元住ブレーメン
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高校生時代にベータマックスで映像に目覚め、フォーマット変遷を何世代と経た今、撮影から編集、映写まで4K環境がついに実現しました。ホームシアターのための家も建て、充実した日々を送っております。 コ…

マイルーム

ホームシアター「建築」記
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持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / 16畳~ / 防音あり / スクリーン130型以上 / 8ch以上
我が家の(地下室)ホームシアターです。 もともとは賃貸派の私でしたが、好きなときに好きな映画や音楽を好きなだけ好きなように鑑賞するには、持ち家しかないと一念発起。2005年の10月に地上二階、地下一…
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日記

JVC DLA-Z1を観てきました。

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2016年10月09日

JVC初のリアル4Kプロジェクター、DLA-Z1の内覧会に行ってきました。

JVCはこれまで「4K」と銘打ちながら、フルHD解像度のパネルを一フレームあたり時分割で二回使う「e-Shift」のD-ILA素子しか持たず、したがって実力的にはFull HDの二倍程度の解像度で、本来Full HDの4倍であるはずの4K解像度は持っていませんでした。また、e-Shiftの映像の処理が4Kの信号を4Kの半分しか解像度のないパネルに映すことで、Full HDの信号はともかく、4K信号を映すには弊害が目立っていたのも事実です。この辺は(他社サイトですが。。)以下のサイトに分かりやすくまとまっています。

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/645023.html

UHD時代を迎え、リアル4K解像度のプロジェクターの実現はJVCにとって焦眉の急だったと言ってよいでしょう。今回のDLA-Z1はまさにその、待ちに待ったリアル4K解像度のD-ILA素子を開発し、さらに4Kメディアの高色域を実現するために光源をこれまでのメタルハライド(超高圧水銀)ランプからレーザーに刷新した、UHD時代幕開けを飾るにふさわしい製品です。レンズも大口径で凝った光学系の贅沢な設計で、各種4K信号はフル対応、HDRも4K放送で使用されるHLGにも対応と、新時代の旗艦モデルとして非常に気合の入ったモデル。興味津々で内覧会場に向かいました。

実際の機体を見ると、やはり印象的なのはレンズ口径の大きさ。私が現在使用しているソニーのVPL-VW1100ESも92mmの大口径レンズを使用していますが、DLA-Z1はとうとう100mmという大口径の前玉を使用し、16群18枚の複雑な光学系中、5枚に特殊低分散レンズを使う、カメラメーカーの俗にいう「大三元ズーム」に勝るとも劣らない内容で、メーカーの係員も「とってもお金がかかっています。国産です。」と念を押していました。一方で、前玉が大きすぎて電動シャッターがつけられなかったということで、設置環境には気を使ったほうがよさそうです。

接続端子に関しては、常識的な構成ですが、ファームウェアのアップデート用にUSB端子がついているというのは今後4-5年は使いたいと考えると安心材料。3Dのエミッターとメガネは別売りなのはこの価格の製品としてはどうなのか。本体重量の37.5Kgは重量級ですが、このレベルのプロジェクターを使おうという方々には大した障害ではないと思いますし、遠慮せず物量をつぎ込んだ結果だとしたら文句をいうところではないでしょう。

今日見た機体は、完成度7割の試作機とのことで、映像信号によるモードの自動切り替えがうまく動かなかったり、レンズメモリーの切り替えが異様に遅かったりという状況でした。視聴に使用したモードはUHD-BDがHDR(BT.2020)、BDがシネマ(BT.709)で、ガンマは2.4、色温度が7500K、ダイナミックコントラストやモーションドライブはオフ(というかまだ出来てない)という設定です。D-ILAデバイスのネイティブコントラストは報道通り20,000:1、セットコントラストはこれ以上にはなるがまだ確定できていないということで、ネイティブコントラストに関してはDLA-HD100と同等程度かという印象を受けました。一方でダイナミックコントラストはフレーム単位でコントロールができるLED光源を使っていることで無限大を実現しています。これはソニーのVW5000も同じで、JVCはFull HDではネイティブコントラストで常にソニーを上回ってきましたが、4Kに関してはそれほど差はなくなっています。

