ベルイマン
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2020/1/17 SPEC RSP-AZ1のバナナプラグを頂き物のFP-200B(R)に換装。スピーカーを動かしやすくするため。RSP-AZ1は想像以上に設置状況に敏感。SPC-Triple Cの…

日記

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測定②

皆さん、こんばんは。

去年の暮に「測定①」と題して日記を書いてから3週間ほどたってしまいました。言い訳がましいのですが、色々と、、、

(1)
その間、スピーカーを動かしたくなって、1m近く段階的に動かしました。これには良くなったものと悪くなったものが両方ありました。その段階での問題はスクリーンとの調和が過去最悪になったことでした。現状は最悪の2段階くらい手前で妥協しています。スピーカーを動かしては測定し、音楽を聴き、プロジェクターで投影し、我慢できるかオープンフレームのロングショットや横移動の映画を観て、「音が良くてもこれはありえないな、、、」みたいなサイクルの繰り返しで、だいぶ疲弊した年末年始でした。(爆) ただ、今更ですが、無理をしてでも120インチのパネル式のスクリーンにしたことは後悔はしてません。スクリーンを愛する人にしか分からないかもしれませんが、非常に特別な体験ができるのは間違いありませんからね。思えばスクリーンの導入はphilewebの皆さんに勧めてもらったのでした。変なタイミングですが、超感謝なわけです。

(2)
年明けに嫁と映画を見ました。話題のこれです。
http://community.phileweb.com/mypage/85/
いやぁ~、この映画は恐らく私の可聴帯域を下回る低音が相当に含まれていたのでしょうね。嫁と一緒なので音量かなり落としていたのですが、もの凄い量感の低音でした。まあ、低音の質はドゥニ・ヴィルヌーブのパートナーのヨハン・ヨハンソンのほうが好きですが。特に『メッセージ』のは。それで、2時間半の間、聴こえてはいないが凄まじい圧力の低音にさらされ続けて、翌日に音楽を聴くと中高域がカスカスで、車外に漏れた爆音みたいにモーツァルトが聴こえてしまうわけです。耳がやられました。これは初めての体験です。ノーランありがとう。次作にセルフリメイクはやめて欲しいな。映画産業もIMAXも、自分が背負う必要はないんだから、もう大作主義なんてやめてしまって、小さな映画で実験したらいいのに。大きなお世話だけど、なんか心配だなぁ~、可逆性やら時間のループは初期から問題にしていたわけだけど、回文と絡めちゃったらね~、ヴィルヌーブの『メッセージ』になっちゃうよねえ。立場的にきっと新作を撮らざるを得なかったんだろうなー、とか思いましたね。まあ、それで何が言いたいかというと、映画で自爆して補正や測定しても音楽を楽しめない日々を送っていたのでした。(汗)

(3)
おまけにAUDYSSEYの意味がよく分からない。標準仕様で8回測定するわけですが、まず測定一発目でスピーカー4台が4台とも極性が反転していると。えっ?全部が逆相?SPECのコンデンサーを付けているので、1台とってみましたが結果は変わらず。全部極性が違うと。それでスピーカー1台だけスピーカー端子をパワーアンプのところで交差させると、やはり他の3台の極性がおかしいと。AUDYSSEYの言う通りに全部の端子を交差させて、測定した結果が下です。



自動補正の提案する距離(distance)は、マニュアルで試行錯誤して良いであろうと自分で予想した3種類のバリエーションの中の一つに近かったです。まあこんなものなんでしょうね。しかしレベル(ボリューム)は一体なぜに全て一様に-12dbなのか?なんの意味があるのか、、、という調子で、いまいちぴんとこないというか信用できないというか、とにかく悶々としていたのでした。

とまあ、煮え切らない話ばかりでなんですが、唐突に試聴記を。


(4)
本日、いくらか耳が戻ってきたので、3曲、AUDYSSEYの自動補正をかけた状態で試聴してみました。本調子ではないので、簡単に。


①バッティストーニ&東フィル『ローマの松』(SACD)

