左右LR 2チャンネルでの再生にこだわることを概ねピュアオーディオと言うようで、2チャンネル・ステレオフォニックのこと。箱庭、額縁のなかに定位、音像、奥行き他の再現再生を求め続ける者には時間金銭物欲を強いる魔物の趣味のようだ。
サラウンドはマルチチャンネルステレオフォニックと言うらしい、ホームユースではフロント2・3・6やらサイド、バック、天井やら、サブウーハーとスピーカーの数はやたら多くなる。最大数はAVアンプのチャンネル数になる、最近のはドルビーアトモス9.1.4、AURO-3D 13.1かな。でサラウンド側からみると2チャンネル・ステレオフォニックはピュアオーディオに対してピュアマルチと呼べるものでサブウーハーを排除したりしない。ステレオフォニックは立体音響と解されている。オーディオとヴィジュアル、フロントLRは同じスピーカーだとフロントの支配力は80%ぐらいとすると残りの20%は部屋、機材、使いこなし等で両立しないと思うのは20%の影響を解決出来ていないということになるのかな。
自身の本格的サラウンド歴を確認してみると4K UHD凄いという声も後押ししてPIONEER UDP-LX800とエプソンのEH-LS10500を入手してからで最終的なドルビーアトモス9.1.4構築は2019.6月頃なので未だ1年半ぐらいか、もっと長い気がしていた。
最近はちょくちょく普通のCDをサラウンドで鳴らしサラウンド脳をブラッシュアップしている。AVプリから先をどうするかで結局各出力チャンネルを各ミキサーに接続した選択も功を奏している、直観的に音量調整やパンポッドで定位をいじれるし低中高のイコライジングも出来るし。普通のCDのサラウンド化のメリットは色んな聞こえ方、あり得ない音響空間まで積極的に楽しめることだろう。4.0、5.0で効果が得られるものは多い。
ここからは最近普通に2度聴きしたCDです。

アンナ・マリア・ヨペック は、ポーランド、スラブ音楽を源流に多様性を発揮する、tr10やtr12の声質には弱いほうです。EAN : 0601215959222
コンスエロ・ルス ちょい複雑なユダヤルーツ、セファルディの歌い継れる唄、tr02は有名な曲でゆったりとした節回しのラウンジサウンドはだいぶいけます。
ASIN :B000CAETC8
シーラ・チャンドラ インド系イギリス、tr06の楽器的なボイスパフォーマンスはシステムのヴォイスチェックにも最適かなと。EAN : 0017046234221