Tomy
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50歳代中ごろからオーディオ復活。2チャンネルに飽き足らず、マルチチャンネルにも足を染める。かつて集めたレコードの再生はきっぱりと止めることにして、PCオーディオまっしぐらです。現在、DACはEXAS…

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ネットワークコンデンサーのアップグレードの話

[ネットワークパーツ換装の目的]
市販スピーカーに使われているネットワークのパーツを高級品に換装すると音質が向上することは、DIYの投稿があったり、換装用のアップグレードボードを販売したりしているので、ご存知と思います。B$Wはムンドルフの高級コンデンサーを使っていることで有名ですが、それは一本百万円を超えるモデルのことで、50万円前後までのモデルでは、そうではありません。少し古いモデルですがMATRIX 802S3のネットワークは写真のように、比較的安物のコンデンサーを使っています。10μF以上の容量は電解コンデンサーですね。ムンドルフの最高級コンデンサーですと、数μFで1万円を超えますので、ハイエンド以外では使用できないのは仕方がないことかもしれません。スピーカーユニットの値段よりも高くなってしまいます。

このようなコンデンサーを高級品に換装すると、10~数十万円のスピーカーの音質がどれだけ向上するかはわかりませんが、数万円の投資で音質向上するならDIYの価値はありそうです。

実は以前にも何度かパーツ換装を行ったことがあり、大きな効果があった時と、そうではなかった場合もありました。現在サラウンドに使っているスピーカーは日本では売っていませんが、PolkオーディオのLsi-15というもので、コンデンサー換装で音が良くなるので有名でした。そこで試しましたが、大きな効果がありました。片側だけ先に代えたのですが、半分だけベールが2枚は取れたような変化でした(もちろんすぐに両方換えました)。センタースピーカのDefinitive TechnologyのCS-9060(これも日本では販売しておりません、すみません)の場合は、あまり効果は感じられませんでした。

今回換装したスピーカーは、Lsi-15に代えてフロントに導入したもので上記のDefinitive Technology社のMythos ST-Lというスピーカーです。定価は$2500/一本で、素のままでも換装したLsi-15より、中高域はより高分解能・クリアーです。スピーカーの後方に音場が広がるタイプで、アクティブサブウーハーがついており、110Hz以下はそれが受け持っています。低音はサブウーハーの効果で25Hzくらいまで伸びています。25Hz で-6dB暗いです。私の好きな音なのですが、最高域にもう少しエアー感が欲しい気がしていました。それとドラムのシンバルの金属感というのでしょうか、例えば上原ひろみのVOICEというアルバムの(奥目に定位する)ドラムのシンバルが少し薄っぺらく聞こえるのが気になっており、これらを改善できればという期待がありました。

【内部を見る】
ミッドレンジとツイーターが格納された上部のバッフルを開けた時の写真が二枚目のものです。サイドに20x15cm位のプリント基盤があり、これがネットワークです。外してみたものが3枚目。黄色い安っぽいフィルムコンデンサーが使われていることが分かります。一番大きな容量で15μF、電解コンデンサーは使われていません。ツイータのハイパスは2KHz強のところで12dB/Oct、ミッドのローパスも12dB/Octでシンプルです。ミッドのハイパスはSPの特性そのもので行っており、フィルター無しです。それ以外の回路としては、インピーダンス補正用のゾーベル回路があるだけです。コイルは全て空芯ですので、コイルは換装する必要はなさそうです。

【換装一回目】
そこで、
(1)ツイーターに直列で入っている、5.6μFを、Humble Homemade Capacitor Test (http://www.humblehomemadehifi.com/Cap.html)を参考にムンドルフのsupremeシルバー/ゴールドオイルに
(2)ミッドに並列に入っている15μFをSONICRAFTのGEN-1という以前使って効果があったものへ
(3)ゾーベル回路のコンデンサーは同じくSONICRAFTのものに。また抵抗はMillsのものに
換装することにしました。
 ムンドルフのsupremeシルバー/ゴールドオイルはSONICRAFT(http://www.soniccraft.com)で買ったのですが、一個で、約150ドルでした(高い!今買うと200ドル)。これがB&W802D3に使われているものだと思います。但し、一個だけで、それ以外はムンドルフですがずっと安いものが使われています。GEN-1はそれに比べると十分の一程度の価格です(中堅価格帯というところです)。

