CDバカ
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最初にオーディオに目覚めたのは80年代前半。 598スピーカーと798アンプが市場を席捲、物量投入&重量競争の最盛期でした。 社会人になっての寮生活とその後のワンルームマンション生活の10数年は完…

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オーディオ三昧
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一人暮らしの気ままさゆえ、寝室を除く3部屋にオーディオ機器(新旧とりまぜ)を設置して、 各部屋で音楽を聴きながら好きなことをしています。(引きこもってはいません) メインシステムは2階のLDKに設…
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日記

TAD-D600が故障~修理~そしておみやげが...

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2016年08月14日

とても久しぶりですが、オーディオ機器を少しグレードアップ(?)しましたので、日記にアップしました。

ほぼ一か月前のことでした。
CD/SACDプレーヤー TAD-D600が故障してしまいました。
プレーヤーの操作ボタン一切が効かなくなってしまったのです。
電源スイッチのオン・オフから効きません。
でも、時々思い出したかのように効きます。
最初はリモコンの電池切れだと思いました。
購入したのは2010年ですから、まる6年経ちます。
これまでリモコンの乾電池の交換をした記憶がありません。
そこで電池交換をして操作をしましたがそれでもスイッチ類は反応しません。
本体のスイッチを直接操作しても全くダメでした。
本体外付けの電源ボックスの電源オン・オフ操作によって、プレーヤーの操作も一時可能になったりしましたが、しばらくすると操作不能になります。
完全に故障でした。
気持ちが大きく沈んでしまいした。

修理代はどれくらい? 
26キロもあるプレヤーの2階の部屋からの搬出と箱詰めはどうしよう? 
運送業者はどこに手配すれば?最近は宅配は扱ってくれないようだし...
色々頭に浮かび憂鬱でした。

購入後6年経過しているので、勿論保証期限切れです。
修理に出すにも、最近は宅配ではオーディオ機器は取り扱わないと公言されています。
先ずどこに修理の依頼をすべきか考えました。
TAD社に直接依頼するか、購入店に相談するかです。
購入店とは言え、TAD-D600購入以降は、その一年後にTAD-C600を購入したきりなので、丸5年全くコミュニケーションを取っていませんでした。
果たして相談に応じてくれるかどうか。
とは言え、先ずは購入店に相談しようと思い、メールで故障の旨と、修理に出すための手続きを素直に相談させて頂きました。
6月20日の19:00頃でした。
そしたら、直ぐに自宅の電話が鳴ったのです。
購入店の方が直ぐに応対してくれたのです。
これだけでも嬉しかったのに、電話で改めて症状をお話しすると、メーカーに先ずは聞いてみますということで一旦電話を切り、その後直ぐにメーカーからの故障復旧案を教えて頂いたのです。
結果としては、その復旧案でも症状は変わらずでしたので、本格故障ということで修理に出すことになりました。
そして、修理品の引き取りはその購入店が直に行ってくれる、とてもありがたいお話でした。
7月3日に自宅まで引き取りに来て頂き、故障品を2階から降ろして箱詰めまでして頂き、持ち帰って頂いたのです。
本当にありがたかったです。

週明けにはTAD社に故障品を専用便で届けて頂き、数日後には修理代金の見積もりも頂きました。
修理代金は予想より安く済みました。
そして7月23日、修理が済んでTAD-D600が無事に帰還しました。
お店の方が直接届けてくれたのです。

この時に、TAD社の方も同伴され、TAD-D600の電源ボックスと本体の2筐体を2人で2階でま運んで頂き、設置までして頂きました。
私はただお二方の作業を見守るだけというとても楽な役割で済んでしまいました。
何と、修理品を納入頂いただけで、新規購入は無いにも関わらず、最後にはTAD社の刻印が入った記念品まで頂いてしまいました。
まるで新規購入のようなご対応に感動です。

