Orisuke
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バブル世代の趣味人です。 オーディオと写真、山登りは趣味の3本柱で30年くらい下手の横好きをやっています。

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最近の新譜から

5月に私を襲った録音の悪い新譜の連鎖は、読売巨人軍の記録的連敗の如く立ち直るきっかけがつかめないものでした。「音が悪い!」→買う→「音が悪いぃ!!」→さらに買う→「お、音が悪いぃぃぃ!!!」という悲惨な負のスパイラルは、本日届いた新譜で断ち切られつつあります。打率が上がってきたと言いますか、届いたものにスカが無かったんです(嬉)。


ブラームス弦楽六重奏曲 全曲
ルノー・カピュソン、クリストフ・コンツ(Vn)
ジェラール・コセ、マリー・シレム(Va)
ゴーティエ・カピュソン、クレメンス・ハーゲン(Vc)

2016年エクサンプロヴァンス音楽祭(ライヴ)
E:ニコラス・バルトロメ、マキシミリアン・シウプ
エラート(輸入盤)

今をときめくヴァイオリニストのひとり、ルノー・カピュソンがハーゲンやVPOのメンバーと組んだブラームス六重奏のライブ。

この2曲は、アマデウスQ盤やスメタナQ盤など長年固定メンバーのカルテットにヴィオラ・チェロが参加したスタイルと、カザルス盤やメニューイン盤のようにソリストが集まって音楽祭などで一期一会の演奏をするものとの双方に名盤が多数ありますが、私の持っているのはどれも奏者が超大物で中年の哀愁が漂うもの。まあ、それはそれで素晴らしいのですが「ブラームスの青春の歌」という感じには聞こえないのが不満。

この盤には、その足りなかった若さ・自発性・即興性があり、今までの名盤とは違った魅力を感じます。有名な第1番ももちろん良いのですが、この曲はあまりに見事に出来ており独自性を出すのが難しいタイプの曲。この盤で素晴らしいのは第2番。この曲が本当にアガーテ嬢(婚約破棄)を思いながら書かれたのかどうかは良く分かりませんが、ブラームスらしからぬ不安定さや理詰めでない感情表現が多数織り込まれており、お腹の出た大物奏者が演奏すると違和感が生じるのです。その点、この盤の奏者達は「若く不安定なブラームス」(それでも完成時には30歳を超えていた)を同世代的に演じていて非常に伸びやか。ライヴで拍手も入っていますが、第2番終了時のそれは1番よりも圧倒的に大きく、聴衆が熱狂していたのが良く分かります。

音はライヴ録音としてはかなり優秀な部類。ジャケット写真から、マイクは中央の高い位置に全体を捉えるためのペアマイク、Vn、Va、Vcの各パートにオンマイクで一本ずつの計5本とシンプル。音像は実物大で眼前に定位。ただし、ヴァイオリンとヴィオラは明瞭に2本ずつに分かれるところまでは行きません。Fレンジは室内楽としては広め、Dレンジも大きめで最弱音はライブとしては綺麗。S/Nも良いです。各楽器はやや細めの音でオンマイク故にヒステリックな響きも多少入っています。フルレンジバックロードに好適な録音。

このDiskの「バックロー度」★★★★


カリンカ~ロシア愛唱歌集
Red Star Red Army Chorus
Anatory N.BazhaLkin(Cond.)
1992年(セッション)
ワーナー(輸入盤)

ワーナーの激安盤(本盤は700円)は、ライナーノート無し、歌詞カード無し、録音データ無しの基本的には「大メーカーの手抜き」以外の何者でもないけれども、中身はホームラン級のものが混じっており、これもその一枚。以前から知る人ぞ知る存在だった盤の廉価版リメイクです。

奏者は、タワレコのHPでは「赤星赤軍合唱団」というとてつもない悪党の集まりのような日本語で紹介されていますが、決してそういうものではなく旧ソビエト時代の軍属の合唱団で、アレクサンドロフ・アンサンブルなどと並ぶ世界的に有名な合唱団。本盤では、「カリンカ」「ヴォルガの舟歌」「黒い瞳」などなじみ深い曲が18曲。本場の声の力の凄いこと。ひたすら圧倒されつつ愉しさにニンマリさせられます。