プリント基盤はそのまま使うことにし、載せられないもの(ムンドルフ)は、外出しにして、筐体の側面にブチルゴムなどで固定することにしました。それが、4と5枚目の写真です。supremeシルバー/ゴールドオイルはものすごく大きいです。

【第一回換装後の音質とハプニング】
音出し直後の印象は、「あっ良くなった!」でしたが、二三日すると「あれ?少し元に戻ったような・・?」という印象、ムンドルフのコンデンサーはエージングの途中で一旦悪くなり、一か月くらいで良くなってくるという話を聞いていたので、そうかなあ~?と思っていました。一か月後の音はというと、高音域のエア感は少し改善された程度で、以前経験したあっと驚く変化ではなかったように思います。

しかしこれには、ハプニングがありました。後日mini-DSPの測定マイクを仕入れたので、REWで特性を測定したのです。すると、右側のスピーカーがなんとおかしいことが判明しました。2~5kHzの歪が大きく、数%もあります。左側のSPは0.2%くらいしかありません。また、周波数特性もクロスの辺で少しへこみがありました。さらに、インパルスの特性を見ると、「右左で反転している??どうなっているんだろう??」でした。

原因は、まず、気を付けたつもりでしたが、右のSPのツイーターの極性を間違えて取り付けていたという単純なミス、これがインパルスの問題の原因でした。もう一つは、どの時点で生じたのかはわかりませんが、右側のツイーターが本当に故障していたことでした。メーカーにメールで問い合わせると、サポートセンターに電話をして、部品を買ってくれとのこと。もちろん英語で!?。何とか電話で説明して、ツイーターを購入し、極性も合わせて、取り換えることができました。周波数特性も、インパルスも、左のSPと同様に直りました。えっ。「音はどうかって?」。良くはなりましたが、驚いたことに、びっくりするほどではありませんでした。周波数特性、歪に大きな変化があるのにデス。耳が悪いのかも?

以上、紆余曲折ありすぎて、時間も結構経ったこともあり、コンデンサー換装の効果はボケてしまいましたが、「高音のエア感が少し改善された」という程度で総じて期待ほどではなかったと言えます。


【第二回目の換装】
なんか不完全燃焼でしたので、もう少し足を踏み入れることにしました。ミッドのローパスに使ったGEN-1はLSi-15では随分効果がありましたし、ミッドの並列に入るコンデンサーなのでこれで十分と思っていました。これ以上良いものにしても、何も変わらないだろうと?しかし、Humble capacitor testを見ると、GEN-1の評価は20段階で8.5程度、ムンドルフのシルバーゴールドオイルは12+です。最も評価の高いデューランドのものは15なんて言うのもあります。そこで、ダメもとでミッドの15μFをさらにグレードアップすることにしました。シルバーゴールドオイルでは高価すぎるのと、大きすぎて筐体内に収まりません。評価がこれに近く、音質的にも合いそうなものに、ヤンセンのAlumen-Z(評価11.5)とSuper-Z(10+)がありましたので、容量合わせのためこの二種を、4.7μと10μF、1つづつパラって、さらに小容量のMiflex KPCU 0.33uF(13+)も容量合わせで追加しました。これなら何とか筐体に収められるサイズです。Miflex KPCU 0.33uFはGEN-1の1/50の容量はですがサイズは一回り大きいです、これを基盤に付け、後は外出しで、ブチルゴムで筐体の壁に貼りつけることにしました。次の写真がこれで、コンデンサーに内容積を占有されてミッドの特性に影響しないか心配になるほどです。赤いのがSuper-Zで、Alumen-Zはその下。茶色がMiflexです。

