そねさん
そねさん
2006年12月、定年後の趣味として、スピーカー・PIEGA TC-70Xを中心にアキュのCDP・プリメインアンプによりオーディオライフを始めました。ピエガのトールボーイ・スピカーはその美しさに…

日記

最新のレス

日記
製品レビュー/コメント

製品レビュー/コメントへのレスはありません

お気に入り製品

最新の日記

K&K邸訪問記 (1)はじめてのK&K邸

寒さの戻ってきた先週のとある日、昼の12時。待ち合わせの場所に着き見回すと、銀のアウディのクーペが待っていました。これは目立ちますね~、私にでもすぐにわかりました。おっと左ハンドルですね、シート位置も低い。普段とは見え方の違う景色を車窓から眺めながら安全運転にて15分ほどでしょうか、途中ushiさん宅の前を通りご自宅へ。

■奥様お手製の昼食をいただき、いざ音楽室へ。

和洋の書籍に抱かれたダイニングに通されお手製サンドイッチをご用意された奥様とにこやかにご挨拶。人見知りがちな私の気持ちが和みます。ダイニングに飾られた山岳写真やトレッキング姿のお二人の写真が目に入り山の話へ。
10年程前からお二人でアルプスやネパールの山々にトレッキングにお出かけとのこと。毎年決まったフランス人ガイドさんの企画する山岳ツアーに現地集合にて参加されているとのお話。その馴れ初めや、雪崩のため急遽ルートが変更になり登頂前泊予定の山小屋までたどり着けず手前の山小屋から16時間歩き詰めで登頂下山した出来事など。
私など目を白黒させてしまいますが面白可笑しく語られるのをお聞きしながらの楽しい食事でした。
さて、話は尽きませんが本日のお愉しみ、いざ音楽室へ。(3時のおやつにはラム酒したたるガトー・ショコラをいただきました~、これもまた美味しかったです~(^^♪

■音楽室は石井式/スタインウェイのグランドピアノが座す部屋

 *リスポジからみて左にピアノが置かれています 
(K&Kさんのマイルームから無断借用しました。スミマセン。)
こちらの音楽室は14年ほど前に石井式の石井さんが音響設計されリフォームされたそうです。音の通りがよく話し声は音の出所の喉の位置がわかるような明瞭な聴こえ方です。室内音響のチューニングは、低域から高域までをまんべんなく吸音する石井式壁中吸音機構のみとし、敷物やボードなどは特定の周波数帯域を吸音することから置かず、石井式本来の音響特性が得られるようにしているそうです。
その音楽室の半分には、”この部屋の主は私よ”という風情でスタインウェイのグランドピアノ様が鎮座し、もう半分にはオーディオ機器がズラ~り。

■機材群、半端ない!(12月13日;機器について訂正しました。)

K&Kさんといえば4チャンネルマルチアンプ、機器の数も半端ないです。
ピュア系機材だけをとっても、バーチカルツインに仕立てたフロント2チャンネルSPの間にはフロント用アンプ群とサーロジックのサブウーハーが、リスポジ右手のラックには送り出し機材やリアSP用のアンプ群。リスポジ両サイドにはリア用SPが。
下流機器を数えてみますと、御年50歳になる名機日立のHS500が計6台、pioneerのリボン型スーパーツイーターがフロントPT-R100とリアPT-R9で計4台です。ウーファ用のMOS FETパワーアンプはフロント2台、リア1台の計3台、トゥイータ、スーパートゥイータ用にパワーアンプ使いのこれもMOS FETのプリメインがフロント、リア共2台づつの計4台です。ご確認させていただくとパワーの予備機も確保されているそうで、なんともおバカなシステムですねェ(^^♪
送り出しは、デジタルピュア系ですと、LAN入力によるNASからのネットワーク再生を司るOPPO UDP-205。ステレオ再生用、マルチチャンネル用にES9038proを一基ずつ搭載した最強のマルチチャンネルDAC(ご当人曰く)。これのアナログ出力が、アッテネーター、チャンデバを介してmogami2497にて前記パワーアンプ群に注入されます。
インコネは床下(壁中?)配線とのことで、引き回しが長くなることから静電容量の小さいものを選ばれたそうです。前述のとおり、床の上に敷物などは一切なく、音同様に景色も見通しが良く、複雑な機材構成を意識させません。

■いよいよ試聴。沢山聴かせていただきました~(^^♪

■2チャンネル再生では、精緻な定位とピアノの音色の美しさに脱帽です
フロントSPは内振り。スーパーツィーターはかなり奥まった位置に。おそらく位相特性や周波数特性測定などを踏まえ綿密にセッティングされたことが想像され、左右上下への音場の広がりと音像定位の精緻さが素晴らしいです。K&Kさんによればこれほどまでの安定感はフルコン仕様のクアッド・リングを導入してからとのこと。ワンポイント録音のソフトでは、リスポジから動いても定位は動かないとのお話でした。
■4チャンネル再生は左右上下に加えて前後に音場が広がり立体感がとても自然で素晴らしいです
何の曲だったか、をかけたとき、一瞬右側だけに音場が広がったような感じを受けました。私は半分、青い。ので、あーこれって4チャンネルかしら、とK&Kさんを振り向くと、そうだよという表情に感じました。すぐに慣れてしまいましたが。
2チャンネルでは前後感が浅いと感じられる楽曲もありましたが、4チャンネルでは音場がリスポジ方向に広がり立体的になることが最大の利点に感じます。セッティングのなせる業なのでしょうが、K&K邸の4チャンネルはとても自然なものに感じました。


