Lotus Roots
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2013年秋よりオーディオ熱再燃し、身の程わきまえずつぎ込んでます。部屋は狭いのですがそれだけに猶、音場感を求めてしまいます。そのくせ暖かな質感も捨てられないジレンマに陥ってます。皆様のは豊富な経験に…

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夢心地の一日

いつかは伺いたいと思いながらなかななかお願い出来なかったGRFさんのお宅にお伺いすることが出来ました。Harubaruさんのマラソンオフ会でお会いした際にお誘いいただいたのです。

先ずは和室のユニコーンです。入るなりい草の清々しい香りに包まれます。写真で見ていたよりも小振りな部屋に感じました。六畳+αだそうです。ユニコーンが壁から20数センチの距離で設置されています。

こんなに近くては奥行き感を出すのは難しかろうと思ったら驚きの音が!

おい、壁はどこに行ったんだ?全然壁からの直接反射音がないだろ!ウチと違って壁の役目を果たしてないだろ…。いや、ウチでもホントはそんな役目いらないんですけどね。(^_^;)

この音場感には圧倒されてしまいました。
そして低域。この部屋に必要な量が過不足無くあり、拙宅の暴れ馬的な低域との違いを感じました。余程優れたウーファーが隠れているのだろうと美しい木目のキャビネットを覗き込みましたがよく見えません。GRFさんにお聞きするとウーファーは無いとの答え。
バックロード型なのでと言うことですが…( ゚д゚)

これまで聴いた事のあるバックロード型のスピーカーはやはり低音が箱の音というか、ボコボコした感じが拭えない印象でした。

ここではそんな感じは一切無く、高域から中域、低域まで欠落部分無くスムーズで、その為に全く強調されたところが無くいつまでも浸っていたい自然さがあります。GRFさん曰く単一ユニットの為クロスオーバーポイントが無い事が重要な点だと言う事でした。シングルコーンの良さと言うのは聞いてはいましたがコーンの場合一つでカバーできる帯域はかなり狭いものでしょう。しかしGerman Physiksのユニットは上から下まで全帯域を無理なくカバーしていました。

そして堪らないのが声です。アメリングの若かりし頃(ソコソコの若さ(^_^;))のアルバムから出る声の素晴らしさ!82年頃の録音だそうですが、とてもそんな時期の音とは思えません。私は80年代のCDの音はザラザラした粗さがあると感じていましたが、そんな事はないと言う実例を見た思いです。また音の鮮度が高いだけで無くグイグイ訴えかけてきます。呆然と聴き惚れてしまいました。このアルバムドイツ版中古を早速ポチりました。

次にアラウ、トリフォノフのピアノです。ピアノに必要な音の太さ、サイズ感も十分です。そしてピアノも良いのですがオーケストラのバイオリンが湧き上がる感覚が生々しくこれにもウットリ。

そして男性ボーカルでBergonzi、とDieskau。特にBergonziの存在感が圧倒的でした。

次が白井光子さんのドイツリート。これがまた絶品。寡聞にして白井さんを知りませんでしたがこれは絶対オススメです。日本人的な声の平板な感じが無く深みのある声に鷲掴みにされました。GRFさんはセットモノで入手されたそうですが、ネットでも中古でドイツ版がありましたので早速ポチ。

和室最後はちあきなおみと青江三奈。歌唱の素晴らしさを味わい尽くします。青江三奈は珍しいラテンのアルバムです。スペイン語で歌っている曲もありジャケ右上にもありますがサンバカーニバルのダンサーみたいな衣装で登場したライブのようです。しかもこの原語の歌もサンバスタイルの青江三奈もなかなかいけてます。(これホント)

この辺りでお昼という事で近くのお蕎麦屋さんに。
私は福井の生まれですが、福井は隠れた蕎麦処なので私も蕎麦の味にはうるさいのですがここはホントに美味しい蕎麦屋さんでした。
しかし午後の部もあるので早々に引き上げます。

そしていよいよ本丸の部屋に。
この部屋のアナログレコードの数たるや、もうどの位か見当もつきません。
また、床のしっかりした構造は歩いただけで分かります。足音が全くしません。GRFさんの情熱を具現化した床です。

機器としてはemmのプレイヤーとDAC、それにmola molaのプリアンプ兼DACが。

この二つのDACはスイッチひとつで切り替え可能となっていて曲の特性に合わせて自由に選べます。
emmは優しさのある美音、mola molaは容赦ないダイレクトな音です。と言っても耳障りでは無くソースの音をそのまま出している感じです。

午前中の和室と比べ、更に音場が広いのが分かります。また音像のサイズや形が感じられる部屋です。
ここでもGerman physiksの不思議なナチュラルさを持った音に包まれます。無指向性のスピーカーの特性は素晴らしいです。ある意味眠くなります。これは脳からα波が出ている為でしょう。私はクラシックのコンサートなどでは高い料金を払いながら眠ってしまう事がままあるのですが、やはりα波の為でしょう。弦楽器の自然な音はα波を誘発して眠気を誘うらしいですね。

このように自然な音を出すシステムなのですが、一面ソースの出来不出来もそのまま出してしまうようです。私の持参したシーネ・エイのアルバムも低域がかなりブーストされているのがありありと分かりました。

この部屋で聴かせていただいたソフトでは2つのプロコフィエフ作品がとても印象的でした。一つはクレーメル、アルゲリッチのバイオリンソナタです。これは mola molaで聴くと鳥肌が立つような不気味さがあります。しかし何故か惹かれる音楽なのです。

もう一つはほのぼのとしたピーターと狼です。久しぶり聴きましたが面白い曲だと再認識しました。

実はCDプレイヤーはマランツの非常に古いモデルがありそれも聴かせて頂きました。何と14ビットから16ビットに変わった最初のモデルだそうです。それでいてemmのプレイヤーにさほど引けを取らないレベルなのです。これも驚き。

その後スピーカーの位置調整法を伺いました。モノラルソースでスピーカーの間に立ちちょうど目の前に音像がまとまるようにするとの事です。

これをわざわざスピーカーの位置をズラして実験していただきました。ズラすと確かに音像が散らばります。これは拙宅でもやってみようと思います。

ここまででかなりな時間になりましたが最後にアナログです。ここでは歌謡曲オンパレード!

加山雄三、森進一、越路吹雪、布施明、渚ゆう子いずれもライブ版でとても40年前の録音とは思えない生々しさでした。またアナログとは思えない様な音場感でもありました。

最後に何か聴きたいものはと聴かれましたが、もう頭がオーバフロー状態で答えられませんでした。今思えば弦楽四重奏を聴かせてもらえば良かったと後悔しきりです。

兎に角素晴らしい体験でした。GRFさんのおもてなしはほとんど付き合いのない私にもまるで旧友に対する様な気の置けない対応で、緊張もすぐに解けリラックスして音楽に浸れました。

GRFさん本当にありがとうございました。
次回は拙宅での御指導お願いいたします。

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LotusRootsの部屋
LotusRootsの部屋
持ち家(マンション) / 専用室 / オーディオルーム / ~8畳 / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch

約7畳の小部屋です。部屋の割に大きなスピーカーで低音の暴れが問題ですが、さほど気にせず楽しんでます。使用機器はスピーカーVIENNA ACOUSTICS Beethoven Concert Grand 、プリアンプ Trigon SnowWhite 、パワーアンプ EAR861、CD Player Esoteric K-03 、ターンテーブルVictor QL-Y5、カートリッジ DENON 10…

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