元住ブレーメン
元住ブレーメン
高校生時代にベータマックスで映像に目覚め、フォーマット変遷を何世代と経た今、撮影から編集、映写まで4K環境がついに実現しました。ホームシアターのための家も建て、充実した日々を送っております。 コ…

マイルーム

ホームシアター「建築」記
ホームシアター「建築」記
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオ・シアター兼用ルーム / 16畳~ / 防音あり / スクリーン130型以上 / 8ch以上
我が家の(地下室)ホームシアターです。 もともとは賃貸派の私でしたが、好きなときに好きな映画や音楽を好きなだけ好きなように鑑賞するには、持ち家しかないと一念発起。2005年の10月に地上二階、地下一…
所有製品
  • Blu-ray Discレコーダー
  • HDDレコーダー
    PANASONIC DMR-4W400
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    B&W HTM2
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    PANASONIC TH-55GX850
  • 一眼レフ ハイクラス
    NIKON D850

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日記

4K/8K放送開始後一ヶ月の感想

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2019年01月12日

さて、昨年12月1日に「鳴り物入りで」スタート(その割に一般的な認知は低い!?)4K/8K放送。ネイティブコンテンツは潤沢とは言えず、NHK以外はアップコンものが多く、NHKも再放送が多いのが現実ですが、HDとは圧倒的な画質の差を感じることが多いのも事実です。Blu-rayからUHD-BDでは、1080@24pから2160@24pと解像度は四倍になり、HDRやコーデックの変更がありましたが、4K放送はHD放送と比べると1080@60iから2160@60pになった訳で、ピクセル数で言えば八倍(1440x1080の放送と比べると十倍以上)、さらに8K放送ではHD放送の十六倍以上の情報量がある訳です。

我が家では、やはり8K優先で色々なコンテンツを視聴してみました。

まず今回導入したシャープの8Kテレビですが、やはり初物感満載で、問題山盛り。このテレビはアンドロイドTVをOSとして採用しているのですが、アンドロイドTVは8Kには未対応なので、製品としてHDと4K/8Kを分割したニコイチ的成り立ちなのだと推測しています。また、4Kと8Kもシームレスとはいえず、例えば録画リストで4Kと8Kの番組が並んでいる場合、それぞれの録画番組のプレビューが表示されるのですが、4Kと8Kが入れ替わるたびに画面がリセットされるような動作をします。番組表もHDと4K/8Kは操作性も含めて別物。HDMIコントロールもこなれておらず、我が家ではデノンのアンプを使ってeARCで音声を出力している訳ですが、ソースを変えると音が出なくなったり、リモコンの操作を受け付けなくなったりします。一番深刻なのは、録画した番組でしばしばフリーズフレームが発生すること。音声は続いていますが、映像がフリーズしてしまいます。一方で音声が途切れることも。録画予約が32しか出来ないのも年末年始など一週間以上留守にする場合に不便。信頼できる誰でも使えるAV製品の域には到底達していません。同程度のサイズの他社製4K対応製品と比べても価格は相当高く、どうしても8Kを今見たい人以外には「やめとけば」と言いたくなる完成度です。一方で幾多の障害を乗り越えてでもいち早く8Kコンテンツを楽しみたい(私のような)人には現状これしか選択肢はありません。

8T-C70AX1は先代のAX700と比べると画質ははっきりと向上していて、ノイズ感は低減し、黒の締まりも改善されています。とは言え8K解像度の唯一の製品であることを別にすると、かつて使っていた液晶テレビのクオリア005のような、同時代の他の製品を画質でぶっちぎっている感はあまりありません。良くも悪くも「ハイスペックの液晶テレビ」の範疇にとどまっている印象です。一方でHDコンテンツのアップコン画質は思ったより良好で、好感を持ちました。現状では全てのコンテンツを「映画」モードに微調整を加えて観ています。

コンテンツの画質の話を続けると、8KのコンテンツはほぼNHKが作ったものばかりな訳ですが、NHKの画質とは色温度が高く、輝度も高めで、BBC制作のコンテンツなどと比べると、眩しく色あせて見えるのです。人肌は青白く、本来赤いはずのものがオレンジに見えます。また、8Kカメラは台数も少なく、世代間の違いも大きいのか、NHKを持ってしても複数のカメラ間の差が大きく感じられてしまいます。これはマルチカムを使用するスポーツ番組で顕著です。見る番組が全てこれなので、ちょっとシラけてしまうのが正直なところ。8Kの解像度はさすがに高く、ディティールの豊富さは(輝度の高さもあり)見たことのないレベルですが、逆にカメラマンの腕をシビアに試す面もありピンボケがとても気になります。まだまだ黎明期ということなのでしょう。

「4K/8Kは~向き」とコンテンツのジャンルを挙げる人もいますが、私は特にジャンルを問わず、良いものは良いと思いました。特に良いと思ったのはスポーツで、まだ8Kで生中継という番組はなかったと思いますが(大相撲初場所が初?)、フィギュアスケートは衣装のディティールや靴のエッジと氷しぶきなどがリアルで、サッカーは引き気味の絵が多い(それでもディティールはクリア)ので戦術がよくわかり、これはオリンピックが楽しみです。平昌オリンピックのダイジェストも楽しめました。60pになり動的解像度が上がったことの恩恵がよくわかります。

音声もクオリティが向上しています。いまのところ放送はすべてロッシーなAACのようですが、これまでのHD放送と比べて帯域も広くなり、ワイドレンジに聞こえます。これはテレビのスピーカーではなく、ちゃんとしたサラウンドオーディオで聴きたいもの。さらに4K/8K放送はロスレスのコーデックも定義されているので、将来的には4K/8Kの映像に見合った高音質のコンテンツを特にコンサートやライブものなどに期待したいです。サンプリング周波数は48KHzまでで、残念ながらハイレゾ化はなされていません。