音は、多分リマスターされていると思われ、近年のワーナーによるリマスターで特徴的な自然な高音のほぐれ方が認められます。合唱+ブラスバンド、ソロ+合唱+オケ、楽器のみなどいろいろなスタイルが混じっているのでマイク配置もバラバラのはずですが、音の質は揃っています。イメージとしては、クラシック系録音とポピュラー系録音のいいとこ取り。とにかくスピーカーからの音離れが良く鳴りが良い。音場はスピーカーの外に大きく張り出し迫力抜群。オケ・合唱団は天井吊りマイクで録ったのか、下方に平たく定位。歌手のソロは分離が良すぎることと音像がセンター上方に「紅白の小林幸子」状に定位するので、恐らく別室録音。Dレンジは非常に大きく、最強奏のレベルは相当なもの。カリンカやヴォルガの舟歌などは煽りまくりの演奏でかなりの爆音なれど、それを恐れずに大音量で聞くのが男の子というものでしょう(責任は一切とりません)。D58、D55など20cm長岡バックロード+ハイパワーアンプで是非お楽しみ頂きたい一枚。

このDiskの「バックロー度」★★★★★

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FE208ES-R

FOSTEX

FE208ES-R

¥78,750(税込)

発売:2007年3月23日

このモデルは生産を完了しています

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云わずと知れた長岡バックロード最強ユニット。是非、後継機を!

本機が発売直後に完売してから約10年。長岡スピーカーを作り、使い続けるものにとって、D58ESやネッシーはひとつの到達点であり、長岡先生が自身で述べられたように「この音を一度聴いてしまうと、他のスピーカーを聴く気がしなくなる」という代物。

前作、FE208ESは超大型フェライトマグネットによる異常なまでの駆動力と中高域のトランジェントで、類を見ない音を創り出しましたが、残念なことに低音は空振り気味で、帯域バランスはあまり良くありませんでした。チェンバロや古楽器系の録音、外盤A級の民族音楽は一級品でしたが、現代オケとは相性が合わないこともしばしばで、D58ES共々設計ミスとも揶揄されました。

EF208ES-Rは、マグネットのアルニコ化やセンターキャップのマグネシウム化、振動板の素材変更に伴うQの増大などで低音側の空振りを抑制し、高域の分割振動部分はマグネシウムで癖を無くすように改良されています。恐らく、D58ESでの使用が大多数であることを見越して、充分にホーンを駆動出来る特性にしたのでしょう。

結果、音色一変。D58ESは長岡バックロードでも特に帯域バランスが良く、癖の無い優秀なスピーカーになりました。私自身は、208ESが壊れたことで208ESRに換装したので、ESの浸透力抜群の中高域とESRの中低域のバランスの良さがトレードオフ気味になってしまったことを残念に思っても居ります。これを両立出来れば、文字通りの最終兵器になるのになと思います。

本ユニットが販売されてから約10年が経過し、壊れても換装することが出来ないという最悪の事態が身近に迫りつつあります。私の208ESは10年で断線でお釈迦になったので、ES-Rの今後も気が気でなりません。

いま、敢えてこのレビューを書くのは、もちろん、フォステクスさんに後継機を作ってもらいたいからであり、FE108Solの出来の良さを知ってしまったためでもあります。FOSTEXさん、FE208Solを、亡き長岡氏、佐藤氏に捧げる究極のユニットとして是非作って下さい。

【SPEC】●インピーダンス:8Ω ●再生周波数帯域:fo〜23kHz ●出力音圧レベル:99dB/w(1m) ●入力:100W ●質量:6.3kg

マイルーム

D58ESのニアフィールドリスニング?
D58ESのニアフィールドリスニング?
借家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~10畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / ~4ch

単身赴任をいいことに、一軒家の貸家の一室を念願のオーディオルームにしました。しかも、「ど」のつく田舎なので音は出し放題。ただ、D-58にはちょっと狭いかな・・・・。巨大なヘッドホンの中にいるような、巨大なニアフィールドリスニングのような。 長岡系自作派を自認していますので(笑)、基本はケチりながらハイパフォーマンス、生々しい過渡特性重視の音を目指します。ホームシアターはまだ初心者です。 …

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