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秋の夜長をムードジャズで
私は、夜音楽を楽しむ事は殆ど無い(酔っ払って早く寝る)ただ、晩秋の紅葉の季節はチヨュト音楽を聴くことがある。決まってW/モンゴメリーやG/ベンソンなどストリングス入りなどが多く、ボーカルものも掛ける。装置はプリメインアンプ にJBL2115(LE8Tのプロ用)ボーカル物には定評ある名機だ。 ここに数枚ムードジャズを紹介してみよう。 ジャッキー・グリンソン(編曲、指揮、TVショー司会、映画(ハスラーでポール・ニューマンと共演)楽団フイチャー(tp)はボビー・ハケット、デキシーランドではJ・Tガーデンと「コースト・コンサート」名盤、またボーカルの名花りー・ワイリとは「マンハッタン」で共演、彼女に寄り添うようなオブリガートで見事な名演が有る。ここではゴージャスなストリングスをバックに古風なコルネットでスタンダード曲を50曲(アルバムは4~5枚ほどある)ほど吹いている。 キャピトルのレコードジャケは、どれも素晴らしいものばかりだ。 終戦後、進駐軍放送ではスイングジャズの全盛で、ダンスを伴ったジャズが流れていた。アーテー・ショー、ガイ・ロンバート、トミー・ドーシー等、何故かべーシー、エリントンの黒人バンドは聴いた記憶が無い(黒人差別か)?その後短い数年間クールジャズ時代があった。クールジャズと云えばジョージ・シアリングでしょう(この時代マイルスの「クールの誕生」などあった)ピアノ、ギター、バイブ、 のユニゾン奏法は彼らの売りでした。キャピトル時代はストリングス、ダテン打楽器を使用したムードジャズが沢山あります。ジャケットも仄かなお色気が漂うもので、どぎついヴィーナス盤とは比べ物になりません。 キャピトルレコードのジャケ コテコテのジャズフアンは、ストリングス入りとなると渋い顔をし、気の抜けたB JMと貶してしてしまう。一方ハードバッパーのミユージシャンは一度はストリングスとの共演をねがう。B・ウエブスター、S・ステット、J・ホッジス、S・ゲッツ等沢山ある。このアルバムではミルト・ジャクソンがハードなマット捌きから 一転バラード芸術を披露する。バックがクイシー・ジョーンズ・オーケストラときては悪かろうはずが無い。「アロ~ン・トゥギャーザー」「テンダリー」など、うっとリする演奏だ。 秋の夜はやっぱり淑女のボーカルも聴きたい。近年はアメリカの歌手が元気がなく EU,カナダ産を聴くことが多い。往年のエラ、クリス、サラなどパンチのきいた 歌が聴かれないのが淋しい。
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