日記
2008年08月11日
管球プリ、やっと完成
本日の二つ目
管球プリアンプがやっと完成しました。
ものはSUNVALLEY SV-310Ⅱです。(※リンク先の製品は私が買ったSV-310Ⅱではなく、後継機種で使用真空管・仕様・価格が異なります)
このキット、実はゴールデンウィーク前に入手したのですが(当然、GW中に完成させるつもりでした)、作り始めてみると非常に難易度が高くて今までかかってしまいました。真空管アンプキットは今までにTU-879S・VP-3000SE・TU-872LEと3台完成させたので、そこそこ自信があったのですが見事に打ち砕かれてしまいました。何が難しいか?と言うと、このアンプはプリント基板アンプではなく手配線(空中配線)アンプであったためです。
製作過程

製作初期のものです。この辺は機構部品やトランスの取り付け工程でまだ楽な方でした。

ラグ板へのリード線取り付けが始まった辺りです。この辺からハンダ付けに悩み始め、マニュアルの実体配線図・写真を首っ引きで作業していました。

製作終盤の写真です。コンデンサや抵抗を1個取り付けるだけでリード線の整形やどう保持するか?狭い箇所でどうやって半田ごてを使うか?などたっぷり悩みながらの作業でした。ベテランから見ると酷いハンダ付けだろうと思います。あまりの難しさに何度も挫折しかけました。
結局、3ヶ月ほどかかって漸く組み立ては終りましたが、トラブル無くできた自信が全く持てません。最後の検査工程で通電させる時は怖かったですねぇ。何とか検査(電圧チェック)はOKだったので底板を締め、システムに組み込みました。

SA-60の出力を入力に繋ぎ、出力をVP-3000SEに繋いでから電源を入れ、お気に入りの「リヒテル/ベートーヴェン/ピアノソナタ32番」を再生して、低音たっぷりの濃い~音が出た瞬間、感激のあまり涙が出てきてしまいました。
音の印象ですが、一言で言うと去年の10月にキット屋ショールームで聴いた音にかなり近づきました。プリアンプ:SV-310Ⅱ、パワーアンプ:VP-3000SEの組合せは同じです。スピーカーはTANNOY Stirlingで実に重心の低いどっしりとした分厚くて濃い音でしたが、我が家の音もやっと近づいた感じです。低域の伸びではまだまだですが。
その後、お気に入りのCDを取っ替え引っ替えしながら聴きまくったことは言うまでもありません。夜なので小音量での再生でしたが重心の低さ・音の厚み・生々しさは十分感じられます。そして、管球アンプと言えば部屋を暗くしての写真を忘れる訳には行きません。

