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日記

第367話 テクニクス&ピアニストの小川理子

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2016年04月30日

テクニクスが久しぶりにアナログプレーヤーSL-1200GAEを発売するにために、事前予約を始めたのが、今月の12日だった。実は自分も予約しようとしたのだが、既に完売の文字が画面に映し出されていた。試聴会で聞いた説明によると、このプレーヤーの金型は、もうダストカバーとマットしかなく、他は全て新規に作った新品だという。サウンドも33万円という価格が安いと思わせるほど魅力的であった。話はそれるが、クラシック音楽レーベルのDGの公式ツイッターでは、この1200シリーズと思われるプレーヤーが使われている。円盤レコードの発明者が起こしたレーベルが、この1200シリーズのレコードプレーヤーを使っていることからも、このプレーヤーがいかに偉大なのかが伝わってくる。

SL-1200GAEは手に入らなかったが、代わりに小川理子氏のCDが手に入った。
報道にある通り、小川氏は新生テクニクスのトップであり、またジャズピアニストという説明があった。今回、はじめてテクニクスの製品が購入対象になったこともあり、改めてピアニストとして小川氏を聴いて見ようと手に入れたのが、2003年リリースの“It’s All About Love”というCD。なんとこのCD、その年の英国の評論家投票で第1位を獲得したそうで、聴いてみると「そりゃそうだろうな」と思わず唸ってしまう演奏。また音もとても良く、小川氏のヴォーカルもピアノ演奏と同じか、むしろこちらの方が、より聴きたいと思わせるものだった。

小川氏のCDに興味を持ったのでいろいろ調べていたら、見覚えのあるジャケットが目に飛び込んできたのが、2006年リリースの「スウィンギン・ストライド」。昔のAA誌を調べるとありました。121号にこのCDのレビューがあるのを発見。

これも早速手に入れると、確かにまちがってはいない。けど、音がJ-POPのようにキレイに整然と並べているだけで、楽しさが伝わってこない音だった。

小川氏もひょっとしたら、そう思っていたのだろう、2008年、時期アルバム制作の話しが持ち上がった時、当初国内のミュージシャンを使う予定だったのを、彼女の提案で2003年の“It’s All About Love”と同じ米国人メンバーに方針が変更になったという。

ミュージシャンは勿論、スタジオやエンジニアも全く同じメンバーの“Together Again”は、2008年8月に録音されたのだが、ライナーノートによると、この頃の小川氏はパナソニックの部長職で超多忙のなか、夏季休暇を利用したわずかな期間でこのレコーディングを行っているという。その甲斐あって、また素晴らしい演奏、録音を聴くことが出来た。

2013年には“Together AgainⅡ”がリリースされるが、レコーディングは2008年8月で、前作と同じ時期に録音されたものだった。こちらも同じように素晴らしい音が聴けた。レコーディングは楽器ごとにブースで区切らず、同じ部屋で演奏され、イコライザーやコンプ等の使用は最小限に抑えたという。小川氏は恐らくエンジニアだけではなく、演奏家としても成功していると思った。

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  1. こんばんは

    私はテクニクスのSL1015(SP15とEPA250と専用キャビのセット)をこの30年ほど使ってきましたが、モーターがついにいかれてきまして、時々、起動ボタンを押すと逆回転するという症状が出るようになりました(汗)。アームは途中でSAECに換装しました。

    で、このプレーヤーが当初SP10mkIIのようなモーターとして開発されていたので登場を首を長くして待っていたのですが、アーム付きのSL-1200似になってしまって少々がっかりしています。同値段でも良いのでアームレスが欲しいです。

    テクニクスの昔のアームで言えば、ジンバルのS字はEPA-250とEPA-100mkIIになりますが、私の以前使っていた250は感度がいまいちで低音の切れが悪かったです。ストレートの500は適合カートリッジの幅が狭すぎて使えず。100mkIIは気づいた時には入手不能でした。本機のアームがどの程度100mkIIに肉薄しているのか、また、現用のSAECに換装出来ないものか、妄想が膨らんでいます。

    小川理子さんの盤は、Swingin' Strideしか持っていませんが、Together AgainとIIを買ってみようと思います。ご紹介、感謝です。

    byOrisuke at2016-04-30 20:01

  2. Orisukeさん

    テクニクスにとって、今回のSL-1200Gシリーズの発売は、単なるプレーヤーとしてでなく、ブランドのアイコンとしての意味合いが強いと思いました。1970年に世界発のDDプレーヤーを発売したというオーディオ界に歴史を刻んだことで、テクニクスが世に知れ渡った経緯があると思います。実際、テクニクスが復活すると、イスラエルのファンの呼びかけで、世界中から2万5千通に及ぶ署名がテクニクスに届けられ、1200の復活を望んだそうです。なので最初はパッケージとして直ぐ聴けるSL-1200Gというモデルがふさわしいかなと思っています。また、有明のパナソニックのショウルームには常設しているので、予約すれば誰でも試聴は可能だそうです。

    また小川理子さんのCDは、以下のサイトから購入できます。Ⅱはネットでは紹介されていませんが、マクビーレコードのメールで注文できました。

    http://www.riko-ogawa.net/

    by試聴記 at2016-04-30 21:21

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