Orisuke
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バブル世代の趣味人です。 オーディオと写真、山登りは趣味の3本柱で30年くらい下手の横好きをやっています。

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最近のタワレコ盤から

タワレコオリジナルCDは、ヴィンテージコレクションプラス、ヴィンテージSACD、ディフィニションなどのシリーズものと単発企画ものが混在していますが、私が一番お布施をしてきたのは、一番安いCDの「ヴィンテージコレクションプラス」。丁寧な音質コントロールとCDへの落とし込み、歌詞対訳・ライナーノートの充実、攻めた盤選など、赤字必須の大奉仕は本当に頭が下がります。しかも、外したとしても1200円なので致命傷にならない(これ大事!)。

で、仕事の立て込んだ師走の夜中に、締切ストレスに任せてポチること数回・・・。勢い余って重複注文を2回もやらかしてしまいました。文字通り、お布施をしてしまった、やっぱ痛い・・・(涙)。


Britten conducts Mozart
ブリテンがイギリス室内管およびロンドン響とDeccaに遺したモーツァルト録音の集成盤で、4枚組2857円。国内既発が3枚、国内初発が1枚。同曲異演やライヴも含む、ファンには堪えられない内容。ブリテンのモーツァルトに愛着のある人なら現有盤と被っても買って損はない。

モーツァルト 交響曲第25番、29番、38番、40番、セレナード第6番
シューベルト交響曲第8番
イギリス室内管弦楽団
1970年、1971年 スネイプ・モールティングス

Disk1と2は、この50年間幾度となく再発されてきた、演奏について特に説明の必要ない名盤。アナログ盤(私が所有しているのはキングLondon盤)は、収録場所のザ・モールティングスの蒸溜所の煙で燻された匂いがしそうな、独特のくぐもったトーンとエッジを丸めた聴きやすい音で、イギリス風モーツァルトにまったりと浸りたい時には最高の盤だった。が、このリマスター盤では音色一新、明るくシャープで見通しの良い音に激変している。音の鮮度が高く、ピチピチしている。「癒し系」と言うよりはだいぶ現代的になったので好みは分かれるかもしれないが、ブリテンが意図したことが始めて見えるようになった部分も多く、このリマスターは価値があると思う。アナログ盤よりも明らかに広いDレンジ、明快になった音像、各パート間の混濁の少なさは、マザーテープまで遡った本物の復刻と思われる。特に、低弦の解像感とパワフルさはブリテンのモーツァルトがメロウだと思ってきた私を含むリスナーを驚かすに充分。ブリテンのモーツァルトは実は熱かったのだ。
なお、未完成はボーナストラックとしてDisk4の末尾に収録。これがまた良い。
このdiskの「バックロー度」:★★★★

モーツァルト 交響曲第41番
イギリス室内管弦楽団
1966年 サフォーク、ブライスバーグ教会、ライヴ
モーツァルト 交響曲第39番
コンサートアリアK.209、K.420
イギリス室内管弦楽団
1962年 BBCマイダヴェールスタジオ1、ライヴ、モノラル

この39番と41番を中心にしたライヴ音源は2000年に発売された「ブリテンatオールドバラ」というアルバムの再発にあたるが、私はこの盤が出ていたことすら知らなかった。41番はいかにも「歴史的ライヴ」といった感じの音でオーディオ的に云々する音質ではないが、意外にSNは良く鑑賞には十分。咳やノイズ、拍手は全く入っていない。後半のBBCスタジオの録音は、4枚目のセッション録音の一年前に行われた類似内容のコンサート。41番の演奏スタイルは典型的な「20世紀中盤のジュピター」という感じで懐かしい。作曲者ブリテンのモーツァルトへの愛情は、緩徐楽章の弦の丁寧な扱いに現れている。39番はモノラルではあるが音はほぐれているので聴きやすい。躍動的なフリッチャイと格調高いクーベリックの中間という感じの演奏。コンサートアリアの2曲はDisk4にも同曲異演が入っているが、これは名演。テノールはブリテンの伴侶、ピーター・ピアーズ。全盛期のパワフルなトランペットのような声が素晴らしい。
このdiskの「バックロー度」:★★