しかし。
この時とんでもない「罠」が仕掛けられてしまったのです。
TAD-D600専用のグレードアップ用DCケーブルTAD-LN0208(電源ボックスから本体に電源を供給する2本(クロック用とそれ以外用)の特殊構造の電源ケーブルです)を試聴用の貸し出しとして置いて行かれたのです。
「2週間後ぐらいに、着払いで返品頂ければ良いですっよ」とのことでした。
「修理品だけを納めて帰るのも芸がない、何かイベント的なことも提供したい」というお二方のお気持とのことでした。
しかしこれが本当に親切心だったのか、罠を仕掛ける企みだったのか、今になって思うと明らかに後者ではなかったのかと思っている次第です。

貸出しを受けたDCケーブル(2本)は標準価格(税抜き)で6桁行く高額品です。
オリジナル付属品に比べて一回りも二回りも太く、重さもズシっとくるケーブルです。
このケーブルは発売時にオーディオ関係のニュースとしてあちこちのサイトや雑誌にも紹介されていましたし、TAD社からも紹介資料が送られてきたりもしました。
しかし、高価格なだけに全く買いたいとは思いませんでした。
ただ、実は、TAD-D600を購入した時に、付属のDCケーブルが電源ケーブルにしては細い感じがして、ちょっと気にはなったのです。
現在私が使用しているケーブル類を製作したメーカーの方に、このDCケーブルの特注は出来ないかと相談を持ち掛けたことはありました。
その時には、9ピンの特殊構造ケーブルなので難しいという返事でした。
そんなわけで、DCケーブルに興味はあったのですが、購入意欲までは湧いてきませんでした。
そのDCケーブルのTAD純正のグレードアップ製品を貸出用に持ち込んで頂いた訳ですから、これは聴かない訳にはいきません。
果たしてどれだけの音の差となって現れるのか、興味津々でした。
価格からしたら、普通に高級オーディオ機器が何か買えます。
ちょっと足したら、オーディオテクニカのAT-ART1000も買えます。
なので、一応は試聴はするけれど、購入検討など全くする気にもならないまま返却することになるだろうと高を括っていました。

TAD-D600のDCケーブルはグレードアップ版が接続されていました。
故障中に聴けなかったCD達から聴き始めました。
直ぐにとても違和感と驚きに捉えられました。
TAD-D600が故障中には、マランツのSA-7S1で聴いていたのですが、その7S1の音に慣れていたせいかもしれませんが、どのCDを聴いても、とても音の鮮度が高く、そして力強いのです。
又、音像の焦点感も強く、反面、音場感がとても広いのです。
TAD-D600の音がもともとマランツと比較しても高いレベルであったことは間違いないのですが、自分が思っているレベルの差よりもより大きな差に感じられたのです。
「これは、たまたま新しいCDの悉くが録音が良いからなのか?」
と思ってもみたのですが、そんなことはあり得ません。
70年代のロカビリーや、00年代のパワー・ポップで、こんな音は聴いたことがありません。

それならばと、新規機器購入やセッティング変更時に必ず聴くことにしている定番のCDを取り出しました。
録音の良いCDも録音が普通のCDも両方含んでの私なりの音質チェック用CD達です。
いやあ、驚きました。
TAD-D600でも何度も聴いていて、聴こえ方を覚えているCD達が、初めて聴くCDであるかのように新たな聴こえ方だらけになってしまったのです。
こういう聴こえ方の新鮮さは、パワー・アンプをアキュフェーズP5000からA65に変えた時と同じような、
或いはCDプレーヤーをアキュフェーズDP-700からTAD-D600に変えた時と同じような新鮮さだったのです。
低域のマス感、密度感が増量。ベースが唸る唸る。
音場が広がる広がる。
音像が空洞の張り子ではなく、無垢のように中身がぎっしり詰まって像として迫ってくる。
波音はしぶきの粒子や波の数が増えている。
しかも、それまでは波の音だけしか聴こえなかったところに、かすかながら鳥の鳴き声まで聴こえ出したのです。
脅威でした。
とても大きな変化でした。
TAD-D600自体のグレードアップ手段は無いと思っていましたが、あったんですね。

