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日記

第276話 プラチナSHM

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2013年09月25日

オーディオ愛好家向けに作ったというプラチナSHMが、今日届いた。早速中を開けてみると、ケースは厚みのある紙製の箱で、中にはLPのジャケットを模した紙ジャケや、SHM-SACDには無かった対訳付の歌詞カード等が付属していた。また、ディスクもスリーブの他にケースで固定できるよう改善されており、また帯もケースの中にキレイに収納出来るようになっており、非常に完成度が高いと感じた。

プラチナSHMの盤面は、通常のCDと同じような輝きだったが、乱反射を吸収するために塗られたターコイズブルーは、音匠仕様のグリーンレーベルよりも暗い色彩だった。

このプラチナSHMは、SHM-SACDを作るときに使ったDSDマスターを使って作られたそうだが、この中でSHM-SACD製作時に国内マスターや他社が作ったDSDマスターを使ったタイトルは、全てではないが新たにDSDマスターを作り直しているようだ。

今回私が購入したスティービーのプラチナSHMは、米国のオリジナルアナログマスターから起こしたDSDマスターを使ってSHM-SACDが作られたので、両者は同じDSDマスターであると予想される。ということで、プラチナがSACDを超えることが出来るか早速聴き比べてみた。

結論を先に言うと、プラチナといえどもSHM-SACDには全く敵わなかった。SHM-SACDと比べると、プラチナSHMの音は「ロー下げハイ上がり」というもので、どの曲でもSHM-SACDは音が太く立体的でベース等の低音は暴力的な迫力があったのに対し、プラチナSHMは、低音のエネルギー感が乏しかった。別な表現だと中低音が抑え気味なので、ヴォーカルなどがメリハリがあって明瞭だと受けるかもしれないが、しかしプラチナSHMが相手をしているのは、確かオーディオ愛好家とあったので、このあたりのトリックは直ぐに聴き破られてしまうのではないだろうか。例えば諏訪内晶子のように、SACDとCDでは確かに音質差が認められるも、サウンドバランスが今回のスティービーのように高音に傾くことが無かったことからも、発売元もまだ十分プラチナSHMの特性を把握していないのかなと、このディスクを聴き比べて感じた。とはいっても悪い音ではないし、来月と再来月に予約したプラチナSHMをキャンセルするつもりもない。今後に期待したい。

他にこのプラチナSHMで感心したのがライナーノートで、日付は先月だった。つまり過去のコピーではなく、このプラチナのために新たに書き上げたもので、内容も盲目のスティービーが唯一、トレードマークであるサングラスを外した写真が、このジャケットに使われていると指摘していたり興味深かった。また、ジャケットには点字が施されてあり、このタイトルであるトーキング・ブック=盲人のための朗読であることを気づかされた。もちろん、こんな凝った作りはSHM-SACDのジャケットには無い。

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