元住ブレーメン
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高校生時代にベータマックスで映像に目覚め、フォーマット変遷を何世代と経た今、撮影から編集、映写まで4K環境がついに実現しました。ホームシアターのための家も建て、充実した日々を送っております。 コ…

マイルーム

ホームシアター「建築」記
ホームシアター「建築」記
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / 16畳~ / 防音あり / スクリーン130型以上 / 8ch以上
我が家の(地下室)ホームシアターです。 もともとは賃貸派の私でしたが、好きなときに好きな映画や音楽を好きなだけ好きなように鑑賞するには、持ち家しかないと一念発起。2005年の10月に地上二階、地下一…
所有製品
  • Blu-ray Discレコーダー
  • HDDレコーダー
    PANASONIC DMR-4W400
  • センタースピーカー
    B&W HTM2
  • 液晶テレビ/ディスプレイ
    PANASONIC TH-55GX850
  • 一眼レフ ハイクラス
    NIKON D850

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日記

4Kシアターへの道/CEATECに見る4K製品の現状

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2011年10月09日

4K製品の展望をつかむべくCEATECに行って来ました。セットメーカーが並ぶ北よりのホールはすごい人だかり。注目製品のデモは大抵一時間からへたをすると二時間待ちで、とても全部見る時間はないので、オープン展示を中心にチェックし、並ぶ必要のあるクローズ展示はすぐには店頭に並んで来ない、技術展示のみにしました。

ソニーの「世界初」家庭用4KプロジェクターVPL-VW1000ESのデモは大人気。2時間待ちで整理券が必要とのことで、早々とあきらめました。展示員の方に伺うと発売日は確定していないが年内、ただし年内に出荷できそうなのは50台くらいということでした。私はプレス発表の日に予約しましたが、どうなることやら。年内に欲しい人はとにかく急いだほうが良さそうです。これまで見た写真では、筐体の光沢のある前面に対してマットな本体が違和感があったのですが、本物を見るとまぁ納得。ところでソニーのプロジェクターの取付金具は重量物(プロジェクター)をねじ穴に合わせて持ち上げなければならず、スライド式で保持された後からねじ穴に合わせれば良いビクターと比べるとはるかに設置が困難なので、これは改善して欲しいと言っておきました。もうひとつの注目商品、ヘッドマウントディスプレイも一時間待ちということで、これも体験はあきらめました。11月の発売が待ち遠しい製品で、両方とも久々にソニーらしい(ぶっちぎり感のある)製品だと思います。

東芝は4K+裸眼立体視のREGZAが目玉。3Dはやはり待ち時間の長いクローズド展示で、4Kはパブリック展示。4Kだけ見ましたが、確かに高精細ではあるのですが、55インチクラスだと4Kのご利益があまり出ないという印象。もう一回り大きなサイズに期待したいところです。

並んでも見たのがシャープの85型8K液晶ディスプレイ。ソースはNHKのUHDでおなじみのねぶた祭り(非圧縮映像とのこと)などでした。液晶は試作品ということで視野角はちょっと狭かったりしましたが、貼り合わせではない一枚ものということで、見応えのある絵を写していました。特にロングショットでのディティールは圧巻。群集の一人ひとりの表情や仕草が鮮明に見え、HDとは次元の異なる映像です。シャープはもうひとつ注目の展示があり、それはソニー出身の近藤 哲二郎氏が起したI3研究所(アイキューブド研究所)の ICC (Integrated Cognitive Creation : 統合脳内クリエーション)技術を使用した4Kディスプレイです。これまでアップコンバートに関しては、単純な補間にはじまり、ソニーのDigital Reality Creationや東芝の超解像など、相関関係やデータベースなどによって画素を生成するなどが生み出されてきましたが、このICCはまさにソニーのDRC開発に携わってきたエンジニアが満を持して世に問う最初の成果。展示はフルHDの同一の映像をそのままストレートにフルHDテレビの現行モデルに映したものと、ICC技術によりアップコンバートした4Kの試作ディスプレイを並べていましたが、4Kの解像度は圧倒的で、こちらがオリジナルなのではと思ってしまうほど。ソースは予め画像処理をしたものを非圧縮のソースを同期再生しているとのことでしたが、一方でリアルタイム処理の技術もあり、製品化の計画は2012年度中とのことでした。登場が楽しみな製品です。