とにかく、それからというもの、毎日聴く「音」に感動している状況なのです。
音像の密度感が強烈にアップし、実在感がすごい。
そして低域の力量。
パワー・アンプをレベルアップした時と同等の変化が明確に現れました。
スピーカーのセッティングし直し(壁距離の見直し)が必要かなとまで思いました。
そりゃ、6桁も出して何も変化が無いようじゃ困ります、とは思いますが、変えたのはDCケーブルだけです。
このケーブルを導入することで、パワー・アンプのグレードアップと同等の効果が得られることが分かってしまいました。
正直、オリジナルの付属DCケーブルに戻すことが怖くて出来なくなってしまいました。
戻すことで、それまで毎日味わっていた感動を味わえなくなることが怖くなってしまったのです。
次の日曜には返却しなければならない、その時のがっかり感を想像出来てしまったのです。

本当に困ったものです。
これが罠だったことに気づいた時には「時、既に遅し」です。
もう聴いてしまったのですから。
お二方の見事なまでの「イベント」の罠にはまってしまいました。
お二方は絶対に分かっていたと思います。
このDCケーブルは一度聴いたら絶対に手放せなくなることを。

まんまと罠にはまった私は、お二方の予想(期待)通り、もう戻れない状態になってしまいました。
聴き始める前の、あの「絶対に購入検討すらする気にならない」という自信は何だったのか。
これもう選択の余地はありません。
あとは、この高額のDCケーブルを買うことの正統な理由を自分に向けて付けるだけなのです。
TAD-D600がグレードアップされ、その新製品をその差額だけで購入出来た、そう思うことにしたのです。
TAD-D600マークⅡ、あるいはTAD-D610とか。
そういう音質レベルの変化を味わうことが出来ました。

新品のDCケーブルは先週の日曜に届きました。
受け取りと同時に、貸出品を返却しましたので、もう一度も標準版には繋ぎ変えてはいません。
毎日、どのCDを聴いても、ずっと、初めてグレードアップ用DCケーブルを繋いで出た音を聴いた時と同じ感動を味わっています。

修理のご対応を含め、こういう付き合い方が出来るのはリアルショップならではなのかなと改めて思いました。
TAD-D600をご使用の方はご注意を。
安易な気持ちでTAD-D600のDCケーブルのグレードアップ版を試聴するのは止めておいた方が良いですよ。
ほぼ間違いなく、資金調達の算段が必要になりますので。

長文失礼しました。

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レス一覧

  1. 悪い意味での罠だったかどうか…。結果はやはり感動を得たのですからよかったのではないでしょうか?。

    なんでもネットで買うのは味気ないと思います。趣味は共有する人がいてこそ面白くなります。オーディオショップの人たちも同じだと思います。

    いいお店と付き合いがあるようですね。とってもいいと思います。

    byうつみくん at2016-08-14 20:09

  2. こんばんは

    たしか「6桁」の中頃のお値段だった気がするのですが
    「ありえない」と思った記憶があります。

    そうですか、試聴は止めた方がいいですか?

    最近、行き詰まっているのです。
    そこで、
    1.アナグロにする。
    2.PCオーディオにする。(これは安くてもできる)
    3.DevialetのUpgradeをする。
    の中から1つだけ選ぶだけの資金があるのですが
    4.CDを重視してDCケーブルをグレードアップする。
    も含めてみましょうか?

