日記
2008年07月04日
第81話 2コマ写真
デジタルwatchの記事を読んでいたら、50ミリレンズについて、面白い事が書いてあった。私も、フルサイズが当たり前のフイルム時代に、一眼レフカメラを買ったことがあった。
と同時に、買ったのが、この50ミリの短焦点レンズだった。記事にもあるが、画角が人の視野と同じという理由で、この距離が、ひとつの標準レンズだった。しかし、この50ミリは、使ってみると、なんとも中途半端なもので、これよりも長い望遠レンズのように、キレイに背景がボケるわけでもないし、また、室内で使っても、広角レンズのように、部屋全体が、収まるわけでもないし、また、人と同じ視野とあったが、後に広角レンズと、自分の視野を比べたら、だいたい24ミリ位は見えたので、ますます、この50ミリレンズが嫌いになり、のちにこのレンズは、大して使いもしないで、新橋のカメラ屋さんに売ってしまった。
この記事を書いている糸崎氏は、だいたい私がこの50ミリレンズに対して感じたのと、
同じような想いを持っている気がして、更に、年齢も、私と大体同じようなので、親近感を持ってしまった。
普通だったら、それだけだが、この記事のサンプル画をみて、思わずその、「作品」に引き込まれてしまった。
いつしか、パンケーキレンズの事は、スッカリ忘れ、この画と、そのコメントの魅力にスッカリ夢中になってしまった。
この糸崎氏とは、何者だ?
早速、調べてみると、どうやらデジタルwatchの記者ではなく、写真家のようだ。
しかし、この2コマ写真は、非常に面白い。
最初に全体像を提示させ、さらにそこから面白い部分を切り取り、その写真に、気の利いたコメントをつけて、「作品」にしてしまうのは、なんとも新鮮だった。
これなんかは、
「263」と記されたプラスティック片、
その破片は、看板のかけらの一部分で、
実はその看板も、看板の本体から取れたものだったというオチは、思わず「オ~」と意味は分からないが、ナゼか感動してしまった。
こうやって彼の作品を見ると、オーディオは、なんて受け身な趣味なんだろうと、感じた。
ケーブルやセッティングで追い込んでいても、所詮は他人が作ったモノで、あーだこーだと言っているだけではないかと、悲観的になってくる。
最近、下っ腹も出っ張ってきた事だし、たまには、手にするものを、CDからカメラに移して、彼のように、街を散歩して、おとぎ話のネタでも探しに出かけてみようかと思った。