カノン5D
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オーディオマニア&アニオタのカノン5Dです。 オーディオの中でも、『自作スピーカー派』でして、特に「バックロードホーン」「共鳴管」「フルレンジスピーカー」という長岡的なスピーカーに興味があります。 …

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カノン5Dのオーディオルーム
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借家(マンション) / 専用室 / オーディオルーム / ~6畳 / 防音なし / スクリーンなし / ~2ch
写真・オーディオ・自転車・アニメ・ラジコン、と多趣味な私です。 ブログ「趣味の小部屋」http://blog.goo.ne.jp/4g1g4g0 HP「カノン5Dの資料室」http://kan…
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日記

低音吸収 自作ボード(つかいこなし編)

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2008年08月31日

さて、前回の製作編で出来上がったボードですが、今回は「つかいこなし編」です。
オーディオ機器の「つかいこなし」に使用する音響ボードですが、その「つかいこなし」があるのがまた不思議な話w

前回の「製作編」で作ったボード(素の状態)の外見はこんな感じ。
材料は、コンクリートパネルとウレタンニス(1回塗り)です。



まず、吸音or散音。
高音域を吸音するか、散音するかを決めます。
吸音の場合は、上から布・毛布を掛けます。
散音の場合は、ジャンク板を様々な形に切り、「ランダム」に貼り付けます。ここで、ランダムにするのは固有の反射癖を無くすためで、意外と重要です。

散音の場合はこんな外見になりますね…

家族曰く、「現代アートみたい」←絶対褒められていないですよねwww
外見や設置上の提案は次の「環境対応編」で詳しく書こうと思います。


次に、どこに置けばよいか。
基本は「スピーカーの後ろ」です。
部屋の角より、スピーカーの後ろの方が効果があることが確認できています。(非科学的な説明ですが)低音の音波が壁に衝突する前にボードが受け止めると、いった感じなのかもしれません。



スピーカーの後ろは、大抵スペースが確保できるので、合理的な置き方だったりします。
あとは、順々に枚数を増やしていけばよいと思います。現在私が使っているのは2枚だけなので、何とも言えませんがw

他には、リスニングポジション左右に置くことも良さそうです。もしこの自作パネルがサーロジックパネルと同質の効果を持っているなら、効果はあると思われます。

実は私自身、試行錯誤の途中なので、これから煮詰めていきたいポイントです。何にせよ、20kg以上の重さがあるので、運動が苦手な私には、動かすのも一苦労だったりします。


次は、注意点です。それは…
「リスニングポジションに対して左右均等に配置すること」

本パネルは強烈な低音吸収能力を持つので、左右均等に設置しないと低域に逆位相感のある音となります。
ただ、シビアにメジャーで測る必要は無く、「左右ペアで設置すればよい」といったレベルの話です。(ボンツキが激しい木造6畳間での話。)



もしかしたら、他にも注意点や設置のポイントがあるのかもしれませんが、私もこのパネルを作ってから1年経っていないので、分からないポイントも多いです。
少なくとも、上記のポイントを守っていただければ、一般の木造住宅では、確実に低音が明快になり、濁りが消えます。


次回は、「環境対応編」。
リビング、和室、寝室、そして貸家などで、設置の困難な方への提案です。
外見の向上や、設置安定性の確保を考えていきたいと思います。

次回の日記→

←前回の日記

レス一覧

  1. カノン5D様

    「低音吸収ボード」の記事がどんどん進んでいきますね。
    表面が平面のもと散音のものは、表裏ですか?それとも別のもの?
    散音の「ランダム」貼りは、マランツが試聴会で使用しているもの(たぶん自作)が見た目もそれほど悪くなく出来ていました。
    カノンさん製のボードは、リアバスレフの真後ろに置いたら良く効きそうですね。
    次の記事も楽しみです。

    byヒジヤン at2008-08-31 09:55

  2. 毎回興味深く読ませてもらっています。
    こういった試行錯誤や工作大好きなんです。

    スタジオ施工の際に音響調整を行う”仕込み”があるので参考までに書いてみますね。

    実際、仕込みといっても大したモノではありません。
    浮き壁の中に仕込む「吸音トラップ」というものがあります。
    実はグラスウール(もしくは綿などのシート)を木枠につけたものなのですが、ピアノ線等で天上スラブから宙吊りにします。

    壁面構造としては・・・

    |固定壁|トラップ|浮き壁| >こっちが部屋内部

    ・・・という構造を作るイメージになります。
    各材質は、固定壁はコンクリート、トラップは木枠にグラスウールで宙吊り、浮き壁は木枠にウィスパー素材のものを貼り付けるだけです。