【第二回目換装後の音は?】
まず、右のSPだけコンデンサーを変更して試聴しました。最初に聞いた時の印象は「右半分の音場が暗い!音が出ていない?またも配線ミス?」でした。しかし、JAZZのピアノトリオのベースは中央に定位していますし、右から聞こえてくるべき音はちゃんと聞こえています。実は、右半分のノイズフロアが下がって聞こえているようでした。あまり期待していなかったのですが、非常に大きな変化です。そこで急いで、次の日に左も換装しました。結果は、期待以上で、中低音から高音まで音場が細密になって、高音のエア感もアップ、オケの高弦の音も明らかに滑らかになりました。大正解!!!ミッドの並列に入っているコンデンサーがこんなに影響しているとは夢にも思っていませんでした。

いや~、オーディオって面白いですねぇ~、と淀川さんのようなことを言いたくなりましたが、ほんとに奥が深いです。でも、何時の間にか、コンデンサーに結構つぎ込んでしまいました(^o^!))。それと、Humble Homemade Capacitor Testの評価はマンザラ嘘ではなさそうです。そのうち、ムンドルフ(評価12+)をJupiter Copper Foil (評価13.5)に代えてみようかなぁ?これなら収まりそうだし。

【B&Wのパーツ換装】上に書いたMatrix802S3のパーツも、実は上の二回目の換装の際に、ついでにパーツを買って換装しました。まだ、聞きこんでいないので、そのうちレポするかもしれません、

最後に、右SPの視聴位置での周波数特性を載せておきます。割と良い特性です。現在は左よりも右SPの周波数特性が平坦になっています。300Hz以下は(REW測定から)Roonのルーム補正機能を使って補正して聞いております。

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e28 mk2

exaSound Audio Design

e28 mk2

¥584,000(税抜/専用DCアダプター付属モデル)

発売:2016年1月下旬

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Exasound e28 マルチチャンネルDAC

(導入経緯)マルチチャンネルの再生にはAVアンプもしくはユニバーサルプレイヤーによる再生が一般的ですが、専用の外部DACがやはり有利です。かつてマランツのUD8004を使っていたこともありますが、その再生音には不満がありました。高級AVプリアンプのAV8003は今でも使っていますが、そのDACを通した音はUD8004のアナログ出力とよく似たレベルの音だと思いました。解像度や音場の広さが不十分で、オーケストラの弦が一塊になって聞こえ、高弦の音が耳につきました。2chの再生でEXASOUNDのe22MK2と比較すると、比較の対象にならないように思えるほど差があります。

(1)そこで、まず試したのはmini-DSPというメーカーのUDIO-8というマルチチャンネルを複数の2chに切り分ける装置です($250くらいで高価ではありません)。USBーDACの感覚でPCにUSBで繋げて使え、8chを4つの2ch出力に分けて、SPDIFの同軸に出力にすることができます。これを用いれば、フロント2chはe22MK2で再生し、他のChは別のDACという離れ業も可能です。5.1chなら2chのDAC3つを使うということです。e22を3つも使うのは高価過ぎるので、センターとLFEは手持ちであったのCHORDのHUGOを使い、サラウンドはEVO DACという構成で試しました。HUGOは他のDACに比べてDelayがあり(REWとmini-DSPのマイクで測定した)、これはスピーカーの距離設定で合わせました。結果はAVアンプなどに比べてはるかに良いもので、解像度も高まりました。HUGOとe22の音色差で、ヴォーカルに少し違和感があるといえばありましたが、センタースピーカー自身の音色差もあり、仕方がないのかと思っていました。しかし、比較的少額の追加で、e22を中心としたマルチシャンネル再生ができかなり満足行くものでした。

(2)しかし、UDIO-8はPCM192kHz 24bit止まりで、DSDのNATIVE再生はできません。また、センターやサラウンドもe22並みににするとどうなのかも気になっていました。そうしているところに、米国のEXASOUND本社のサイトを見ると、e28の中古が1000ドル程度の価格で出ていたので、買えるかどうかメールで問い合わせるとRCA出力のものは売れていましたが、miniーXLRタイプのものを+αで購入できることが分かり、即買いしてしまいました。mini-XLRをRCAにRewiringするのは少し面倒でしたが、メインアンプのMCA-20に直結して、Roon経由で再生すると、UDIO-8で感じたボーカルの問題が解消され、ワンランクアップした高解像度の音になりました。それ以来UDIO-8は使っていません。

