日記
2008年07月05日
第82話 短いことは良いこと
2月の日記で、HS-linkケーブルを短縮することを書いてもう、5ヶ月経ってしまった。
ようやく、時間がとれたので、やってみた。
アキュフェーズに確認したら、RJ-45のコネクターの内、1,2番ピンでオーディオ信号を送信し、7,8番ピンでアキュフェーズ社独自の暗号キーを使って、著作権上の監視をしているという。
一般的には、LANケーブルの配線方法(T-568A)は、
LANの規格が10BASE-T・100BASE-TXのMDI場合は、
1 TX+ (送信機のプラス極)
2 TX- (送信機のマイナス極)
3 RX+ (受信機のプラス極)
4 ダミー
5 ダミー
6 RX- (受信機のマイナス極)
7 ダミー
8 ダミー
となり、
HS-linkは、
1 オーディオ信号のプラス極
2 オーディオ信号のマイナス極
3 ダミー
4 ダミー
5 ダミー
6 ダミー
7 暗号キーのプラス極
8 暗号キーのマイナス極
*HSlinkの極性は、メーカーに確認していません。RJ45の結線図を見て記した予想です。
アキュフェーズのHS-linkは、オーディオピンである1,2番に干渉しないように、暗号ピンを、本来、ダミーとして使われていない場所に離して配置していることが、ポイントであろう。
長さは、必用最小限である50cmにして、加工した。
で、繋げようとしたら、繋がらなかった。理由は、プリとコンバーターの位置を交換したことを、スッカリ忘れていた為だ。
この企画を思いついたのが2月で、この時は、トラポの下にコンバーターがあったのだが、その後、電源系をいじっていたら、好みの電ケーをプリに繋げるため、コンバーターを、ずらしてしまった。
我ながら、凄いボケっぷりに驚きながら、余ったHS-linkケーブルで、約65㎝のものを作った。
で、標準の1.5mのHS-linkケーブルと比較してみると、やはり、音質は短いほうがよかった。音に芯が備わり、低音の量感も随分豊かになった。
しかし、ここまで音質が向上すると、最初に作った50cmも試したくなり、トラポを無理やりコンバーターに近づけて、どうにか接続してみた。
そうしたら、更に音の分解能が向上し、空気感も驚くべき表現力だった。
しかし、わずか15センチで、ここまで変わるかと疑問に思った。
ひょっとしたら、コネクターの結線に問題があるのかもしれない。
2月に実験用にHS-linkケーブルを購入して、今まで使っていたものと、比較してみたことがあった。結果は、音は同じではなかった。そこで、コネクターとケーブルの接続箇所を観察すると、シールドや撚りの戻しに差異があった。他は全く同一というと、どうやらこの接続の仕方でも音に変化があるようだった。
最初に作った50cmは、初めてということもあり、かなり慎重に作った。
しかし、長さが足りないと分かって、急遽作った65cmのケーブルは、また、作るのかといった落胆の気持ちからか、ちょっと雑になってしまい、シールドを剥く時、力が入りすぎて、ケーブル内のシールドも、ちょっとむしってしまった。そんな焦った気持ちが、この65cmケーブルに入魂してしまったのかもしれないので、再度、作り直した。今度は10分近く使って、丁寧に作業をした。
結果は、大幅に音質が向上した。やはりシールドを雑に取り扱ったことが、命取りになったようだ。
ケーブルは電源以外は、やはり短いほうが良いようだ。