    こうする事で、直接反射を抑えるのと、固定壁からの副反射を押さえ込みます。
    高周波から低周波まで案外と綺麗に押さえ込みます。
    注意すべき点は超低音反射はとまりませんので、リスニングポイントによってディップを強く感じるポイントが出来やすいです。
    (他周波数帯の反射音が消えていくために目立ちやすくなります)

    あくまでスタジオ施工ですので、オーディオルームのようなアンビエンスは無く、デッドな環境になります。
    家で似たような効果を実現してみたい方は、壁面からちょっと離した位置に厚めワッフル地のカーテンを吊るだけでも効果が出ると思います。
    (壁にぴったりつけずに、5cmくらい隙間を作るのがコツでしょうか)

    フラッターや残響長が気になる方の参考にでもなれば。

    (レスに写真添付できないので、そのうち自分の記事で書いてみましょうか・・・)

    byなめくん at2008-08-31 14:53

  3. コメントありがとうございます。
    >ヒジヤンさん
    表面が散音板が貼り付けられているタイプで、裏面は素の状態です。なので、反対向きにすることで、簡単に双方が試聴ができますね。

    「マランツの試聴会」とは、この事でしょうか。
    http://blog.goo.ne.jp/4g1g4g0/e/17c236956fe0373c1137c2b1b7d3d82c
    (2008年10月7日の日記)
    音響特性の悪い試聴会場でも設置して使える散音材として、参考になる作りですよね。

    >なめくんさん
    プロの方でしょうか。とても参考になります。
    素人の私が見ても、高域から低域まで吸音できそうな構造に感じます。デッド方向で部屋を煮詰める時に重宝する構造かもしれません。

    気になるのは、「トラップ」層の厚さはどれだけ必要かという点ですね。余り薄すぎると低音吸収に失敗してしまいそうなイメージがあるのです…(素人思考ですみませんm(_ _)m)
    経験値でも良いので、具体的な厚みが知りたいです。日記の方、楽しみにしていますね。

    byカノン5D at2008-08-31 17:00

  4. さすが「趣味の小部屋」ですね~。
    情報が何でも蓄えられているのですね!
    そうです、昨年も一昨年のインターナショナルオーディオショーでも、写真のパネルが使われていたと思いだしました。拡散反射に興味があったので目にとまったものです。
    オーディオショーなどでは、音響特性が良くないこと・人が多いことから、ほとんどまともな音で聴けることが少ないのですが、マランツのブースはまともだったと記憶しています。
    それと、ソナスファーベルの輸入代理店:NOAHが取り扱っているLABORATORIUM社のアコースティック・パネル、Flexum(フレクシウム)が見た目も良く、効果のあるものだったと思い出しました。
    http://www.noahcorporation.com/laboratorium/flexum.html
    (リンクの貼り方がわかりませんでした。良ければ教えて下さい。)
    いずれにしても、記憶はすぐに忘れてしまうので「ブログ」に情報や考えたことなど残しておくのは良いことですね!
    私も(年のことは考えずに)やってみようかな・・・など思い始めました。

    byヒジヤン at2008-08-31 17:49

  5. ヒジヤンさん

    オーディオショーは機材のクオリティというより、部屋の特性勝負の所がありますよね。
    >Flexum(フレクシウム)
    以前「自作Flexum」の記事を見たことあるのですが…どこだったか見つかりませんでした。外見上殆ど同じの、かなり完成度の高いものだったと思います。

    ブログは情報発信の場所としても、メモ書きとしても有用ですよね。ぜひヒジヤンさんもチャレンジしてみてください☆

    >リンクの貼り方
    レスにはリンクは貼れないですよね…機能改善を期待したい所です。日記には該当ボタンがあると思うので、そちらで貼れると思います。

    byカノン5D at2008-08-31 18:08

  6. カノン5D 様

    こんばんわ。豊かな包み込まれるような低音の再生に苦労しており、吸収ではありまませんが、とっても楽しく拝見しております。
    今度、低音を吸収しない、高域の拡散のみ狙ったボードなどもご紹介ください。

    byそねさん at2008-09-01 01:50

  7. そねさん さん

    実は、以前に低音吸収ができない(をしない)散音パネルを作ったことがあるのです。
    http://blog.goo.ne.jp/4g1g4g0/e/d4e79e02c7c4d67ac3f0427e2974c38f
    (2007年02月09日の日記)
    ただ、出来はイマイチで、反省点としては
    ・ボードの鳴きを完全に押さえられなかった事。
    ・均一な凹凸で散音したため、中高域にピークが生まれてしまった。
    ・低音吸収がイマイチだった事。
    ですね。この反省が今回紹介しているパネルに反映されています。