    試聴を考えます。(これが一番確実そうですね)

    byてるてる at2016-08-14 22:04

  3. CDバカさん、こんにちは。
    こういうことってけっこうありますよね。

    まあそれでもCDプレイヤーがグレードアップできたので良しとしたほうがいいかもしれませんね。

    試聴したら最後・・・というパターンがオーディオではけっこうありそうですね~(^_^;)

    by小林二郎 at2016-08-15 08:40

  4. 「聞けばわかる!」
    そんなメーカーの人の声が聞こえてきそうですね(笑
    そして生まれる「変えなくていいのか?」という心の声。

    特殊仕様のケーブルだと、どうしても
    メーカーの言い値になってしまうので
    なかなか厄介な代物ですね。

    感動はプライスレスということでしょうか。

    byHermitage at2016-08-15 08:59

  5. CDバカさん初めまして。

    ケーブル購入おめでとうございます。

    同じくTAD D600とTAD-LN0215を使っております。

    私の場合は当初オリジナルの電源ケーブルでは長さが足りなかったので、このケーブル出てすぐ注文いたしました。

    ただ出る前は価格が全く分からず注文してまして、あとで知ってびっくりしました(笑)

    確かに異様に重いケーブルですね(^^;
    8Nって初めてでしたが仰る様に細かい音まですごくリアルになったのを覚えております。

    仰る様に立体感もかなり変わりますね。

    では良いオーディオライフをお送りくださいね。

    bySolare at2016-08-15 15:00

  6. うつみくんさん、コメントをありがとうございます。
    今回の罠は、良い意味での罠でした。
    「良い物を紹介くれてありがとうございます。」と言うのが本音です。
    これも「出会い」「縁」なのだなと思います。

    byCDバカ at2016-08-16 23:06

  7. てるてるさん、コメントありがとうございます。
    てるてるさんのご記憶通り、6桁の中頃でした。
    現状打破の特効薬になる可能性は大だと思います。
    D600自身がグレードアップされたと感じられると思いますよ。
    冗談抜きで、試聴の価値は十分にあると思います。
    日記に書きました通り、私は衝撃を受けました。
    是非試聴してみて下さい。
    そして、選択肢の4番目で、是非、このDCケーブルのお仲間に。

    byCDバカ at2016-08-16 23:15

  8. 小林二郎さん、コメントありがとうございます。
    「試聴したら最後」は本当にありますね。
    私は今回で2回目でした。
    ただ、一回目の時には、買う気満々での貸し出し試聴でしたので、試聴は自分の買う気を納得させるためのある意味儀式でした。
    しかし、今回は全く買う気無しでの試聴でしたので、この気持ちの状態で「試聴したら最後」になるとは思ってもみませんでした。
    そういう意味ではこの言葉の初体験になったと思います。
    これからは貸出試聴にはそれなりの覚悟が必要だなと思う次第です。
    でも今回は、グレードアップになって良かったなあと、とても満足しています。

    byCDバカ at2016-08-16 23:21

  9. Hermitage さん、コメントありがとうございます。
    メーカーの方も、そしてお店の方も、間違いなく自身満々での貸し出しだったと思います。
    「これを聴いても買わずにいられたら、お前の耳は本当にダメ耳だなあ」という気持ちが込められていたかも知れません。
    逆に、私の方は「俺はちゃんと聴く耳を持っているぞ」と答えたいという意地の心が出てしまったかも知れません。
    でも、このケーブルに変えてから、一か月経ちますが、日々CDを聴く度に感動に襲われていることは事実なのです。
    この日々の感動の対価として相応しいものだったという気がします。
    音楽だけではなく、「音」そのものに感動出来るということを思い出させてくれたケーブルでした。

    byCDバカ at2016-08-16 23:30

  10. Solareさん、コメントありがとうございます。
    今回のこのケーブルのおかげで、又改めて良いオーディオライフがおくれているなあと思います。
    Solareさんは既にこのケーブルを使われていたのですね。
    先輩の存在に心強い思いです。
    価格を確認せず注文してしまったんですね。
    すごいです。
    私は価格を知った上でしたので、1週間、タップリと悩みました。
    悩んで出した結論にはとても満足しています。
    今年の私の物欲充足第二位になることは間違いありません。
    一位じゃないの? と思われるかもしれません。
    価格はグッと下がりますが、30年間探し続けた本(6冊シリーズ物)を奇跡的に全巻揃いで入手出来たので、これに次ぐ満足物となった次第です。

    byCDバカ at2016-08-16 23:57

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