うーん、この録音はサントリーホールだからオルガンを使っているはずだが、なんと大植版では勘違いからかオルガンが聴こえてしまうのに、こちらのバッティストーニ版は聴こえないという。しかし、鳴っているのに自分の耳には聴こえないのかもしれない。ノーラン映画ではないが、圧力は感じる。低音はもの凄く強いがすっきりして聴こえるのはそういうことかもしれない。グランカッサは部屋のなかで強打したかのようで、ドカンドカンっと突き飛ばされたり殴られたように激しく、低いところから飛んでくるのだが、補正後はきれいに叩いた感じが出ているが、迫力がない。これではちょっと。音数が多いし、よく言えば、洗練されているようにも聴こえるが、タッチが弱い。

②ヴォイチェフ・ライスキ&ポーランド室内フィルハーモニー管弦楽団、『ディヴェルティメントニ長調』(SACD)

ディヴェルティメントなんて、ほんとにBGM的なもので、17番以外は真面目に聴いてこなかったわけだが、シューリヒトの『プラハ』を思わせる、疾風が部屋のなかを旋回する驚愕の録音、TACET "REAL SURROUND"の面目躍如の1枚なわけである。今度改めて日記にしようと思うのだが、実はTACETは「補正するな」と言っているレーベルである。で、4つのマイクで4つの楽器にそれぞれ音楽を吹き込ませている。4人の音楽家に囲まれて、四方から奏でられる音楽を聴くのはまったくスリリングなわけであるが、補正して聴くと、4人が繋がった感じである。仮想の同心円が綺麗にできて、境目がなく一つの音楽に統合されていた。たぶんこれはTACETらしくないのではないだろうか。いずれにしても、私のシアターからシューリヒトは追想の中に既に消えており、小綺麗で少し裕福な、世間によくいるモーツァルトだった。


③ピンクフロイド、"I wish you were here" (SACD)

正直よく分からない。補正onで良い部分もあったような。ただ、やはり荒々しさがなく、ギルモアのエレキに棘がない。うーん。なんかな。この録音って、シド・バレットの狂気に浸された、作り出したやばさじゃなくて、本当にやばい状況があったはずなのだけどな、そういうエレキが表出する狂おしさが、すこーんと消失しているような。


☆自システムを補正してみての感想
なんかなぁ、やっぱりなあ。うーん。とにかく、ぐっとこない。よく言えば優等生的な音か。つるっとした粗のないまとまりのあるサウンドでしたね。まあ却下するのは簡単なので、もう少し調査しますか。




追、以下はnight氏から拝借しているomnimic v2によって全てFLのみを測定したもの。改めて、night氏への感謝を表明したい。

①自動補正オフ、マニュアルセッティング、リスニングポイントでblendedで測定

②自動補正オフ、マニュアルセッティング、リスニングポイントでallで測定

③自動補正オン、リスニングポイントでblendedで測定

④自動補正オン、リスニングポイントでallで測定

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DLA-V7

JVC

DLA-V7

¥1,050,000(税込)

発売:2018年10月下旬

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V7とX990RAの比較試聴

JVCのプロジェクター、V7とX990RAを比較してきました。

X990RAはパナソニックのUB9000のカラープロファイルを搭載したアバックオリジナル仕様であるが、他はX990Rと変わらない。

たぶん100インチくらいのゲイン1前後のマット系のスクリーンを2つ出してもらい、いちいちシークエンスを戻してもらいながら比較した。多くはPioneerのLX800で再生。

試聴に使ったソフトは、

①アラン・レネ監督『去年マリエンバートで』(1961)の最新4K デジタルリマスター版ではなく、一つ前のBlu-ray版



②キェシロフスキ監督『ふたりのベロニカ』(1991)のBlu-ray版



③ソクーロフ監督『ファウスト』(2011)のBlu-ray版



要するに2K映像を比較試聴したのだが、これは自分のフィルモグラフィでは、4kなどほとんどなく、実際一本も所有していないし、おそらく劇的なフィルムの修復技術が確立しない限り当分は4kソフトが増えないであろうから、まず2kまでをどこまで美しく写せるのかが自分には重要なため。


