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いろいろ比較試聴レポ

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2008年06月29日

友人宅にて最近仕入れたブツを色々試してきました。
持ち込んだ品は
・AIRBOW デュポンコーリアンボード 13mm厚
・Benchmark DAC1
・Transparent PIMM&PLMM
・アコリバRTP-6改造WATTGATE381搭載
・オーディオテクニカAT-PT900改造アメリカン電気7110GD搭載

試聴環境にて迎え撃つ品々は
・B&W N803
・ゼンハイザー HD600
・Lavry DA10
・Trransparent PIXL
・AcousticReality eAR502
・レビトン699(オレンジ色の三つ又コンセントアダプタ)

当記事の内容は私MSDKが自分の印象をベースにyohine氏の指摘と感想を参考にしながら仕上げました。多少の演出は含まれますが、なるべく正確な記述を心掛けましたので宜しくお願い致します。


そこそこ今更感が漂う機種ですが、メイン目的のDAC比較からレビューです。
両機とも電源電圧をアメリカ117Vを前提とした仕様であり、試聴環境に昇圧装置がないため100V50Hzでの使用であることに御留意ください。 

まずは友人宅標準のDAC及びクロック装置(トラポーDAC間で打ち直し使用)にPIXLをかました状態でのヘッドホン試聴です。DAC1の上回る点としてはS/Nが僅かに良いように感じられます。帯域バランスはDAC10の方がニュートラルだと思います。DAC1は巷のレビュー通り、結構強めのハイ上がりです。高域の質感そのものはどちらも良好です。ソースに対する出力のピュアリティと言う点で両機のコンセプト段階からの差を感じる部分があり、DA10がとことん忠実さを求めて作られた印象の音であるのに対して、DAC1は微小音を幾分強調して拾い上げるような音作りとなっています。音の消え際が分かりやすいシンセ曲で比較すると、打ち込みのパラメータを変えたのかなと思える位の差があります。

※この段落は追記です
機材の都合で電源ケーブルを違うものを使っていたため、念のために逆の割当を試したところ、高域のバランスは両者かなり近いレベルに落ち着きました(最初はDAC1にカルダスGR、DA10にShimaベルデン、後から逆に変更)。ケーブルの傾向を考えるとDAC1の方がハイ上がりなことは確かですが、電源ケーブルで調整可能な範疇ではあるようです。ジッタ対策の面ではDA10のCrystalモードとDAC1はほとんど同一レベル、DA10をNarrowモードにするとDAC1の方が良好であるように聴感上では感じられます。上の段落で書いたS/Nや微細音の差異をもう少し突っ込んで説明しますと、DAC1ではノイズフロアより上に微細音を持ち上げる代償として音と音の隙間が少し埋まったように聴こえ、DA10では微細音はそのままノイズフロア以下に埋もれ気味である代わりに、音と音の関係性が素のままに描き出される印象です。

感想として、モニター調と言う言葉をどちらに適用するかと言われたら判断難しいなと思いました。モニターというのは音そのものを忠実に出すことだけではなく、作業結果による変化を明確に描き出すと言う意味もあるため、最終的なバランス取りにはDA10が優れると思いますし、途中段階での作業性においてDAC1が勝る局面もあり得るからです(ソニーの某定番ヘッドホン等の方向性が分かりやすいかも)。リスニング用途としては聴けば聴くほどスルメのようにソースの味が出てくるDA10、メリハリの利いた元気なサウンドのDAC1、と言った印象で、総合力としてはジャンルによってマッチングの善し悪しが変わる程度の僅差に思います。前回の日記を書いた時はDr.DACからの乗り換えでDAC1をスルメと思ったのですが、DA10はさらにスルメですw

電源にさらにTransparentPIMMを直列追加すると両機の差が減少する傾向を感じました。電源系のノイズ等から受けた影響の現れ方が異なるのかも知れません(DA10はスイッチング、DAC1はトランス電源です)。ライン出力からeARに繋いでのスピーカー試聴では、微小領域での差はHD600の方が掴みやすいので単なる音楽鑑賞会の様相を呈しましたが、ヘッドホン回路を通さない為か両機の差はこれも減少傾向に感じました。DAC1のハイ上がり傾向は明確でしたが、友人は「帯域バランスは好みの問題であり、よっぽど狂ったバランスでない限りは耳を合わせて聴けば良い」と言い切る猛者なので、「じゃあどっちでもいいかw」と洗脳されましたw

電源装置そのものの比較は以前に製品レビューを書いたので、大雑把な内容ですがよければ御覧ください。


続いてはおまけ企画のコーリアンボードをスピーカーに敷いての試聴です。
音を鳴らしながら作業を進めると言う無茶をしたのですが、片側の設置が終わって反対側に移動する途中の段階で「お〜、これいいんじゃね?いくらしたの?」とのコメントが飛び出しました。友人宅は我が家と同じ旭化成のフローリングですがスピーカー位置以外はカーペット敷のため、床鳴り防止効果は期待薄かも?と予想していましたが、どうやらボードの存在によってスピーカーそのものの鳴り具合が大きく変わるのは確実なようです。

