元になりますが、本機ではその弊害は感じません。

CD、SACD再生時の音質は、歴代OPPO機の中では105Limitedよりも95の延長線上にあり、精度を大幅にアップした感じ。OPPOはすべての機材でDACの回路の詳細を開示しているわけではないので間違えがあるかもしれませんが、95も205もアナログバランス出力時は各チャンネルのプラス、マイナス毎にDACがパラレル駆動になるはず(95は2個、205は4個?)。105系はシングル駆動であり、この違いが音の傾向に出ているのかもしれません。105系以降はヘッドフォン出力に2ch基盤側DACの半分を割り当てているので、105系はその割りを喰った形で、205ではチップの能力が4倍になったことで倍返しで進化した計算になります。

音は、質感の良さと高S/N比が印象的で、しかも「デジタルを突き詰めたらアナログになった」という感じのキメが細かくまとまりの良いサウンド。アコースティック系の音楽との相性は特に良く、分解能の高さをことさら主張するわけではないのに、よく聴くと見事に分解されており個々の音に余裕や安心感を感じます。音場は特に広大でも狭いわけでもなくソース次第。進化したのは高さ方向や奥行き方向の表現で、位相管理のしっかりしたスピーカーやフルレンジで違いがわかると思います。音像は輪郭線がなく、空間の中にフッと立ち上がる生音に近いもので、過渡特性の良さが伺えます。7種類選択できるデジタルフィルターは、音の立ち上がり、立ち下がりにスパイスを加える感じの変化になりますが、セッテイングが決まってからの隠し味という感じです。

音の癖や暴れが少ない一方で組み合わせるアンプやケーブル、電源にはかなり大きな影響を受け、特に出力ケーブルによる変化は、これまで私がメインで使ってきた10台ほどのデジタルプレーヤーの中で最大。ケーブル次第でダイナミックなオーディオ的な音にすることも、柔らかい音楽性重視の音にすることも可能です。また、ネットワークプレーヤーやUSB-DACで使った際の音もディスク再生のクオリティに肉薄しているので、音楽専用としても多彩な使い方が可能。マルチチャンネルやHDMI出力は私は使用しませんが、使えばさらに二度、三度美味しいのでしょう。値段を考えると、BDP95以来の「黒船再来」と言えるでしょう。

【SPEC】●出力端子:7.1chアナログ×1系統、2chアナログ×1系統、XLR端子×1系統、光デジタル×1、同軸デジタル×1、HDMI×2(うち1つは音声専用) ●入力端子:光デジタル×1、同軸デジタル×1、HDMI×1、LAN端子×1、USB3.0×2、USB B×1 ●電源: AC 100V / 230V, 50/60Hz ●消費電力: 65W (スタンバイ時: 0.5W 省エネモード) ●外形寸法: 430W×123H×311Dmm ●質量:10kg

マイルーム

D58ESのニアフィールドリスニング?
D58ESのニアフィールドリスニング?
借家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~10畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / ~4ch

単身赴任をいいことに、一軒家の貸家の一室を念願のオーディオルームにしました。しかも、「ど」のつく田舎なので音は出し放題。ただ、D-58にはちょっと狭いかな・・・・。巨大なヘッドホンの中にいるような、巨大なニアフィールドリスニングのような。 長岡系自作派を自認していますので(笑)、基本はケチりながらハイパフォーマンス、生々しい過渡特性重視の音を目指します。ホームシアターはまだ初心者です。 …

所有製品