1. 手嶌葵 - テルーの唄
2. 白鳥英美子 - 君をのせて
3. 荒井 由実 - 海を見ていた午後
一曲目は何だろうと身構えていると、ウィスパリングボイスの手島葵「テルーの歌」、やられました~。声にシッカリと密度感がありよく届いてくるので、あたかもあの声に撫でられるような感覚です。続いてトワエモア、ユーミンとこれも想定外の展開でしたが、いづれでも左右上下に広がる安定した音場に良く通るヴォーカルがとても印象的でした。白鳥さん、いまだ素晴らしい声ですね~。
それにしても、アンプ系は現代の基準からみれば高解像度とはいえないと思われますが、細かい音や表情を実に丁寧に表現します。石井式で音通りが良く定位の良さから個々の音がマスキングされないということかな~と拙い想像をめぐらしました。K&Kさんがふと口にされた言葉”空間解像度”が耳に残りました。


4. Diana Krall - No Moon At All
5. Jeanette Lindstr¿ M & Steve Dobrogosz - You Are There
6. Grace Mahya - Last Live at Dug - Mona Lisa
7. Eva Cassidy - Nightbird - Blue Skies
次いでこれらの曲。ピアノの音の素晴らしさに脱帽です。よく伸び良く通る芯の強い美しい音。滲みや付帯音が感じられません。それもその筈、隣にスタインウェイのグランドが座すという環境を乗り越えてきたのですから。
この音をレファレンスに拙宅/交差法のPIEGAの音を思い起こすと、とりわけSteve Dobrogoszのピアノが決定的に違いますね。交差法では、輪郭がソフトで音が柔らかい傾向といわれています。こうしたことを考慮に入れても、K&Kで聴くSteve Dobrogoszのピアノには張り詰めた緊張感があり、強打したときの音と伸びの純度が違うように感じたのです。
このことをK&Kさんにお伝えすると、”これHDCDですから、リッピング時にdBpowerampの「+6dB amplification」オプションを外しておかないと盤によってはピークでクリッピングしますョ”。そうでした、以前当コミュで話題になりましたね、拙宅は音量が落ちるのが面倒でオプションを外していませんでした。
システムの違いはどうしようもありませんが、拙宅のピアノの音にもK&K邸での質感が欲しいと思いました。

8. Helge Lien Trio - Take Five
さて、このあたりからK&Kさんの選曲眼が鋭く。Take fiveね、聴き始めたらドラム・パーカッションがダンスしてる。ベースが2台聴こえると思ったら、一つはピアノの弦をこすっているのだそうな。フツーな選曲を想定した私が間違ってました。

ヴォーカルに続いて K&K邸の華-ピアノ。スタインウェイの音を堪能しましょう、ということで。

9. Martha Argerich & Alexandre Rabinovitch - Rachmaninov Symphonic Dances, Op. 45; II. Andante con molto
10. Keith Jarrett - Paris Concert
Argerichははじめて聴く曲です。最近ピアニスティックな曲を聴いてみようかとの気になっています、これまで見向きもしなかったのに。岡田暁生さんの『西洋音楽史』の中に、印象派が愛したのは、「音で哲学や宗教を語ったりしない音楽」、「快適で洗練された音の装飾以上でも以下でもない音楽」との記述がありますが、面白がって聴ければそれでよい音楽もありではないかと。
この曲がそうだというつもりはありません。はじめて聴いてピアノの響きがとても美しい曲だったので。
このCD、ポチリます。

11. Wolfgang Amadeus Mozart - KV 466; Klavierkonzert Nr. 20 d-moll; 1. Allegro – Gulda
”スタインウェイとベーゼンドルファーの音ってどのような違いがあるのでしょうか”、K&Kさんにお聞きしたく思っていました。この問いにベーゼンドルファーを愛用したグルダのモーツァルトというど真ん中でお答えくださいました。”ベーゼンドルファーって可愛い音だよね(^^;”

12. Alice Sara Ott - Grieg Piano Concerto In A Minor, Op.16_ 1. Allegro molto moderato
13. Ravel Orchestral Works - Alborada del gracioso (道化師の朝の歌) - シアトル響
14. Raskatov Piano Concerto Night Butterflies - Tomoko Mukaiyama / シアトル響
”Sara Ott、これもスタインウェイだと思います”と。
へぇ~音綺麗だな~、いいじゃん、Sara Ott。K&Kさんを振り返ると、ドヤッ顔してました~。
このCDも、ポチリます。
次いで聴いたことのない曲が続きます、もうすっかり音を楽しむモードです。


K&Kさん、先日は長時間にわたりお聴かせいただき誠にありがとうございました。反省会のピザ屋さんも含めいろいろお話ができて大変勉強になり、またとても楽しい時を持て感謝いたします。
(1)で終わることなく (2)(3)…と続くことを心より願っております。

最新のレビュー/コメント

レビューはありません

マイルーム

マンションでのリビング・オーディオ
マンションでのリビング・オーディオ
持ち家(マンション) / リビング兼用 / オーディオルーム / ~10畳 / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch

PIEGA TC-70Xをコーナー設置型の交差法、その手前に小型2wayを平行法で設置し、2組のSPで楽しんでいます。このセッティングに際しては、当コミュニティの大先輩お二方(GRF様、ベルウッド様)のご指導を頂戴しました。 ■トランスポート遍歴 2006年12月、PIEGA TC-70Xを軸にオーディオを再開。 2009年2月、PCオーディオの手解きを受け、当初はwinXPで、その後v…

所有製品