パワーアンプと違ってグローは無いし、フィラメントの光り方も少ないので前回の日記の様な写真にはなりません。
新300B管のエージングも必要ですが、こちらのプリアンプもエージングが進むとどんな音になって来るか?非常に楽しみです。
レス一覧
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FCAさん
こんばんは
やはり球の光る写真は美しいですね~
小生も一度キットアンプを作ってみたく思っておりますが、なかなかできておらず、日記を拝見するとウズウズしてきます(^^ゞ
byとくそう屋 at2008-08-11 23:09
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完成おめでとうございます。
私事ですが、父親の影響でものごころがついた折りには、
目の前に真空管や電気部品がごろごろある環境に育って
それなりのものを作ってきました。
それもトランジスタ―の登場とともにやらなくなって25年の私ですが、あえて申し上げます。当時は、手配線のみです。
プリント基板などは、まだ発明されていませんでした。
まことに言いにくいのですが、あえて言わせてもらうと、
ハンダ付け、余りうまくないです。(本当は、へたくそです)
とても人様に見せられるものでは、ありません。
努力は、買います。
もう少しうまくなられてから発表されてはいかがですか。
言いたいことをモロに言ってしまった私をお許しください。
FCAさま。 (少し後悔しています)
by 音楽大好中年 at2008-08-11 23:55
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FCAさん
はじめまして。aslanと申します。
私普通のアナログアンプを使っていますが、球アンプの綺麗な光にいいなぁと思いました。
またお好みの音が出て涙が出る感覚とてもよく分かります^^
私はアンプの自作なんてとてもできませんが、羨ましい限りです。
ご自分で作られたアンプであれば音の良さも格別だと思いますが、また音の変化などレポートしていただければと思います。
それでは。
byaslan at2008-08-12 00:30
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FCAさん おはようございます。
KITの製作完了しましたね! お疲れ様でした。
半田付けの指摘が御大から入っているようですが、これは難しい
ですよねー ダンゴの状態で見た目にはくっついている様に
見えますが、時々浮いているものもあるので要注意ですよね。
(温度不足・・・!?)
昔はLuxkit製品をたくさん作りましたーw
でも火が入って音が鳴ったときの感動は素晴らしいですね(^^♪
また聴かせて下さいネ
byのぶやん at2008-08-12 09:16
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管球プリ良いですねぇー。
私も管球でプリもパワーもそろえた音を聴きたいなぁー。
こうやって自分で作って出た音はさぞ格別でしょうねーww
それにしても空中配線は難しいのですね。
MJ誌などを見ていると、空中配線でものすごく綺麗なレイアウトをよく見ますね。
空中配線とプリント基板、今の時代で空中配線する意味は、どんなところにあるのでしょうね?
私はそもそも電子工作の経験がほとんど無いので「そっち」に中々踏み出せないのですが、こーゆうのを見るとウズウズと虫が騒いできますね(笑)
by凛吏 at2008-08-12 09:32
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はじめまして?かな、音猫と申します。
トランス結合の球のプリアンプもなかなか面白そうですね。
整流管(多分、5U4かと思いますが)をCK1006に変更すると
より豪華に輝きますのでお時間があれば是非お試しを。
私は自作WE-300Bパワーアンプ(Pp)に使用しています。
CK1006の詳細については、次のページを参照されると
宜しいかと存じます。
http://www.asahi-net.or.jp/~gt6s-sbic/electro/2a3_single/ck1006.html
今後ともどうか宜しくお願い致します。
by音猫 at2008-08-12 10:04
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こんにちは、はじめまして。
真空管アンプ良いですね~
半田ごては何ワットの物をお使いになられましたか?
個人的意見ですが真空管アンプ自作なら60ワットくらい欲しいです。
指先アチチでも根性で耐えて、目指せ富士山です。
byMSDK at2008-08-12 10:19
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こんにちは。
完成おめでとうございます。
キット製作の苦労と楽しみが伝わってくるいい文章ですね。
空中配線いいですね。
苦労の甲斐があったようで、なによりです。
目指す音に近づけていくのは、オーディオの楽しみですね。
byぎよむ at2008-08-12 11:43
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とくそう屋さん
プリント基板のアンプだと何とかなると思います。
是非、挑戦してみてください。
音楽大好中年さん
やっぱりハンダ付け下手でしたか。機会があったら練習します。
写真については悪い見本と言うことでお許しください。
aslanさん
はじめまして。今回は苦労したんで特別でしたね。
音の傾向は暫く使って少し冷静になってから評価したいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
のぶやんさん
いやぁ、今回のキットは私には難しかったです。少し涼しくなったら追いハンダしようかなと思っています。今は冷静に音を評価できない状態なので…
凛吏さん
手配線の難しさ思い知りました。カタログ写真はプロが作ったものなので太刀打ちできません。
Mcintoshの試聴会で聞いた話では今のMC275はプリント基板だそうです。手配線では長期的な信頼性を確保できないからと言われていました。やっぱり上手下手の差が出やすいのでしょうね。
音猫さん
はじめまして。管球プリアンプは色々ありますがSV-310Ⅱの特徴はトランス結合にあるらしいです。キット屋のプリアンプは4機種ありますがトランス結合はこれだけで特にクラシックに向くと言うことで選びました。整流管の情報ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
MSDKさん
はじめまして。こては70Wの無鉛銀ハンダ用のものです。VP-3000SE製作時に無鉛銀ハンダと一緒に買ったのですが作業性が悪くて参ったためその後はWBTの(有鉛)銀ハンダを使っています。こて先が太いため?狭いところに入らないのも苦労した理由ですね。もっとも、私の部品レイアウトが悪かったと言うのが一番の理由でしょうけど。
ぎよむさん
ありがとうございます。本当に苦労しました。それだけに音の質がショールームで聴いた音に近くて嬉しかったですね。暫くは色々と聴いてまたCU-80の音と比較してみます。
byFCA at2008-08-12 15:42
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