最初に見たのは宮古島のUHD-BD。ソニーのシネアルタを使用して撮影した4K@60pのBGVディスク。色は非常に鮮やかなのですが、ちょっと不自然なのと、ガンマが立ち気味で黒つぶれが散見され、追い込みがまだ足りない感じ。一方で解像度はキレッキレに高いうえにフォーカスのトランジェントも良く、自然で美しいボケを再現してくれます。砂浜のヤドカリや波の泡がとてもリアル。一方で撮影カメラのレンズの収差まではっきり見えてしまいます。次に見たUHD「Lucy」はモーガン・フリーマンの髭や髪に解像度の高さを感じましたが、やはり黒つぶれが早い印象。BDの「山猫」はトランジェントの良さからくる立体感と、赤い絨毯の「赤さ」が好印象な一方でフィルムグレインはちょっとうるさい感じ。アップコンは自信があるのでプレーヤーではなくプロジェクターでやってほしいということでしたが、これも最終的評価は保留です。

一方で3000ルーメンと明るく色域の広い光源をフルに生かしたHDRは圧巻の印象で、バットマンvs.スーパーマンのチャプター11は絶対的な明るさや明暗差は我が家のVW1100で観たSDR映像とは全く印象が異なり、劇的な効果を見せていました。今後制作側も含めてHDRのノウハウがたまっていくとより効果的な表現ができるようになっていく可能性を見た思いです。他方「Revenant」はピークの伸びた映像がほとんどないことから、解像感は感じましたが、VW1100の映像と大差ない印象でした。HDRはまだまだ発展途上ということなのでしょう。

カタログにない情報としては、ファンのノイズは25dB(LD低モード時)ということでまずまず、ピンクッション調整可能でカーブドスクリーンも対応可能とのことでした。キャリブレーションもカラーメーターがi1も使えるようになり、ソフトもダウンロード可能になるそうです。

4K時代のフラッグシップモデルとしてJVCが力を振り絞った感のある本製品。発売を楽しみに待ちたいと思います。

過去ログは検索しやすいこちらをどうぞ。
http://blog.livedoor.jp/bremenfx1/

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レス一覧

  1. 元住ブレーメンさん

     良かった! (^^)/  Z1を上げて頂きありがとうございました。

    予想通り良さげなモデルですね。 まぁ- 350万ですから当然でないと困りますがね(笑)  

     ちょっと調べました。 ビクター渾身のモデル「DLA-HD11K/HD12K」(2005年)は380万くらいでした。  それが民生機(一般人でも手が届くと言う意味)DLA-HD1の登場で80万くらいまで成りましたからネ。 数年後が楽しみです。 

    SONYが100万で新機種を投入して一歩リードしていますが、両者のガチンコは楽しみですね。  一方、ソフト再生機の面では両社も期待薄で"(-""-)"寂しい限りです。 JVCには、もう無理としか言い様がありませんが、SONYはどう考えているのでしょうかね? 

     私にはまだまだ先の話ですが、追い掛けているだけでも楽しい話題ですね。 

    ナイスなレポート、ありがとうございました。

     アコス…。

    byアコスの住人 at2016-10-09 20:06

  2. 私もプロジェクタを入れ替える際に
    プロジェクタも検討対象に入れていましたが、
    疑似4Kだと対象から外れてしまいますね。
    やはり4Kパネルに対応することはとても大切だと思います。

    SONYはやや画調が派手で、JVCの方が画質は自然だと思うので
    早く画質を追い込んで、良い製品になるといいですね。

    byHermitage at2016-10-09 23:02

  3. こんばんは、元住ブレーメンさん

    初レポートありがとうございます。 お話の内容ですと、仕上がりまでもう少しかかりそうですね、、

    SONYの方は、UHD24P4:4:4/12bitではなくUHD24P4:2:2/10bit入力信号処理までしか対応していない感じがしているのですが、JVCの方は何となく大丈夫そうですね、、今までの例からすると、具体的に実際に使用しているパネルの性能を記載せず、技術的に足りない部分をかなりごまかしていることが多かったので、疑心暗鬼になっていて今回のHDRプロジェクターは飛びつかずにしばらく様子見することにしています。

    いずれにしても UHD24P4:2:0/8bitまでしかサポートいていないVPL-VW1100ESよりは遙かにきれいでしょうね、、

    byねこ@2 at2016-10-10 00:29

  4. アコスさん

    JVCのeShiftはUHD-BDでは弊害が大きいので、このタイミングでネイティブ4K機を出せたのは良かったと思います。スペック的には色々ありますが、JVCの開発陣は絵心を持っていると思っているので、楽しみに待ちます。

    Hermitageさん

    キャリブレーションがしっかりできれば、デフォルトの画調は大して問題になりません。

    ねこさん

    VW1100ESは24p/4:2:2/10-bitまで対応していますが、いずれにしても入力のスペックの差で「遥かにきれい」というほどの差は出ないと思います。

    by元住ブレーメン at2016-10-10 10:37

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