こんばんは。

　日記のタイトル通りの内容になりますが、ハーベスを手放すことにしました。
　HL-compact7es-3は私がオーディオを始める切っ掛けをくれたスピーカーです。

　それまで音楽はいつもヘッドフォンなどで聴いていまして、良いヘッドフォンアンプを求めてオーディオショップに恐る恐る訪ねてみると、ちょっと値段のおかしな箱がたくさん並んでいましたw

　そこで、スピーカーから出る音楽というもの知ってしまい、見事にオーディオ沼に落ちていきました。

　ハイエンドからエントリー、定番モデルなど色々と聴かせて頂いたのですが、中々心に響くような音を聴かせてくれるような物がなく、その時にふと店の片隅に置いてあるハーベスに目が止まりました。
　いかにもスピーカーといった古めかしいデザイン。温もりを感じる色合い、取り敢えず試聴してみると、中々に地味な音でほかのスピーカーに比べると全然目立つ要素はありませんでした。

　でも、聴きつづけると何故かこの音が頭から離れない。何時までも聴いていられる、ただ無心で聴き入ってしまいました。これらの要素は、私がハーベスを購入するには十分であり直ぐに注文しました。

　店員さんは、最初からハーベスを買うとは思わなかった。Ｂ＆ＷあたりかTANNOYを買うと思ったと言われました。

　ハーベスは組み合わせアンプやケーブルで大きく表情が変わり、オーディオの面白さ音楽を聴く楽しさを教えてくれた初めての相棒でした。
　たぶん、このスピーカーに出会ってなかったらオーディオをやっていなかったと思います。
　もうずっと、このスピーカーでいいやと思っていました…

　でも、手放すことにしました。それは同じくらいの衝撃をくれるスピーカーに出会ってしまったからです。

　ハーベス、今までありがとう。
　手放してしまうけど、この先もずっと大好きなスピーカーです。

　

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