BI1961
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オーディオに目覚めたのは小学校高学年(1970年代初期) 日本のオーディオ業界の繁栄と衰退を目撃してきました。 米国に移住して20年、日本製の製品はLyraカートリッジのみ。 もっとも日本に住ん…

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SME Series V

SME Series V

1986年に登場したトーンアーム、30年以上現役で販売され続けて今でも高い人気を保っている(と思う)。
発売当時からあこがれていたけど、高嶺の花だった。

当時から高かったけど今の価格の上昇は行き過ぎじゃないかとも思う。
でもSMEでの製造工程のビデオを見ると、全部手作業、職人が一つ一つの部品を研磨したりして組み立てている。

アーム部分はマグネシウム合金でアメリカの会社で作られたものが送られてくる。
アーム以外の部品には亜鉛が使われている。 支柱ベースには鉄、錘にはタングステン鋼
これだけ手間をかけて作っているのを見ると価格が高いのもうなずける。 工業製品だけど工芸品でもある。 でも今の価格が妥当なのかどうかはわからないけど。

1990年代半ばにSeries IVを購入した。
当時の価格ならちょっと背伸びすればVにも手が届いたのだが、当時はダイナミックバランス、オイルダンプが本当に必要なのか分からなかったのでIVを買った。 少し安いしね。

以来20余年、何の問題もなく使っていたのだが、ここへきてまたSeries Vがどうも気になってきた。
価格が引っかかるが、イギリスから直接輸入という手が使える。 英国のあるオンラインショップ、評価などを見ても非常に信頼が置けそうだし、価格も英国外からの購入ならVAT(付加価値税)が掛からないし、送料もそれほどではない。

2018年末に注文したので少しは時間が掛かるかなと思っていたのだが、ウェブサイトのステータスを見たら翌日には処理完了、出荷済みに変わった
注文したの12月30日だよ、いくらなんでもそんなに早いか、と確認のemailを送った、時差があるから気長に待つつもりだったのだが1日経たないうちに返信が来た。 着信時間はロンドン時間の真夜中。 そんな遅くまで仕事しているのか、しかも年末。
それによると梱包して出荷準備が完了した状態で後はFedExのピックアップを待つのみとのこと。
すごい速さでびっくりした。
実際翌日にFedExがピックアップしたというemail。
配送自体はFedEx次第だけど、イギリスからアメリカへの航空便で、注文してから商品を受け取るまで9日。 年末年始だということを考慮するとかなり早いと思う。
箱に入っていたInvoiceをみると内容はターンテーブル部品、値段も実際よりかなり安く書いてある。 税関で引っかからないように気を使ってくれたみたい。 なんとまあ親切なお店だ。




早速Series IVと入れ替え。 装着完了まで4時間ほど掛かった。 トーンアーム、カートリッジの取り付けから、針圧(VTF)、アームの高さ(VTA/SRA)、角度(HTA)とそれぞれの調整を繰り返していると結構時間が掛かる。 あせりは禁物。

トーンアーム入れ替えと同時にフォノケーブルを今まで使っていたKimber TAK-CuからSeries V付属のVan den HulのSilver Hybrid D-501に変えた。
針圧設定はかなりやりやすい。 IVより微調整しやすく安定度が高い。 これはダイナミックバランスの効能のひとつか。
Lyra Kleosの針圧は1.73g
これはLyra推奨針圧が1.72gなのでそれを目指した結果。 1.73gで安定したのでこれ以上いじるのをやめた。
いくら調整しやすいといっても0.01グラム分だけダイアルを動かすなんてなかなか出来るものではない。

高さ(VTA/SRA)調整はSeries Vにはオイルダンプ機構に付帯して高さ調整補助の仕組みがあるのでこれもIVよりだいぶやりやすい。
これは単にねじが切ってある穴につっかえ棒を差し込む(ねじ込む)だけなのだけど、微調整するには重宝だ。

音の第一印象は、安定している、まとまりがある。
Series IVとLyra Kleosの組み合わせも結構安定していたけど、Series Vではさらに安定している。
少しおとなしい音かなとは思うが、これは特定の音域に癖がないということでもある。
フォノケーブルの違いもあるかなと一度前に使っていたKimber TAK-Cuに戻してみた。
ちょっと派手になった、高音が少し目立つかな。 なんか高音にざらつきが感じられる。 こんなに違うものなのか。
Van den Hul D-501に戻すと、やっぱり安定する。 高音のざらつきがなくなり滑らか。
うーん、本当にこんなに違うものなのかな。 でも今のところVan den Hul D-501のほうが好ましい。

フォノアンプの入力負荷は最初160Ωにしていたが、600Ωに変えてみた。 こっちのほうがバランスがいいかな。
その後100Ωも試した。 お、こっちのほうが良いかも。 空気感の表現が良い。 低音の再現度も良くなった。 オーケストラで低音が出ているところなど、凄みが出てきた感じ。 Series IV/Kleosでも凄みのある低音は出ていたからSeries Vだからというわけじゃないけど。

今はシリコンオイルダンプも使っている。 せっかく備わっているから使ってみないともったいない。 これはアームの支点に付いていてアームの横の動きに対して効果があり上下運動には制動は掛からないようになっている。 ダンプの目的は超低音の共振を抑えること。
オイルに浸かるねじの高さを変えてでダンプの効きを調整できるし、いやならねじがオイルに浸からないようにすればダンプなしに出来る。
今のところはねじがわずかにオイル上部に触れた程度にしてあるからどの程度効いているのかはわからない。
指定のシリコンオイルの粘度は60,000cst。 かなり粘る。

Series Vを装着したSpacedeck、精悍なたたずまい。 ターンテーブルも黒、レコードも黒、トーンアームも黒の黒ずくめ。 アームベースのテフロンの白が目立つが普段は見えないので支障なし。

そんな中カートリッジの胴体、アルミ合金(超々ジュラルミン)の渋い銀色が映える。

音はSeries IVと比べてどうとはいえない。 そもそも違うケーブルを使っているしカートリッジの負荷も変えた。
それに私のSeries IVは20年以上前の製造、新品のSeries Vと比べるのは公平じゃないと思う。
初期製造のSeries IVの内部配線はVと違い、またベアリング精度もVのほうが良いと聞いた(読んだ)ことがある。
配線違いは別として、精度の件は本当かどうかわからない。
SMEのサイトの説明によれば今はVと同じケーブルを使っている。

さて、引退状態になったSeries IV、何の支障もない完動品だがどうしようか。

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