(まとめ)e28は、e22MK2の音を8ch分持っているDACであるといってもそう過言ではないと思います。2chではe22MK2に劣っているのではと思っていましたが、その差は僅かです。ただし、付属のパワーサプライでは広域に僅かなグレア感があり、オーケストラのトランペットや高弦にざらつき感が出ますが、リニア電源にすると見事な音場感の美音になります。オケの弦が塊にならず、分離して、大音量でも、嫌な音を出しません。低音から高音まで大変な高解像度で、かつ有機的す。素晴らしいマルチチャンネルDACです。お薦めです。もっとマルチチャンネルdacの良いものが市場に出てくることを願います。

(追記)e28を使い始めて二ヶ月弱が過ぎました。その間に感じたことは、e28は思った以上に優秀ということです。e22MK2との差は小さいと書きましたが、使いようによってはe22MK2を上回るとも言えないこともありません(ちょっと褒めすぎかなあ?、ハハ!)。同条件でAB比較をしたわけではありません。元々使い方も違うのでしたことがありません。しかし、マルチチャンネル再生の狭間に2ch録音の再生をすることがあります。e22MK2と切り替えは、Roonの画面上の操作とラインセレクターのSWだけですが、やはり頻繁に切り替えるのは面倒です。なのでマルチ設定のまま再生することが良くあるんです。でも、これが結構いけたんです。マルチでもフロントSPは25Hz近くまで低音が伸びているので、LARGE設定だったのですが、ある時試しに40Hz以下をサブウーハーで鳴らす設定にしたところ、これが良かったんです。低音のキレ、伸びが良くなり、中高音との分離も改善されたように感じます。サブウーハーに50Hz24dB/octのローパスフィルタをかました上で、40Hz、12dBでクロスさせています(後者はRoonで設定します)。

e28によるマルチ再生では、Playpoint(Roonサーバー)から”Wifi経由”でノートPC、それにe28をUSB接続しています。昨今のWiFiは100Mbps以上で繋がっていて、伝送上も音質上もUSBと互角なのにはびっくりですが、マルチ設定で2chを2.1ch再生する面白さにも気付かされました。マルチ再生をされている方のご意見はいかがでしょうか?

本筋に戻ってe28のマルチ再生の音はというと、ジョージベンソンのSongs and StoriesのDVDトラックを聞くと(DVDはJRiverで再生)、 周囲をほぼ均等に楽器が取り囲むようなミキシングを楽しむことができるようになりました。以前より全周で定位がシャープになったのと中高域がクリアになったためです。

【SPEC】●対応OS:Windows 10/8/7 /XP x86、OS X Mavericks/Yosemite/El Capitan ●出力端子:アナログRCAライン出力×8、ヘッドホン出力×1 ●入力端子:USB×1、同軸デジタル入力×1、光デジタル入力×1 ●外形寸法:本体…165W×55H×235Dmm、専用DCアダプター…110W×62H×200Dmm ●質量:本体…1.1kg、専用DCアダプター…1.2kg

マイルーム

PCマルチチャンネル
PCマルチチャンネル
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / ~12畳 / 防音なし / スクリーン~100型 / ~5.1ch

オーディオルームとして作った部屋ではなく、以前は父母の寝室であった部屋をオーディオ部屋としています。特に防音設計ではありませんが、2x4で二重ガラスになっているので、夜中でも大音量で鳴らすことが可能です。 機器の選定はクリアーで眼前で演奏しているような音をハイエンドまではいかない値段で、なんとかからないか???という観点で集めています。DACには結構つぎ込んでますが・・・、どれも半額以下の値…

所有製品

  • パワーアンプ MCINTOSH MC202
  • BDプレーヤー MARANTZ UD8004
  • AVプリアンプ MARANTZ AV8003
  • AVプリアンプ NU FORCE AVP-18
  • パワーアンプ NU FORCE MCA-20
  • ネットオーディオプレーヤー exaSound Audio Design PlayPoint
  • その他オーディオ関連機器 exaSound Audio Design e28 mk2 [レビュー]
  • DAコンバーター exaSound Audio Design e22 mk2