McAUDI
MD1300
¥138,000(税込)
発売:-
このモデルは生産を完了しています
私のシステムでなくてはならない存在
このDAコンバーターはオリジナルの状態では、音の立ち上がりスピードが速く、直接音が前に出て定位もしっかりとしているという特徴を持っている。現在、私は、ACインレット化、RCA出力端子交換、内蔵電源ケーブルをAcrotec 6Nケーブルに交換、電源回路用電解コンデンサーをMUSE KZに変更、AudioGrade Fuse使用、レクストチップスノウ等を使ってチューニングしている。オリジナルと比較して圧倒的に違うのは、レクストさんのNS441Dに似て、音が三次元的に聞こえるところである。SACDの内蔵DACを通したアナログ出力(何となく直接音が引っ込んだようになり、音が出ている位置があいまいになる)と比較して圧倒的に音がよいのは言うまでもない。今年の夏頃、さらなる音質向上を目指して、DAC基盤上の電解コンデンサーをMUSE KZシリーズ及びSANYO OSコン SPシリーズに全交換してみた。その結果、全域がクリアーになり、特に重低音の迫力と高域の表現力が大幅に向上したが、中域成分が減って、コンデンサー交換前に気持ちよく聞こえていた音のバランスが崩れてしまった。挙げ句の果てにはトランスポートとして使用しているSACDプレーヤーとの同期が不安定になり、結局、同じ機種をもう1台購入して基盤を載せ替えるハメに・・・高い勉強代になった。現在、基盤はレクストチップスノウによるチューニングのみに留めているが、非常に気持ちの良い音がしており、十分に満足している。SACDを高精度クロックに交換し、ジッターの少ない信号をこの改造DACに入力したらいったいどんな音が出るのか非常に興味がある。このDACは残念ながら製造中止になってしまったが、次の機種は今秋発売予定になっている。次の機種はレクストさんのDAC-NS1Sと似ていたりして・・・。
【SPEC】●全高調波歪率+雑音:0.0035%以下@24bit入力、@997Hz、0dBFS ●周波数特性:10Hz〜20kHz +0.1、-0.5dB以内 ●セパレーション:95dB以上@10Hz〜20kHz ●ダイナミックレンジ:103dB以上@997Hz ●入力サンプリングレート:44.1kHz、48kHz ●出力レベル:2V rms ●電源:AC100V 50/60Hz ●消費電力:10W ●外形寸法:400W×65H×210Dmm ●質量:4kg