元住ブレーメン
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高校生時代にベータマックスで映像に目覚め、フォーマット変遷を何世代と経た今、撮影から編集、映写まで4K環境がついに実現しました。ホームシアターのための家も建て、充実した日々を送っております。 コ…

マイルーム

ホームシアター「建築」記
ホームシアター「建築」記
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / 16畳~ / 防音あり / スクリーン130型以上 / 8ch以上
我が家の(地下室)ホームシアターです。 もともとは賃貸派の私でしたが、好きなときに好きな映画や音楽を好きなだけ好きなように鑑賞するには、持ち家しかないと一念発起。2005年の10月に地上二階、地下一…
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    ACCUPHASE PX-600

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日記

7360 x 4912 の解像度で画像を撮れるカメラ

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2012年02月09日

今日からパシフィコ横浜で開催されたCP+に、発表されたばかりのニコンD800を見に行ってきました。このカメラは35mmフィルムサイズのセンサーを持つカメラとしては現時点で世界最高の36.3メガピクセルの解像度を持ち、もうちょっとで8Kという領域に達しています。また、ちょっと前に発売された報道・スポーツ向けのD4同様、ニコンとしては初めて35mmフィルムフルサイズでムービーが撮影できるカメラでもあります。私は現在D3Xを使用していますが、常々同じ解像度でもっと軽いカメラ、D700のボディにD3Xのセンサーが載ったカメラがあったら理想的なのに、と考えていました。D800はまさにその要望に応えるものです。

ニコンのブースでは、係員を配したカウンターを用意し、D4/D800が手に取れるようにしてありました。人だかりが凄くて、私が行った時の待ち時間は45分。しかたないのでカタログをもらって熟読しながら並んで待ちました。世間の興味も高いようで、プレスバッジをつけた人も結構並んでいました。私の最初の質問は、なぜD800はD4Xではなかったのか、というもの。係員の答えは「一桁シリーズはヘビーデューティでとにかく高信頼性・高耐久性が求められる。D3Xのユーザーからの声は、もう少しカジュアルな仕様でよいので、軽量化してほしいというものが多かった。」とのことで、D4Xが出るかどうかは今後の市場の反応次第、ということでした。高解像度になった分、気になるのは感度と連射性能ですが、感度はD3XのISO1600までと比べると十分高いISO6400まで、連射は4コマ/秒。気になる連射枚数はカタログにも掲載されていなかったのですが、実機では非圧縮RAWで13枚程度、バッファーが空になると一秒弱程度で撮影可能になる感じでこれまたD3Xの7枚からは確実に進歩しています。気になるローパスフィルターレスの800Eの特質に関しては、人工的なパターンでモアレが出ることがあるが、撮り手次第という見解でした。

ムービーに関しては、AF-Fという連続オートフォーカスモードが新たに搭載され、普通のビデオカメラのように常時ピントを合わせてくれます。これまではデジイチのムービーでAFというと、瞬時にビシッ、シャキッとピントを合わせにいき、しかも最後にフォーカスを前後したりして、情緒に欠け絵作りには向かないという印象がありましたが、このカメラは今日見た限りではそれほど違和感ない感じでした。ただ、置きピンからフォーカスを合わせる、とか逆にわざとアウトフォーカスにするというようなオペレーションはやりづらい感じです。編集はMOVに対応しているソフトなら大丈夫のはず、ということで、D7000の時のようなファーム改修という事態にはならないで大丈夫なようです。ちょっと残念なのは720pにせっかく60pモードがあるのに24pモードがないこと。クランクダウンで2.5倍のクリアなスローモーションがスムーズに使えたはずなのです。

キャノンブースはこちらも新型の1DXが中心ですが、ニコンブースとは異なりプロの人が確認にくるという趣きでニコンブースのような喧噪はありません。私的に注目のCinemaEOSは静態展示だけで説明員もおらず、さみしい感じでした。まぁちょっと客層が違うということなのかもしれません。

さて、これだけカメラの解像度が高くなると、メディアやその転送速度が気になります。CFカードのブースでは、最高1000xのスピードを持つとするUDMA7規格のフラッシュカードが展示されていましたが、私的に注目はUSB3.0のインターフェースを採用し、最高500MB/sというスピードが出せるという新しいCFリーダー。
説明員は日本での価格は分からないが100ドル以下で、今度はPCのハードディスクがボトルネックになるくらいこのリーダーは早いと豪語していました。確かに36.3メガピクセルのカメラを買うならこれくらいの投資はした方が良さそうです。ちなみにD800は8GBのメディアにRAWだと100枚しか撮れません。

一方のSDカードも大容量化、高速化のアピールにやっきです。SDアソシエーションのブースでは、UHS-I、さらに制定されたばかりのUHS-IIという規格の高速性をアピールしていましたが、実際にはなかなかUHS規格のリーダーは欲しくてもみつかりません。そんななか、AppleのMacBookのSDカードリーダーはUHS-I規格ということで、会場でもベンチマークテストを見せてアピールしていました。

