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日記

第192話 ラトルの「くるみ割り人形」

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2010年10月22日

先月号のレコ芸に載っていたベストセラーのページでは、10店舗中、9店で1~3位を占めていたのが、ラトル指揮・ベルリンフィルによる「くるみ割り人形」だった。とにかく売れているようだ。

しかし、輸入盤と国内盤では、音質が大きく異なるとベルウッドさんが日記でご紹介された記事を読んで、どれほど違うのか聴いてみたくなったので、今日、両方購入してみた。

以前にもこのような比較をしたことがあったが、やはり好みは輸入盤であった。今回も同様に、「やっぱり国内盤はダメか」となると思っていたのだが・・・。
ます、音の違いを記す前に、両者の違いを見比べてみた。

まずはバイナリだが、DISC1&2とも、輸入盤と国内盤は一致した。国内盤はHQCDなので、製造元のメモリーテックのイニシャルが内周に読み取れるが、なぜかDISC2だけ「MT」の文字が無かった。

また、DISC1が442.1MBでDISC2が430.3MBと両盤とも同じであった。

簡単だが、音の違いを書いてみると、確かにDISC1と2では、音が違っていた。しかし、輸入盤と国内盤では、評価は異なったものになった。輸入盤は音がやせ細り、全体的に軽いサウンドに対し、国内盤のHQCDは輸入盤と比べ、音の重心が下がり、その結果、音が圧倒的に厚く、かつ滑らかで解像度も国内盤の方が良かった。

ちがう盤だが、以前HQCDを通常のCDと比較したときは、見通しが良いサウンドだが、やや軽めの音で、落ち着きないものだったので、今回このラトルのHQCDを聴いて、その進化に凄く驚いた。

話を「くるみ割り人形」に戻すと、国内盤のHQCDは音の重心が下がり、華やいだ印象が輸入盤よりも薄らいだにもかかわらず、解像度を全体的に向上していると判断したトラックは、例えば「ロシアの踊り」では鈴が使われていて、これを聴くと輸入盤よりもHQCDの方が、一つ一つの鈴までクッキリ描き切っているし、情報量も多く聴こえていた。また55秒あたりからトランペットがかぶさってくるが、この時もマウスピースに息を吹き込んでいる様子が、HQCDはより鮮明に伝えていた。また、SPではなくヘッドフォンで聞き比べると、両盤の差はグッと縮まる印象を持った。

なので、個人的にはDVDも付いている国内盤が、サウンド的にもベストバリューだった。

* 拙宅ではアースを使って、盤ごとにシステムの音調をしていて、今回はハイ寄りになるようアースを調節したので、通常のクラシック音楽を聴く状態だと、やはりコモッタ感じになりました。
* これも盤ごとに位相を確認していますが、EMIはやはり逆相が良かったので、今回も逆相で試聴しました。

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