    散音は、上記記事にもあるように、ランダムな凹凸が必要なようです。

    ちなみに、高域散音だけなら簾(すだれ)で簡単にできますよ。
    http://blog.goo.ne.jp/4g1g4g0/e/5d7a86d9e863577555858c0b01d434bd
    (2007年11月07日の日記)
    先ほどレスをいただいたヒジヤンさんの日記にも詳しく書かれているので、ぜひ見てみてください。

    >包み込まれるような低音の再生
    これは低在波を上手く利用したリスニングポジション+スピーカー設置位置の選択で、得られると思われます。私も設置の変更で包まれるような良い低音を先日得ることができました。
    http://blog.goo.ne.jp/4g1g4g0/e/35eb7778e267aadd8f65ad94b2853819
    (2008年8月25日の日記)

    byカノン5D at2008-09-01 08:07

  8. おぉ、次の日記が楽しみ!!
    まさにウチです。^^;

    場所的に設置の難しいアイテムが多いので、ルームチューニング自体を途中で諦めてるところもあります。

    楽しみにしてますよ~~。(^^♪

    byさもえど at2008-09-01 12:47

  9. 待っておりましたですよー。
    なるほどねー。

    でもコレをリビングに置くとか言い出したらしばかれる・・・
    コレを元に目立たないサイズの吸音板とか作れたら良さそうですねぇー。
    私のウチは低音があんまり出てないので、反射を主にやったほうが良いのかなー
    まぁ・・・低音云々言える状態ではないのですが・・・。
    次回の制限のある中での試行錯誤も楽しみにしておりますー。

    by凛吏 at2008-09-01 19:18

  10. さもえどさん、凛吏さん

    コメントありがとうございます。
    今日は忙しいので、また後日レスさせていただきますね。

    byカノン5D at2008-09-01 21:44

  11. カノン5D 様

    簾はヒジヤン様のレビューにレスさせて頂きましたが、あんなに効果があるとは思いも寄りませんでした。凄かったです!
    8月25日のレビュー、もう一度キチンと拝見させて頂きます。
    今後ともよろしくお願いいたします。

    byそねさん at2008-09-02 01:44

  12. >さもえど さん
    低音吸収材の利点は、目立たない機材の影に置いても確実に機能するという点です。
    ルームチューンは、部屋のルックスを確実に(良い意味でも悪い意味でも)変えるので難しいですよね…

    >凛吏さん
    そうですよね…。今、高さが半分の小型サイズを製作中なので、これなら機材の奥に隠して置けそうでしょうか。
    ハーフサイズでも効果がありましたら、また報告しますね。

    そねさん さんへのレスでも書いたのですが、低音増強には設置位置の変更が最も有効です。とは言っても一番難しいですよね(汗)
    低音吸音パネルでは、低音の「質が向上」し「量が減少」します。量の減少はBASS調整で補ってもらっても、質は確実に向上すると思います。

    >そねさん さん
    効果があって良かったです。既に市販の散音系パネルを使用されている中でも効果があったとは、正直驚いています。
    ルームアコースティックは奥が深いので、これから私も研究していこうと思っています。こちらこそ、よろしくお願いします。

    byカノン5D at2008-09-02 21:43

  13. 年齢を拝見しお若いのでビックリです。
    凄い勉強家でいらっしゃるんですね。
    会社で若い人たちに時々(?、年に一回くらい?)言うんですけど、「若い時の勉強は30年使える、自分は今からいくら勉強してもあと5年位しか生かせない、だから自分は勉強しないが君達は一所懸命→それから多所懸命、勉強しなさい。」
    なんとも身勝手な年寄りの戯言でありました、失礼いたしました。

    byそねさん at2008-09-03 00:47

  14. 横レス失礼しますorz

    >そねさん
    >「一所懸命→それから多所懸命」
    一生と一所の使い分けどころか、一所ではなく、多所。。。感服です。あまりに素晴らしい単語使いに、つい横レスしました。
    今度お会いしたときにでも、この辺り、いろいろとお話聞かせてください。

    bytocky at2008-09-03 01:02

  15. >そねさん さん
    コメントありがとうございます。オーディオ趣味は経験を積まれた方が多くいらっしゃって、色々学んでいます。
    勉強もそうですが、「何に関しても全力全開」というのが私のモットーですね。全力でやっていれば(打ち込むものが何であれ)何か残りますが、適当にやっていては全く得られないし残らないと思っています。

    byカノン5D at2008-09-04 21:23

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