その他、APSサイズで2430万画素を実現したソニーのα77も初めて触ってみましたが、設計思想の異なりからかさっぱりどう操作して良いのか分かりませんでした。本体バッファーの残りを表示してくれないのも非常に不安で、未知との遭遇はちょっと不遇に終わりました。一方で、面白かったのが業務用4KマスターモニターのSRM-L560にα77で撮影した映像を映してのデモ。ただこれはα77から4Kの映像信号が出力できるのではなく、モニターにDVIケーブルが四本接続されていたことからもデジタルシネマ用のレコーダーを使っているのでしょう。プレステ3の4K表示機能の登場が待たれます。

CP+の後は六本木のグランドハイアットで行われていたアウディの「Audi Ultimate Collection 2012」を見に行ってきました。人だかりが多くてびっくり。集まっている人のレンジも広く、不景気のなか輸入車でひとり気を吐くアウディの好調さを見せつけられた気がしました。

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レス一覧

  1. 元住ブレーメンさんこんにちは!

    >世界最高の36.3メガピクセルの解像度

    私の知らない間に数字はグングン上がっていきますね。
    SDカードもインターフェースもグングン高速になって私だけ取り残されています・・10年後どうなるのだろう!?
    オーディオのフェアなどと比べるとまた起こしになっている方々の雰囲気またちょっと違う気がしました。
    都会は活気があって良いですね。ちょっと疲れそうでもありますが・・

    byナポリの6 at2012-02-10 11:21

  2. 私はキャノン派ですが、最近のニコン機種の実力には驚くばかりです。ローパスフィルターの有無をラインナップするなど、なかなか面白い展開をしてきますね。

    byカノン5D at2012-02-10 16:56

  3. ナポリの6さん、技術の進歩は自分が必要な時に必要なだけつまみ食いするのが基本だと思いますが、私の場合、新しいものに目がないので、結局いつも追いかけています。これまた楽しいのですが。

    カノン5Dさん、ようやくニコンからも5DIIに匹敵するものが出てきて、レンズをどっさり人質に取られている私としてはホッとしました。

    by元住ブレーメン at2012-02-10 21:01

  4. 元住ブレーメンさん、はじめまして!(*^_^*)

    いや〜、すごいお部屋にお住まいですね。それにアマティをお使いとか。
    羨ましい限りです。
    実力を100%出したアマティの音、いつか拝聴させて頂ければ・・(^_^;)。

    カメラの話題でしたので思わずレス致しました。
    ニコン派の私はF2から始まっておりますが、現在はD3sを使っております。
    D4の発表、なんだか「マイナーチェンジ的」な部分が多いような。チップの進歩に振り回されないことを祈っておりますが。しかし、D800系は今後面白くなってきそうですね。

    オーディオ(特にハイレゾ関連)もそうですが、パソコンみたく「日進月歩」ばかりで、技術の熟成が出来ないまま次へ次へ進まざるを得ない実体がカメラ業界でも起こってしまっている。いや、どの業界もコンピューターの日進月歩、軽薄短小の物差し上で踊らされてしまっていることが悲しくて仕方がありません。いわゆる「味わい」や「親しみ」が最も軽んじられる時代がコンピューターの時代のような気がするのです。

    そこへ来ますと、オーディオは部屋やスピーカーという「アナログ特性」が最も大切で、まさに古い価値観と最先端技術の交差点のような趣味だと思います。
    これからもオーディオを大切にしていきたいですね。


    勝手なウンチク大変失礼しました。
    m(_ _)m

    今後とも宜しくお願い致します。

    byマーサ君 at2012-02-27 18:54

  5. D4はオリンピックイヤーモデルということでしょうね。キヤノンが新型を出してくるのが見え見えなので、黙っているわけには行かなかったのでしょうし、D3の発売が2007年末だったので、ニコンのDひと桁モデルは4年でモデルチェンジするという伝統を踏襲したことになります。製品の完成度が高まって成熟してくると前機種からの差が小さくなってくるのは確かにあると思いますが、私はD4は相当進化しているように思いました。ただ、それが個々のユーザーにとって必要かというのは別の話です。

    軽薄短小の潮流は、消費者にもその責任があると思います。多少高くても良いものを買うという風潮が消えてしまい、良心的なメーカーがなくなってしまいました。どのメーカーも生き残りに必死で「味わい」や「親しみ」にこだわっている余裕がないのでしょう。アキュフェーズは生き残っていますが、同社の製品の値段は20年でほぼ2倍になりました。これはブランド力のなせる技で、ほかのメーカーで同じことができる所は少ないでしょう。オーディオ業界は今後も縮小しながらハイエンドとローエンドに二極分化していくと思います。

    by元住ブレーメン at2012-02-28 11:15

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