雪ひら
雪ひら
Phile Webは日記より交流メインで・・・

日記

最新の日記
カレンダー
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最新のレス

日記

日記へのレスはありません

製品レビュー/コメント

製品レビュー/コメントへのレスはありません

お気に入り製品

お気に入り製品はありません

お気に入りユーザー

最新の日記

MHDT Labs PAGODA DAC

普段はtwitter ID:@l_c_3r と、
はてなブログ http://rays.hatenablog.com/
を利用していますが、PhileWebコミュニティに登録した理由としては、
このPAGODA DACの情報を求めている方がいると知ったからです。

http://www.mhdtlab.com/Pagoda%20balanced.htm



MHDT Labsは台湾のメーカーで、日本には2011年からMixWaveが代理店となり、
DDCのUSBridgeを取り扱っていた時期がありました。
https://www.phileweb.com/news/audio/201110/03/11278.html

これより以前からMHDT LabsはNOS・真空管・マルチビットDACの3点を共通とした中でバリエーションを出して商品展開を行っていたのですが、MixWaveが取り扱ったのは前述のDDCのみだったようです。

ちなみに現在のMHDT Labsのラインナップは
機種名:DACチップ / 真空管

PAGODA:PCM1704 / GE5670
Orchid::TDA1541A / GE5670
Istanbul :PCM56P-K / 6CC42
Atlantis:AD1862 / GE5670
Canary:TDA1545A / GE5670
Stockholm 2:PCM56P-J / GE5670

こうして見るとGE5670の採用例が多いですね。
この管はデジタルオーディオで現在新進気鋭のiFi audioでも好んで使われている印象です
(pro iCAN・iTube2)
元々の設計が高寿命で、しかもスピーカーを駆動させるようなハイパワー仕様なパワーアンプとして動作させているわけではありませんから、かなり長持ちすると思われます。

価格ですが、どのモデルもEMSの送料含めても15万円以下?
ただしPAGODAはBalanced ver.も展開されていて、こちらは1699$となってます。
私が所有しているのはバランス版です。
RCA版からDACチップと真空管とフィルムコンデンサーの数が2倍になっていて、回路がバランス化されているぐらいで他は変わらないと思います。
PCM1704×4・GE5670×2・フィルムコン(品番は私の知識では不明です)×4
しかし私の環境では後段のアンプがRCA入力のみなので、結局シングルエンドで使っているわけですが(


では次にPAGODA DACの仕様について。(DACチップと真空管以外の部分)
他のモデルにおいても基本的なコンセプトは同じですが、
・ノンオーバーサンプリング
・デジタルフィルターなし
・OPアンプ不使用のディスクリート構成
・無帰還
この4点が主軸となっています。
デジタルフィルターは使ってないですが、おそらくアナログフィルターは簡易的に組んでいると思われます。(確証はないです)

Head-Fiにて詳細な画像を見つけました。(RCA ver.)
https://www.head-fi.org/threads/mhdt-labs-r-2r-nos-tube-dacs.798259/page-17
参考にして頂ければと思います。
私はオーディオの音はともかく、機械系に詳しいわけではありませんが、
twitterである方にこのDACの内部画像から受ける印象について伺いまして、そのご回答を要約してこちらに掲載しておきます。

------------------------------------------------------------------------
電源の高周波特性・波形の正しい立ち上がり、そういったものを回路で突き詰めていく方向ではなくて、真空管の高電圧とノイズの少ないマルチビットDACで聴感上問題ないレベルまで基礎特性をカバーして、後は割り切った音作りでキャラクターを打ち出しているのではないかと感じます。
(音の存在感、実体感、振動でやや誇張された奥行きや前後感)

特化している部分の相性が良いと長く使える製品になると思います。現代的な高性能を追及した機材と比較して劣っている部分があっても、この特化している部分をより引き上げることが出来ていないと感じる場合は、ステップアップに苦労することになりそうです。
-------------------------------------------------------------------------

1年間使い続けた私の聴感上の印象と、ほぼ一致しています。流石という感じですね。。。
特化している部分というのは、非常にスケール感があって音像の実体感が強く、低音の馬力があるところです。
空間表現は横方向もそれなりに広いですが、奥行きの表現が独特です。
「浅いのに深い」んです。矛盾しているようですが、レンジの広さというよりは全体的に前に出てくるその中で前後を表現している感じです。濃い帯域の部分が全域で広くて掴みやすいのかもしれません。
ES9018の代表的なDACだと絶対的なレンジは広いはずなんですが全体的に奥に入り込んでしまって逆に前後感が希薄で平面的に感じるものがあります。PAGODA DACはそれとは対極的です。

音色に関しては真空管特有の振動モードに由来する成分は慣れるまで多少気になるかもしれません。よくある高音のピーク帯域より若干低めの位置で「カーン」と響くような部分が、最初の2週間ほどは気になっていたのを覚えています。今では完全に慣れてしまいましたが。
これが音楽的に上手く作用することもあれば、合わない人もいるかと思います。
ただしEAR Acute Classic等のクリーミーな質感とは傾向が異なります。WM8741の黄色くて霞のかかる景色ではなくて、PCM1704の色合いはあくまで中庸です。もちろんES9018系の青い感じではないのですが、暖色系に寄せたい場合はケーブルで調整が必要となってきます。
(この色温度の感覚については下記を参照にしてください。メインで更新しているブログです)
http://rays.hatenablog.com/entry/2018/02/25/174613

信号の入力は、PCAudioの場合、USBよりXMOSのDDCを経由してCOAXなりAES/EBUで入れることをお勧めします。発売時期がUSB周りの実装が過渡期だったこともあってちょっと弱いです。性能というよりは音楽的な訴求力の面で相当違ってきます。
USBアイソレーターやリクロック系もかなり音楽的に効いてくるのですが、それについては別の機会で取り上げたいと思います。


PAGODA DACについては、全体的にざっとこんな感じです。
代理店がないのでやや購入に敷居があるかもしれませんが、参考になれば幸いです。

最新のレビュー/コメント

レビューはありません

マイルーム

マイルームは公開されていません

所有製品

所有製品は登録されていません