Orisuke
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バブル世代の趣味人です。 オーディオと写真、山登りは趣味の3本柱で30年くらい下手の横好きをやっています。

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最近の新譜から

ワールドカップも始まり、眠れない日々が続きますねー。久々の休日、サッカーの試合の合間に新譜を聴いています。今月は、豊作です(嬉)。


プロコフィエフ ピアノソナタ
ラヴェル 夜のガスパール
シベリウス 13のピアノ小品(抜粋)
バルトーク ピアノソナタ

リカ・ビビレイシュビリ(Pf)
Kupferhaus, プラネック(ドイツ) 2017年録音
P & E: Robert F. Schneider
Farao classics(B108099)

東欧系の若手女流演奏家が席巻するクラシック界に、またも登場、という感じの舌を咬みそうな名前。今回は、「ビビレイシュビリ」というジョージア(グルジア)出身ミュンヘン在住のピアニスト(1988年生まれ)のデビューアルバム。現在、ザルツブルク・モーツァルテウムで大学院生をしているらしい。両端をプロコフィエフとバルトークのソナタで固め、真ん中にラヴェルとシベリウスというヘビー級のプログラムは充実感あり。抜群のテクニックと、スケールの大きな曲の捉え方、東欧系ならではの力強い打鍵など魅力あるピアニスト。バルトークやプロコフィエフの複雑怪奇な響きが見事に分解されて綺麗に提示されるのに妙な快感を感じる。

録音はオンマイクで大きめの音像。ピアノの反射板の共鳴音を避けてハンマーにフォーカスしたマイク配置で、左手の動きが明快。分解能が高く、Fレンジ、DレンジともCDとしてはかなり広く取られ、これで中低音の厚みが加われば最高。24/96のファイル再生ならもっと良いのかも。大型BHでの鳴りが良いソフト。

このDiskの「バックロー度」★★★★


Duex
プーランク ヴァイオリン・ソナタ
ドホナーニ コッペリアからのワルツ
バルトーク ヴァイオリン・ソナタ
ラヴェル  ツィガーヌ

コパチンスカヤ(Vn)、レシチェンコ(Pf)
MC2、グルノーブル、2017年録音
P & E: Peter Laenger
Alpha 387

若手演奏家の中でも「ブチ切れ度」の高さで独走状態のコパチンスカヤ。聴くたびに「そ、そこまでやるかぁ」という赤裸々な表現は、若かりし日のクレーメルが可愛く見えるくらいエキセントリック。この盤は、そうした彼女の個性と曲の特性が見事にマッチした名盤。「コパチン節」は冒頭のプーランクから炸裂。もともと激しい曲調なので、まるで彼女のために書かれたオリジナル曲のように響き説得力大。最後のツィガーヌは、別の曲を聴いているくらい独自性の高い表現。コパチンと堂々と渡り合うピアノのレシチェンコもかなりの「剛の者」と見た。この二人、面白過ぎです。「東欧もの+フレンチ」というのは女流若手と相性が良いのだろうか?今回紹介の二枚はどちらもこのパターンで、テクニックと情念が同居した凄い演奏になっている。

録音はコパチンスカヤの乾いたヴァイオリンの響きをしっかりと捉えているが、ピアノの方は響きが多めで分解能はさほど高くない。Dレンジはほどほど、音像も左にVn、センター後方に大きめのピアノと普通だが、中高音にアルファらしい「スッピンの美しさ」がありフルレンジSPに好適な録音。録音現場の写真によると、録音場所のMC2はスタジオでは無く小規模のコンサートホール。ヴァイオリンとピアノに1組ずつペアマイクをあてがい、これにアンビエンスを付加している5chのシンプルな構成。ピアノは反射板の響きを多めに取り込むように高めの位置にセット。録音手法と出てくる音の関係が分かりやすい。

このDiskの「バックロー度」★★★


ビクトリア:聖週間のための音楽(テネブレ・レスポンソリウム)
スティレ・アンティコ

All Hallows' Church, Gospel Oak, 2017年録音
E: Brad Michel
仏 Harmonia mundi (HMM902272)

ア・カペラの驚異的な美しさに圧倒された「レクイエム」の作曲者、トマス・ルイジ・デ・ビクトリア(http://community.phileweb.com/mypage/entry/4063/20161220/54046/)。フランスHarmonia mundiから新譜が出てきたので、音の良さも期待して購入。これは、レクイエムに負けず劣らず美しい。スティレ・アンティコは初めて聴いたが、一人一人のテクニックが非常に高い合唱団。女声が特に見事。

最近、個人的にはいまいちだったBrad Michelによる録音。今回は、外盤A級の常連であった仏HMの面目躍如で、素晴らしい音質。個々の歌手の定位はピンポイントで音像は極小。声は直接音とエコーの分離が明瞭で、ホールトーンはそれなりに多く入っているが直接音を濁らせることは一切ない。メインマイクとアンビエントの使い分けが巧みなのだろう。声は自然で硬質さが無い。音場は横に広く、高さはそこそこ。音場感の良い小口径フルレンジに特にお薦めのソフト。