「2001年宇宙の旅」は別に書きます。

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  1. 鳴り物入りで始まった4k8k放送ではありますが 既に沈静化の兆し? (笑) 

     地上波は日常であり欠かせない放送。 中途半端なハイビジョンではありますが(笑) この程度でも不満はありません。

     アナログBSもBSデジタルも鳴り物入りでのスタートでしたが 今回の4k8kよりインパクトはあった記憶が・・ 一気に高画質や高音質が話題になり 好き者(我々?)には堪らんものでしたから(笑)

     局は2kと4kではサイマルはしないと言っていましたが実際はどうなんですか?  各局の4kに対応する為の負担は大きいと思いますが アップコンバートでお茶を濁すような方法では魅力薄ですね (*_*;   12月1日のオープニングが終わった後 いきなり通販と言う局もあったとかなかったとか・・(笑)  4k画質で見る意味があるの??


     しかし夢の8kTVなんですが安いですね~~ 70で100万、80で200万くらいのようですね。  家庭用のプラズマテレビ初号機が150万くらいじゃなかったかな? 40インチで 地上波(当時はアナログ波)を見ても・・「なんじゃこりゃ?」良い点は薄いだけ!(笑) 薄いだけで谷は魅力が無かったなぁ~。 

     私たちは4k 即ちUHDBDを見たい!と言う欲求があるので4k8k放送にも魅力を感じるものの 世間は冷静ですよね。 今では「買った4kテレビで 4k放送が映らない!」と叩かれている様で(笑) その対応に店やメーカーは大変だとか・・。   そのウチ チューナーの無料配布でも始めるんじゃないの?  まぁー 何でもあリの世の中ですからね。


     BSは画質の追及をするより 内容を見ごたえのあるものに 考えを改めないとね・・  特に民放さん!  まだ地上波をサイマルで流した方が 良さのアピールは出来ると思うんだがね。

    byアコスの住人 at2019-01-12 21:00

  2. 元住ブレーメンさん、どもです。

    今年もよろしくお願いします。

    うちは未だチューナー等導入してないのですが、気になってはいます。
    掲載頂いた内容を拝見するに、未だ放送側、ハード側もまだまだな感じなんですね。

    NHK放送コンテンツの色温度が高めという部分も気になりました。
    演出でわざと?
    6500kbで制作してないとしたら?ですよね。

    2001年 宇宙の旅 8K放送の記事、楽しみにしております。

    さてさて、
    PanasonicのUB9000とJVCプロジェクターの連携機能が近々発表されるみたいですね。
    対象機種の発表、楽しみですね。

    ではでは。

    byガッツ at2019-01-13 11:14

  3. アコスさん、ま、かつての衛星放送とか、地デジとか、BSデジタルのスタート時とあまり変わらない感じでしょうか。ただ、HD導入時に比べると、8Kはともかく4Kは収録も編集もコストははるかにこなれているので、局(と視聴者)の熱意次第かと思います。

    通販は、実は4Kが非常に有効なジャンル化と思っています。購買層が4Kテレビを持っていれば、ではありますが。


    ガッツさん、毎度です。こちらこそ今年もよろしくお願いします。
    UB9000は今週末には届く予定で、現在海外出張中ですが、帰りが楽しみです。最初に見るのはHDRで苦戦したスーサイドスカッドと決めています。

    4K放送は、10万円でパナのレコーダーが買えるので、気軽に投資してみても良いかもしれません。ライブものなどは楽しめます。

    by元住ブレーメン at2019-01-13 15:21

  4. 今週末に到着ですか。
    楽しみですね。

    JVCプロジェクターとの連携によるトーンマッピング処理についての情報解禁が待ち遠しいですね。
    おそらく高輝度PJモードはZ1向けだと思いますが。
    低輝度PJモードの意味合いの発表が気になります。
    Vシリーズ向けのカラーフィルター無し利用なのか、それとも高輝度PJでのカラーフィルター使用用途なのか。
    また、高輝度PJモードの場合、カラーフィルターを入れた利用を想定してUB9000側で自動でLUTが切り替わるのかなど。

    PJでカラーフィルターを入れた場合にUB9000側でどちらのモードを使うのか、以下のような機種毎に連動される機能の説明があるとわかりやすいですね。

     例:Z1の場合は、高輝度PJモードでご利用ください。
    PJでカラーフィルターを入れた場合でも自動的にUB9000側でLUT調整された信号を出力します。
       V9の場合は、低輝度PJモードでご利用ください。
    PJでカラーフィルターを入れた場合でも自動的にUB9000側でLUT調整された信号を出力します。

    350nitsモードの意味合いにもよりますが、カラーフィルターを通すと輝度が下がりますので、V9でも全白350nitsは難しいかと思います。

    ではでは。

    byガッツ at2019-01-13 19:26

  5. ガッツさん、ちなみにNHKをはじめ日本の放送局はNTSC時代にはD93を基準にしていた歴史があり、4K/8K時代になりD65に移行しようとはしているようですが、最近の4Kで作られたNHKのドラマ「荒神」もD93で制作されていたり、まだまだ足並みが揃っていないようです。

    UB9000はいまだに発送通知が来ておらず、ちょっと気を揉んでいます。JVCのVシリーズのトーンマッピングとの住み分けはどうするんでしょうね。MaxFALLとかMaxCLL情報をいじくりまわすとは思えないので、ひょっとするとVシリーズ向けではないのかも?という気もします(ソニーとか)。

    by元住ブレーメン at2019-01-16 02:22

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