比較試聴

①はモノクロ。X990RAはフィルムグレインが強く出て、少し見にくい。アイリスを絞りきっていない状態だったからか、青みがかかった映像。自分の知っている色味ではなかったが、なかなか。他方で、V7ははるかに滑らかな画面。色は驚いたことにベージュのように黄ばんでいる。これは『去年マリエンバートで』の色味ではない。


②X990RAは、タイトルバックのLA DOUBLE VIE DE VERONIQUEの文字、フラッシュバックの想い出の質感、イレーヌ・ジャコブの清廉な肢体を包む緑の靄、とても美しい。特にこの映画はキェシロフスキお得意のレンズを彩色したり、アナモルフィックレンズを用いて、球体から世界を覗き込んでいるような浮遊感が重要なのだが、X990RAはその微妙な質感をしっかりだしていた。他方で、V7は画面が滑らかなのは変わらず。ほとんど壁と天井しか写らない『マリエンバート』の冒頭では顕在化しなかったのだが、『ベロニカ』では人物からリアリティが感じられない。映画内世界に映画の人物たちが着地していないのである。


③X990RAは、かなり妖しく不気味な映画でアウラのようにスモークが立ち込める中に、蕾のようなマルガレータの美に焦点が当てられるかが勝負の映画で、なかなかよくやったと思う。悪魔にまとわりつかれた夢幻の中でマルガレータを犯すシークエンスは、プロジェクター派には申し訳ないが、やはり有機ELの勝ちだと思う。他方で、V7の方は、周辺的なものより中心が、止まっているものより動くものが、ペラペラの作り物で、夢うつつの芸術が、学生の卒業制作のような次元に見えてくる。


コンクルージョン

X990RAはV7よりだいぶ安く買えるようである。2Kまでをちゃんと観たい人たち、大方のAVファイルではなく、シネフィルたち、には非常に簡単で自明な判断である。私はV7を買うつもりで試聴に臨んだので、この結果はちょっと驚きである。

【SPEC】●表示デバイス:0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイス(4,096×2,160)×3 ●表示解像度:4,096×2,160 ●明るさ:1,900lm ●コントラスト比:80,000:1(ネイティブ) ●消費電力:400W(待機時1.5W) ●外形寸法:500W×234H×495Dmm ●質量:19.8kg

マイルーム

マイシアター『象牙の塔』
マイシアター『象牙の塔』
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~12畳 / 防音あり / スクリーン~120型 / ~4ch

私のシアターは、ずばり、「象牙の塔」‛la Tour d'ivore'と言います。 縦5438 x 横3618 x 高3400mmの約11畳の縦長。スピーカー4本、ユニバーサルプレイヤー、AVプリ、ステレオパワーアンプ2台、プロジェクターとスクリーンがベース機器。 ①両サイドの対称性 左右の対称性など、現実には100%の達成は無理だから、可能な限り対称性を追求しておけば、…

所有製品

  • その他アクセサリー SPEC RSP-AZ1
  • オーディオボード ACOUSTIC REVIVE RAF-48
  • その他アクセサリー ACOUSTIC REVIVE RLT-1
  • その他アクセサリー ACOUSTIC REVIVE RR-777
  • その他アクセサリー ACOUSTIC REVIVE RUT-1
  • BDプレーヤー PIONEER UDP-LX800
  • ヘッドホン AUDIO-TECHNICA ATH-A2000Z
  • D-ILAプロジェクター JVC DLA-X990R
  • パワーアンプ ALLION S-200II
  • パワーアンプ ALLION S-200
  • AVアンプ MARANTZ AV8805
  • スピーカーシステム FOCAL SOPRA N°2