三菱は光源にレーザーを使った液晶ディスプレイとプロジェクターの展示。LED光源に比べ特に赤系の色の再現に優れるということで、デモもそれを強調したもの。プロジェクターはDLP形式でした(ちなみにカラーブレーキングノイズは盛大に見えていた)が、特に素子の形式は問わないということでした。

最後は情報通信研究機構の200インチ裸眼立体視スクリーン。57視差ということで、57台のプロジェクタアレイと特殊なスクリーンを用いたリアプロ方式。視野角は狭く、視聴は一度に8人までで中央の決められたエリアで視聴しましたが、首を回しても立体視は実感できず、自分の視聴ポジションを変える必要があるということで、展示映像向きでしょうか。ただ、今回のソースは「視差がある」ことがわかるというレベルで、「57視差」という言葉から連想する自然なつながりのある視差を感じるところまでは至っていません。

NABでみた4Kカムコーダーもあわせると、3D、4Kとも撮って観るところまでは意外と早く実現しそうです。またICCなど最新のアップコンの技術も4Kをきちんと実のあるものにしてくれそうで、ますます今後が楽しみになってきました。

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レス一覧

  1. 元住ブレーメンさん、こんばんわ。

    なんと、VPL-VW1000ES、予約されたのですね!!
    VPL-VW1000ESで観る映画はたまらないものになりそうですね。
    圧倒的な映像美、明るさなんだろうなと。
    VPL-VW1000ESが届いたら導入レポ楽しみにしております。

    私は、さすがにこの値段だと導入は無理なので年末の某販売店イベント等で観れたら良いかなと考えております。
    それにしても4K対応製品が年内に投入されるなんて、技術革新のスピードは凄まじいですね。
    如何せん、ソフト側が追いついて着ておりませんが、4Kの場合24p収録ソフトなら、現状のHDMI1.4規格でもケーブル1本でいけるということですので24pに限れば再生機の登場はそれほど遠くないのかなと。
    気になるのは、60p収録ものは現状、HDMI1.4規格ケーブル1本では無理みたいですので、60p出力の方向性が定まらないと暫くは登場しないのではないかという事です。
    PCのDVI端子のように2本挿しで対応とかになるとスマートじゃないですからね。
    うーん、悩ましい。
    この辺はソフト製作側とハード製造側の動向が気になりますね。
    あと再生メディアは多層構造のBDの登場ですかね。

    ■HMZ-T1について
    SONYのHMZ-T1は、値段がお手ごろという事もあり、予約入れときました。(このレベルなら手が届きます(^_^;))
    こちらは、ストレスのない3D映像と没入感が期待できるということで楽しみにしております。

    ではでは。

    byガッツ at2011-10-09 18:52

  2. 元住ブレーメンさん、こんにちは!X0です。

    おお~そこらのWeb記事よりも分かりやすく
    面白くてついつい繰り返し読んでしまいました。
    素晴らしいですね!

    VPL-VW1000ESに突撃しちゃうんですか!?
    その決断力にも脱帽です。Σ(・∀・;)
    今後の更新も楽しみにしています。

    では、また。

    byX0 at2011-10-10 08:47

  3. VPL-VW1000ES、予約しちゃいました。昨年3Dで結構盛り上がったのに結局プロジェクターは購入に至らなかったので、2年分(何が?)です。HMZ-T1もめちゃめちゃ欲しいですね。飛行機で映画観るのにぴったりです。装着感が重いという方がいたので、こっちは自分で試してみてから購入したいと思っています。

    HDMI1.4は4096x2160の24pか、3840x2160(QHD)の30pまでは行けるので、映画を見る分には問題ないでしょう。4Kで60pのソースが出てくると伝送にはHDMIの拡張が必要で、その時にはHDMI1.5とかの新規格が出てくるのではないでしょうか。シャープのICC展示で係員の方に「単体のプロセッサーも出して欲しい」とお願いしたのですが、その方も現行のHDMIだとテレビの60Hzがカバーできないので。。と仰っていました。

    いずれにしてもショップでデモが見られるようになるのが待ち遠しいです。

    by元住ブレーメン at2011-10-10 09:29

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