モーツァルト コジ・ファン・トゥッテ序曲
コンサートアリアK.209、K.420
フリーメイソンのための葬送音楽
交響曲第40番
ロンドン交響楽団
1963年 キングズウェイホール

今回の目玉は、このCD4枚目。国内初出のセッション録音。オケはドラティがブイブイ言わせていた最盛期のLSO。録音場所はデッカとカルショウのホームグラウンドであるキングズウェイ。1960年代初頭のロンドンでの各社の録音合戦の一端を垣間見る一枚。音はデッカのこの時期の録音の中でも良い方で、演奏も素晴らしく、どう見ても名盤。なぜこの録音が日本で紹介されなかったのか不思議でならない。個人的には、隠れ名曲と思っているフリーメイソンのための葬送音楽が勇壮でブリテンらしくて良い。コンサートアリアでのピアーズの歌も見事。40番はLSOのアンサンブルの見事さが光るが、ブリテンの個性や曲への思い入れは後年のイギリス室内管との演奏の方が強く出ている。この時期のLSOは多くの名指揮者たちと驚異的なスピードで録音を重ね、ステレオ初期のヨーロッパのメジャー各社のカタログを一気に埋めていく大車輪的活躍をしていたので、40番など超メジャー曲に関しては、ほぼオートパイロット状態でドラティ仕込のハイレベルの演奏ができたのではなかろうか。そう思わせるくらい完成度が高く、堅固な構築の演奏。音色はニュートラルで、各パートの溶け合いやエコー感も自然。キングズウェイホールの柔らかなのにボヤけない低音など60年代デッカの良いところが詰まっている。
このdiskの「バックロー度」:★★★★★


ビゼー 交響曲ハ長調、小組曲<子供の遊び>
コダーイ 組曲<ハーリ・ヤノーシュ>
ベルナルト・ハイティンク(cond.)
アムステルダム・コンセルトヘボウo.
1977年(ビゼー)、1969年(コダーイ) アムステルダム

今年90歳にして引退したハイティンクの膨大な録音から、タワレコが「ハイティンクの芸術vol.1」として5点を復刻。ショスタコーヴィチ 全集(11枚組7500円!)や「ノヴェンバー・ステップス」などの名盤が目を惹く中、ポツンと地味にビゼーの交響曲が。しかし、どこにも書いていないが、コレはまごうかたなき長岡外盤A級のNo.44。ヴェルレ復刻も嬉しかったけれど、これも激しく嬉しい。最高のクリスマスプレゼント。
タワレコ、good job!
77年録音のビゼーはハイティンクの数あるフィリップス、デッカ録音の中でも突然変異的優秀録音。張り出して炸裂する中低音、華やかに飛び散るトライアングルとピッコロ、滑らかな弦、全てが十分な解像感を持ちながら絶妙に溶け合ったワンポイント配置に近いオフマイク録音。こういうのは、アナログ時代のハイティンクの盤ではレア。さすがは長岡先生、これ最高っす。曲や演奏はもうどうでも良くて、ひたすら気持ち良い音に浸かりたくなる本末転倒ディスク。
しかし、この異様に自然で説得力ある音は、当時のフィリップスの標準的な音色からはかけ離れている。なぜこういうものが出てきたのか、見当がつかない。まるで、同社に吸収され消滅したマーキュリーが10年の時を経てゾンビの様に蘇ったような音。
69年のコダーイも音は悪くないが、ビゼーと並べられると分が悪い。
このdiskの「バックロー度」:★★★★★

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UDP-205

OPPO

UDP-205

¥OPEN(予想実売価格200,000円前後)

発売:2017年7月上旬

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オーディオ専用機としても最高のコストパフォーマンス

BDP-95以来、BDP-105JP、BDP-105JPLimitedとOPPOのプレーヤーをオーディオ専用機として使用し続け、UDP-205で4代目となります。本来の画像を楽しむための機能やマルチチャンネル出力を封印することは、本機の持てる能力の2割程度しか使用しないことになりますが、その様なもったいない運用をした場合でもOPPOのユニバーサル機の音は、同価格帯は言うに及ばず、高級機クラスの音楽専用SACDプレーヤーを一蹴してしまうことがあり、思わず「史上最大の下剋上」というかつて某千葉県で飛び交っていたキャッチフレーズを使いたくなる魅力があります(笑)。