このDiskの「バックロー度」★★★★★

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OPPO

UDP-205

¥OPEN(予想実売価格200,000円前後)

発売:2017年7月上旬

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オーディオ専用機としても最高のコストパフォーマンス

BDP-95以来、BDP-105JP、BDP-105JPLimitedとOPPOのプレーヤーをオーディオ専用機として使用し続け、UDP-205で4代目となります。本来の画像を楽しむための機能やマルチチャンネル出力を封印することは、本機の持てる能力の2割程度しか使用しないことになりますが、その様なもったいない運用をした場合でもOPPOのユニバーサル機の音は、同価格帯は言うに及ばず、高級機クラスの音楽専用SACDプレーヤーを一蹴してしまうことがあり、思わず「史上最大の下剋上」というかつて某千葉県で飛び交っていたキャッチフレーズを使いたくなる魅力があります(笑)。

UDP-205は、前任のBDP-105JPLimited比で脚や底盤の構造で一歩後退したものの、回路面ではESS9038Proという現時点で最高のDACを使用することで能力大幅向上。音質面でも脚のセッテイングだけ工夫すれば、楽々と過去のOPPO機を上回る音質に到達します。我が家のセッテイングはTAOC TITE35Sを用いた4点リジット。高剛性無共振セッティングは、機械によっては高域が鋭くなり過ぎたり低域がスリム化したりというアンバランスな音を作る元になりますが、本機ではその弊害は感じません。

CD、SACD再生時の音質は、歴代OPPO機の中では105Limitedよりも95の延長線上にあり、精度を大幅にアップした感じ。OPPOはすべての機材でDACの回路の詳細を開示しているわけではないので間違えがあるかもしれませんが、95も205もアナログバランス出力時は各チャンネルのプラス、マイナス毎にDACがパラレル駆動になるはず(95は2個、205は4個?)。105系はシングル駆動であり、この違いが音の傾向に出ているのかもしれません。105系以降はヘッドフォン出力に2ch基盤側DACの半分を割り当てているので、105系はその割りを喰った形で、205ではチップの能力が4倍になったことで倍返しで進化した計算になります。

音は、質感の良さと高S/N比が印象的で、しかも「デジタルを突き詰めたらアナログになった」という感じのキメが細かくまとまりの良いサウンド。アコースティック系の音楽との相性は特に良く、分解能の高さをことさら主張するわけではないのに、よく聴くと見事に分解されており個々の音に余裕や安心感を感じます。音場は特に広大でも狭いわけでもなくソース次第。進化したのは高さ方向や奥行き方向の表現で、位相管理のしっかりしたスピーカーやフルレンジで違いがわかると思います。音像は輪郭線がなく、空間の中にフッと立ち上がる生音に近いもので、過渡特性の良さが伺えます。7種類選択できるデジタルフィルターは、音の立ち上がり、立ち下がりにスパイスを加える感じの変化になりますが、セッテイングが決まってからの隠し味という感じです。

音の癖や暴れが少ない一方で組み合わせるアンプやケーブル、電源にはかなり大きな影響を受け、特に出力ケーブルによる変化は、これまで私がメインで使ってきた10台ほどのデジタルプレーヤーの中で最大。ケーブル次第でダイナミックなオーディオ的な音にすることも、柔らかい音楽性重視の音にすることも可能です。また、ネットワークプレーヤーやUSB-DACで使った際の音もディスク再生のクオリティに肉薄しているので、音楽専用としても多彩な使い方が可能。マルチチャンネルやHDMI出力は私は使用しませんが、使えばさらに二度、三度美味しいのでしょう。値段を考えると、BDP95以来の「黒船再来」と言えるでしょう。

【SPEC】●出力端子:7.1chアナログ×1系統、2chアナログ×1系統、XLR端子×1系統、光デジタル×1、同軸デジタル×1、HDMI×2(うち1つは音声専用) ●入力端子:光デジタル×1、同軸デジタル×1、HDMI×1、LAN端子×1、USB3.0×2、USB B×1 ●電源: AC 100V / 230V, 50/60Hz ●消費電力: 65W (スタンバイ時: 0.5W 省エネモード) ●外形寸法: 430W×123H×311Dmm ●質量:10kg

マイルーム

D58ESのニアフィールドリスニング?
D58ESのニアフィールドリスニング?
借家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~10畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / ~4ch

単身赴任をいいことに、一軒家の貸家の一室を念願のオーディオルームにしました。しかも、「ど」のつく田舎なので音は出し放題。ただ、D-58にはちょっと狭いかな・・・・。巨大なヘッドホンの中にいるような、巨大なニアフィールドリスニングのような。 長岡系自作派を自認していますので(笑)、基本はケチりながらハイパフォーマンス、生々しい過渡特性重視の音を目指します。ホームシアターはまだ初心者です。 …

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