日記
アンプ変更
2011年07月16日
今年の大きな出来事。大地震&大津波。それとアンプ変更!
これまでTRIODEのTR35SEを使用しておりましたが、この五年間、買いっぱなしのそのままでバイアス調整などのメンテナンスをせずに経過。だんだん音も悪くなってきたような気がしつつあった今日この頃。
自分でバイアス調整できるはずもなく、どこかに頼もうとしらべてみると数万円の費用がかかることが判明。かなりの出費。
そこで、ふと気になったtripath社チップ使用のデジタルアンプ。中華系とかなんとか一万前後でなかなかいいと噂。ラダーケーブルのブログにも話題があったデジタルアンプDTA-1を試しに購入してみることに。
すると、(五年間メンテナンスしてなかった)TR35SEとかなりいい勝負!
デジタルだから?解像度や低音の表現がややTR35SEより良くなっております!
そして何より大きかったのは、TR35SEでは無音時にのっていたサーというノイズがまったくないこと!
そんなわけでその後TR35SEに電源を入れることがなくなってしまいました。
その後、ふと思い立ち、2chのデジタルアンプスレッドをみてみると、フルデジタルオーディオパワーアンプキット「D_5709kit」というフルデジタルアンプがこれまでのTA2020台系のデジタルアンプよりいいらしいという情報が。
こんなブログ記事も発見。すぐに購入してしまいました。
しかし、いきおいで買ってしまったものの、DTA-1と異なり工作が必要。ダイシンやHOMACにて半田2種(配線接続用とICチップ用)を購入し、初めての電子工作にチャレンジ。液晶画面のチップ取り付けが繊細で初めての半田作業には厳しく、結果的に「背景のみ光るものの、文字がでない」という仕上がりに。しかし、奇跡的に音は出た。
(その後、液晶画面は光りさえもしなくなった。(^^;まあ、オッケー。)
音は、高音の音圧というか、空気感がよりでてきたことにより。DTA-1よりさらに音が分離してきこえるようになりました。TR35SEやDTA-1で表現がむずかしかったオーケストラの大きい空間の表現ができるように!
デジタルの進化のおかげで、貧乏オーディオは一歩進んだ!といえると思います。金がなくてもここまでいい音が聴けるようになるなんて。
TR35SEはオーディオ屋に買い取ってもらって30,000円となりました。しかしDTA-1とD-5709kitや、半田コテ買っても、おつりがきます。大英断したかも。
p.s. デジタルはBTL駆動なので、こんどの正月休みにはこの3本ラダーケーブルを制作してみるか。