UDP-205は、前任のBDP-105JPLimited比で脚や底盤の構造で一歩後退したものの、回路面ではESS9038Proという現時点で最高のDACを使用することで能力大幅向上。音質面でも脚のセッテイングだけ工夫すれば、楽々と過去のOPPO機を上回る音質に到達します。我が家のセッテイングはTAOC TITE35Sを用いた4点リジット。高剛性無共振セッティングは、機械によっては高域が鋭くなり過ぎたり低域がスリム化したりというアンバランスな音を作る元になりますが、本機ではその弊害は感じません。

CD、SACD再生時の音質は、歴代OPPO機の中では105Limitedよりも95の延長線上にあり、精度を大幅にアップした感じ。OPPOはすべての機材でDACの回路の詳細を開示しているわけではないので間違えがあるかもしれませんが、95も205もアナログバランス出力時は各チャンネルのプラス、マイナス毎にDACがパラレル駆動になるはず(95は2個、205は4個?)。105系はシングル駆動であり、この違いが音の傾向に出ているのかもしれません。105系以降はヘッドフォン出力に2ch基盤側DACの半分を割り当てているので、105系はその割りを喰った形で、205ではチップの能力が4倍になったことで倍返しで進化した計算になります。

音は、質感の良さと高S/N比が印象的で、しかも「デジタルを突き詰めたらアナログになった」という感じのキメが細かくまとまりの良いサウンド。アコースティック系の音楽との相性は特に良く、分解能の高さをことさら主張するわけではないのに、よく聴くと見事に分解されており個々の音に余裕や安心感を感じます。音場は特に広大でも狭いわけでもなくソース次第。進化したのは高さ方向や奥行き方向の表現で、位相管理のしっかりしたスピーカーやフルレンジで違いがわかると思います。音像は輪郭線がなく、空間の中にフッと立ち上がる生音に近いもので、過渡特性の良さが伺えます。7種類選択できるデジタルフィルターは、音の立ち上がり、立ち下がりにスパイスを加える感じの変化になりますが、セッテイングが決まってからの隠し味という感じです。

音の癖や暴れが少ない一方で組み合わせるアンプやケーブル、電源にはかなり大きな影響を受け、特に出力ケーブルによる変化は、これまで私がメインで使ってきた10台ほどのデジタルプレーヤーの中で最大。ケーブル次第でダイナミックなオーディオ的な音にすることも、柔らかい音楽性重視の音にすることも可能です。また、ネットワークプレーヤーやUSB-DACで使った際の音もディスク再生のクオリティに肉薄しているので、音楽専用としても多彩な使い方が可能。マルチチャンネルやHDMI出力は私は使用しませんが、使えばさらに二度、三度美味しいのでしょう。値段を考えると、BDP95以来の「黒船再来」と言えるでしょう。

【SPEC】●出力端子:7.1chアナログ×1系統、2chアナログ×1系統、XLR端子×1系統、光デジタル×1、同軸デジタル×1、HDMI×2(うち1つは音声専用) ●入力端子:光デジタル×1、同軸デジタル×1、HDMI×1、LAN端子×1、USB3.0×2、USB B×1 ●電源: AC 100V / 230V, 50/60Hz ●消費電力: 65W (スタンバイ時: 0.5W 省エネモード) ●外形寸法: 430W×123H×311Dmm ●質量:10kg

マイルーム

D58ESのニアフィールドリスニング?
D58ESのニアフィールドリスニング?
借家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~10畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / ~4ch

単身赴任をいいことに、一軒家の貸家の一室を念願のオーディオルームにしました。しかも、「ど」のつく田舎なので音は出し放題。ただ、D-58にはちょっと狭いかな・・・・。巨大なヘッドホンの中にいるような、巨大なニアフィールドリスニングのような。 長岡系自作派を自認していますので(笑)、基本はケチりながらハイパフォーマンス、生々しい過渡特性重視の音を目指します。ホームシアターはまだ初心者です。 …

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