余計な低域が抑制されて下まですっと伸びた低域を感じ取り易いので、うるささが減りつつスケールがアップした印象です。今まで買ったオーディオアクセの中ではコストパフォーマンスぶっちぎり1位です。マニアの部屋写真でみんな板敷いてあるのは伊達ではないんですね〜。


さらにおまけ企画の電源タップ比較です。タップ比較と言いつつ実態は壁コン比較だと思いますw
友人宅ではTransparentPIXLの一つしかない出力コンセントに対して、レビトン699を使って最短でシンプルな分岐で複数機材を使用していますが、持ち込んだアコリバ改とテクニカ改の電源タップを試してみました。PIXL→タップ間はEE/F-S2.0使用の自作ケーブルで接続しました。

まずはテクニカ改に搭載のアメリカン電気7110GDですが、キレのあるサウンドで440円と思えません。これだけ聴いていればオーディオ用の高い高いコンセントの必要性を感じないと言う話もよく解りますが、高域に歪み感があり、聴感で詰めて開発されたオーディオ専用品には及ばない部分はあると思います。

続いてアコリバ改に搭載のWATTGATE381ですが、アメ電に比べると少し落ち着いて艶のあるサウンドです。高域の伸びと質感がアメ電とは格の違いが明確です。全体的な印象もきちんと音のコンセプトを持って開発したんだなと感じさせます。

最後にレビトン699に戻しての試聴、三つ又分岐をこれ以上単純化するのは無理だろうと思える構造のためか、何気に出てくる音それぞれのクオリティ自体はWATTAGATEと比べてもそれほど遜色ありません。全体の印象としてやはりオーディオを意識して開発していない大雑把な仕上がりと言う感触はあります。

友人は音楽制作の為のモニターとしての性能が価格に見合って向上しない限り、金払って買う気ゼロと言うシビアな判断をするので、この三点の比較ではレビトンをそのまま使う、レビトンと勝負できる価格ならWATTGATE使う、アメ電は要らないと言う結論になるそうです。好みもバリバリに入る私の場合はWATTGATE>アメ電>レビトンとなります。判断基準は人それぞれで面白いものだと思いました。

長文になりましたが、最後までお読みくださった方の忍耐力に敬意を表したいと思いますw

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  1. MSDKさん こんにちは。
    詳細な試聴レポート、興味深く拝見させて頂きました。
    これだけ実験するとなると1日仕事ですよね(*^_^*)
    ハイ、デュポンコーリアンボードをスピーカーの下に敷いてますが
    伊達ではありません(笑)この効果を実際体験されて驚かれたと
    思います。それとBenchmark DAC-1の音に興味を抱きました。
    貴重なレポート有難うございました。

    byのぶやん at2008-06-29 17:05

  2. のぶやんさん、こんばんは。

    1日どころか1泊2日でしたw
    と言っても、実際には個々の試聴そのものは2~3分もかからずにハイ次いってみよ~と言う勢いで進みました。好みに合うかどうかと言う基準を気にせずクオリティレベルを判断する場合、熟練者の耳にかかると恐ろしい勢いで試聴が進捗します。時間がかかったのは、自分の耳が超アマチュアなので、変化が判りやすい曲を友人が見繕うのに手間がかかったのと、最初から帰宅時間を全く気にせず他の事もしながらダラダラしまくったためですw

    DACは仮にどちらがお勧めかと聞かれたら結構悩ましい感じがします。
    入門レベルのシステムであれば、明瞭さの不足する部分をDAC-1で補うのもいいかなと思いますし、ミドルクラスではDA10のニュートラルさをじっくり味わうのがオツな感じがします。しかしDA10の場合はポテンシャルの高さが災いして、不満点が見えやすいような?さらに上位機種に行きたくなりそうな危なさを感じます。

    coiさん、はじめまして。
    DAC比較は巷のレビューの正しさを追検証するような結果となりました。ハイ上がりの程度としては、追記した部分でも少し触れましたが電源ケーブル等で調整可能な範疇だと思いますが、最近は高域までしっかり伸びるケーブルが多いので選択肢に苦労するかも知れません。

    スピーカーの下に板を置くのが初めてなので、コーリアンボードでなくてもペア3~4万くらいまでならC/P最強の感想になったと思います。響きの好み等を考えますと万人にお勧めかどうかは判りませんが、叩いてみた感じや聴感上で変な癖はないと思うので、「はじめてのおーでぃおぼーど」としての無難さは確実だと思います。

    byMSDK at2008-06-29 20:03

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