消費税が10%になる前に慌ただしくご家庭の映像鑑賞環境を4K化した(消費税Up直前に、いろいろと悪い虫が働いて4K化を一気に実現するの巻)ものの、映画鑑賞のメインソースである頼みのWOWOWが4K放送を始めるまでにはまだしばらく時間がかかるようだし、そもそもウチのマンションで左旋の放送が観られるのか、始まってみないとよく分からない(管理組合に聞いたら大丈夫なはずって言ってるんだけど、全然当てにならない^^;)し、お高いからそうそうUHDのソフトなんて買えないし、という訳で今まで使っていた旧型Apple TVをApple TV 4Kにリプレースすることにしたのです。
実を言うと、これまで使っていたApple TV HDを買ったのは2年ほど前で、それ以前に使っていたChromecastの使い勝手がイマイチだったからなのですが、その時点で既に現行モデルのApple TV 4Kって売っていたんですよね。ただ、その当時は拙宅の映像環境は未だ4K化されていなかったし、どうせこれを使って観るのはDAZNのサッカーの試合とか、パソコン画面のミラーリングぐらいだから、次の世代に買い替えるときに4Kにすればいいや、と思ったのです。ところが、それから2年経ったけど依然として世代交代しないままApple TV 4Kを購入。くやしーヽ(;▽;)ノ
気を取り直してApple TV 4Kを使い始めてみると、HiViなんかで高く評価されているのも伊達ではなく、確かにこれまで使っていた旧タイプよりずっと画質がいい、ような気がする。あと、SDRの映像でも何でも4K HDRにアップコンバートして出力してくれるので、4K UHDを観るとき以外にはあまり発動してくれなかったJVCのプロジェクターのFrame Adapt HDR機能を活用できるようになったのが、最も得した気分になれた点かも。実際の効能がどの程度かは、よく分からないですが(^^ゞ。
ということで調子に乗って、新国立劇場の期間限定ストリーミングの映像(Macbook ProからAirPlayでApple TV 4Kに送り出したもの)と、前にNHK BSPで放送された映像を比較してみました。演目は「トゥーランドット」です。
こちらがストリーミングの映像。
で、こちらが放送を録画(3倍)したものです。なんか色がだいぶ違う^^;。
比べると3倍録画でも、さすがにBSで放送されたものの方が高精細な感じ。でも、このむちゃくちゃ明るいのと暗いのが混在している場面で、かなりApple TV 4Kも健闘しているように感じます。電源ケーブルを替えるとかなり画質が向上するという記事を読んで、交換してみたのも効果が有ったのかも。
で、去年の秋から、アップル製品を買うと1年間Apple TV+がタダで観られるというキャンペーンをやっているので、当然ながらそちらも観ています。海外ドラマを吹き替えで観るのが全然好きになれないので、WOWOWでも一切観ていなかったのですが、音声や字幕の設定を自由に変えられるので、俄然沢山観るようになりました。Netflixなんかの方が量的には遙かにいろいろなものが観られるわけですから、確率で考えても面白いものがいくつも有るんだと想像していますが、Apple TV+はとにかくウルトラ高画質だし、音声はDolby Atmosが基本だから、AVオタ的にはなかなか美味しいサービスだと感じています。特に「For All Mankind」というドラマは猛烈に面白くて、非常に感激しました。
そこで更に調べてみると、どうやら拙宅でバックアップ用途も兼ねて使っているApple Time Capsule(まだ縦型になる前の古い平べったいタイプ)がPPPoE方式にしか対応していないので遅いらしい。今まではONU-Time Capsule-宅内配線-HUB-Apple TV 4K/Macbook Proほかという伝送経路にしていて、ソフトバンクからもらっていたルーターはONUからパラで繋いでいてサブ的にしか使っていなかったのですが、Time Capsuleをソフトバンク謹製のルーターの下流においてみることにしました。PPPoE接続からブリッジモードに変更し、ルーティングは上流に任せることになります。