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オーディオに興味を持ってからいつの間にか30年。 波はありましたが、細々と続けています。 この趣味って奥が深くて本当に面白いですね。 <現有システム> CDプレイヤー:PRIMARE CD…

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STEREOHALL邸訪問記(その1)

覚えている方はあまりいらっしゃらないと思いますが、皆様お久しぶりです。taketです。

オーディオという趣味の多様性、奥深さにはまり、いつしかもう35年になろうとしています。

ただ、私はこの趣味に於いてとても大きな欠点を持っています。
それは、「自分の音に飽きてしまう」ことです。

そもそもが、アバウトで飽きっぽくて大雑把なので、オーディオにもそれが反映されています。

例えばアクセサリ類を駆使して微妙な向上を図ることに力を注ぐというのは、大雑把な私には少し物足りず、寧ろあるタイミングで音の方向性そのものを変えたくなってしまいます。

お陰でメインスピーカーの遍歴は2way→3way→2way→3way→5way→3way→2way→3way→4wayとまるで節操がありません。

満足出来ないというよりも、新鮮味がなくなって、“もういいや”となってしまうのです。
というわけで2年毎くらいのシステム破壊(ガラガラポン?)が私には理想のオーディオ形態だったりします。

細かいチューニングは先にも書いたようにあまり興味がないので、熱を上げるのは購入当初だけ。早い時期に使いこなしは放棄し、当然、質の向上などは望むべくもありません。

そんなわけで、“作り上げたシステムのベクトルを変更せず、ひたすら自身の理想に向かって突き進む”オーディオというのは私の楽しみ方とは対極にあります。

そして、そのような取り組みをされる方が作り出す音には、往々にして「オーナーの個性と長年の拘りが反映された説得力」のようなものが感じられたりします。もし、自分の嗜好と異なったとしても、音を聴くだけで勉強になるのです。

今回御自宅にお邪魔させて頂いたSTEREOHALLさんは、正にそんな“自身の理想をひたすら追い求めるオーディオマニア”を絵に描いたような方です。
(オフ会記が3ヶ月も遅れて申し訳ありませんでした。なんだか難しくて。)

STEREOHALLさんに初めてお会いしたのは遥か十数年前でした。「ステレオ再生装置の構成はどうあるべきか」と考えていたときに、“メインシステムにスピーカーを追加して積極的に音場を付加する手法”に光を当て、それを追求しておられるSTEREOHALLさんをネットで見つけました。当時からとても丁寧に繊細にオーディオに取り組まれている印象でした。

オーディオの楽しみ方には科学的視点と芸術的視点があり、そのバランスはマニアによって随分と異なります。STEREOHALLさんは両者のバランスが私の好みだったこともあり、実際に音を聴かせて頂きたいとお願いしました。

金田式の一次ディバイダー内蔵アンプとTADのユニットを使用した2WAYマルチアンプシステムはその頃から既に出来上がっていました。

当時の音は今もよく覚えています。“システムと部屋から予想できた音”と、“実際に聴いた音”との間に大きな乖離があり、それはある意味衝撃的な経験でした。

私は、音場がスピーカーの奥に広がっている、いわゆる後方展開の音が好きです。そしてスピーカーから音が出ている感覚を出来るだけ消したいので、多少の前後感は犠牲にしたとしても、音場がスピーカーまでをも内包してしまっては困ると感じるタイプです。
(勿論、好みの話であり、正誤の話ではありません。)

後方展開の音場を作るための最もシンプルな手法は、スピーカー背後の壁からの反射音に自然な存在感を持たせることです。

ですから、滑らかな指向性を持つスピーカーを後方の壁から離し、空間をなるべくシンプルにしてセッティングするのが簡単です。
(言うまでもないですが、プレーヤーやアンプの個性も大きく関わります)

というわけで、後方および側方の壁にぴったりつけたホーンスピーカー、しかも巨大なラックがセンターにあるような環境からは、通常、後方展開の音は再現されません。

ところが十数年前に初めて聴いたSTEREOHALLさんのシステムは当たり前のように、広く深くスケール感のある後方展開の音場が実現していました。そして、定在波が良い個性として作用しているのか嫌味のない低域の力感を伴ったピラミッドバランスとなっており、オーケストラの迫力等が十分で、お陰でクラシックが非常に楽しく聴けます。

決してハイエンドではない価格の製品からレベルの高いサウンドが出ており、そこに好感が持てました。

さて、STEREOHALLさんのシステムを以下に示します。


※ホームページからの抜粋

システム構成の詳細は省きます。何故なら極めて丁寧に説明されたホームページがあるからです。
※ちなみに私はSTEREOHALLさん以上に丁寧に自オーディオシステムを紹介してあるサイトを知りません。まずはお読み下さいませ…

さて、STEREOHALLさんのシステムの最も注目を集める点は、言うまでもなく残響分離装置の存在でしょう。

簡単に表現すると、“音源の中から、間接音成分だけを抽出する濾過器”みたいなものだと思って頂いて良いです。取り出した間接音をメインとは別の複数のアンプとスピーカーで駆動し、メインの音に追加します。スピーカーマトリクスの持つ逆相感や、多くのDSPのもつ音像の滲み感を解消したと思われる面白いシステムです。

ただSTEREOHALLさんの場合、これは音場を広げることが目的ではなく、ステレオ特有の音場感の癖を和らげて自然さを付加することで音像の実在感を増す事が目的となっています。従ってこの残響再生専用サブシステムから放出される音量はかなり小さめに設定してあります。

今回の訪問において、十数年前に聴いたシステムは、プレーヤーがSACDプレイヤーからネットワークプレイヤーとなり、アキュの電源も加わり、肝となる残響再生装置も大きくグレードアップされていました。果たしてどのような進化を遂げているでしょうか。
とても楽しみにして伺いました。一人で聴くのは勿体ないので当日はCENYAさんに付き合って頂きました。

(続く)

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