日記
2008年02月14日
サンボーンへの勝手な思い入れ
昨日から風邪で療養中のクッキです。
今、デイビッド・サンボーンの最近のアルバムを聴きながら、これを書いています。
サンボーンのアルバムは、95年ぐらいのものからあまり聴かなくなっていましたが、こうして聴いてみると最近のサンボーンも良いですね。
サンボーンとの出会いは、学生の頃、友達から貰った一本のテープからでした。
当時、サックスといえばグローバー・ワシントンJr.かナベサダぐらいで、サンボーンの「Change of Heart」は、「なんだ、このキーキーしたサックスは?」ぐらいの印象でしかありませんでした。
それをロック好きでジャズ嫌いの彼女(今の嫁さん)に聴かせたら、「これだったら聴ける。」ということで、早速二人でその夏の「ライブ・アンダー・ザ・スカイ'88」のサンボーンを聴きに行きました。
この時のサンボーンの「スラム」を聴いた時の感動は今でも忘れられません。
その独特の奏法、マーカス・ミラーのチョッパー・ベースのビートにのった、どっから繰り出してくるか分からないような音符の数々、どこまでがメロディーでどこからがアドリブなのか分からないエモーショナルなプレイ、特にフラジオの時の叫びにも似た音には、天にも昇るような気持ちになりました。
我々の横の外人さんが妙にノリが良くって、「ドリーム」の時に、サンボーンに合わせて三人で「ラララララ、ラララララ」と歌いながら右手を左右に大きく振っていると、その波がだんだん大きくなって、水面に水を落とした波紋のように、万博の会場全体を包む大きな波になった時、会場の興奮は最大限に達しました。
この波の中心を作ったのは私達です、というのは勝手な思い込みでしょうか。
これを期に、サンボーンに深くはまってしまい、サックス教室に通いだしたのは言うまでもありません。
大阪厚生年金にビル・フリーゼルとともに来たサンボーンに最前列からタオルを投げ、汗を拭いてもらって投げ返してもらったのは私です。(今だったら警備員に取り押さえられているかも。)
最近では、大阪ブルーノートのサンボーンの演奏終了後に、サインの長蛇の列の一番前で、一緒に写真をとってもらって時間をとり、後ろの人をイライラさせていたのも私です。(すみませんでした。)
昔はR&Bのビートにのった元気なサンボーンが好きでしたが、最新アルバムの「Closer」における熟練みを増した静かなサンボーンも、今の私にはちょうど心地よく響きます。