階下に降りて音楽を聴きに行くとやはり長時間で文字通り籠ることになり当然家族の受けは良くありません。なのでリビングにもオーディオを置いておりピアノやヴァイオリンのソロ曲を楽しんだり、ヘッドフォンでNAS(RockDisk for Audio)に溜め込んでいる音楽ファイルをきままに聞いたりしています。
DENON DNP-F109(ネットワークオーディオプレイヤー)
DENON DRA-F109(フルデジタルアンプ)
ONKYO D-102exg (SP)or Panasonic RP-HD10(ヘッドフォン)

完全なCDレス環境で、DNP-F109でNAS配下のハイレゾファイルとCDからリッピングしたFLACファイルの再生、LINN ClassicsやOttava等のインターネットラジオの再生が主で音質面でも特に不満に思うことはありませんでした。しかしHP-A8(DAC)で再生するために2.8MHzのDSDファイルがそれなりに溜まっていたのが再生出来ない点が我慢出来ず、マランツのCD、ネットワーク一体型コンポ(レシーバーアンプ)であるM-CR611に買い換えました。

M-CR611については先代よりバイアンプ駆動に対応したりB&WのCM1S2との組み合わせを推奨したりコンポのカテゴリーの中では意欲的であり市場での評価も高い製品でもあります。
ただしDSDファイルについてはネイティブ再生ではなくリニアPCM変換。そこが残念ではありましたが持っているDSDファイルを生かせることとおまけにCDプレイヤーも付加してくることの誘惑に負けてしまいました。
DENONのフルデジタルアンプといえばDDFA採用のPMA-50の評価が高いですが実売20,000円を大きく切る金額に下がってしまったDRA-F109のCPは抜群でしばらく並べて比較リスニングするなかでは同じくフルデジタルアンプ機能を持つM-CR611と大きく差異は感じられないように思われます。
もうしばらくじっくりと聴き込んで行きたいと思います。