日記
2008年09月25日
DG-38でみるDynaudio Sapphireの裸特性と部屋特性
upyさんに先を越されてしまいましたが、拙宅にもデジイコのDG-38を導入しました。導入の経緯や音出しや結線について興味がお有りの方は、ごく一部にファンを持つ(笑)はむちぃ君との漫談にまとめていますのでブログの方をご覧下さい。
こちらでは計測結果が興味深かったのでご覧いただきたいと思います。まず、Dynaudio Sapphireの裸特性です。SPの1M前でツイーターとミッドの間を狙って計測しています。

上が左、下が右SPです。右の方が部屋特性の影響が少ないのですが、200Hz~1.5KHzはほぼフラットです。低音は部屋の特性(次の写真)の凸凹とほぼ同じですので、無響室で計測すればおそらくほぼ完璧なフラットバランスだろうと推測できます。性能表には30-2.5KHz:-3dB以内を保証していますが、たしかにきっちり30Hzあたりまで出ていますね。サファイアのユニットとクロスオーバー・ネットワークの優秀性を再認識させられました。
さて、いよいよリスニングポイントでの計測です。ちなみにSP間距離は約2.5m、その中点からリスニングポイントまでの距離は3.1mです。内振りは右42°左43.5°と極端な内振りで、軸の交点は随分前の方にあります。SPの写真はマイルームの方に更新しておりますのでご覧下さい。

部屋の定在波の影響により、60Hzを中心にピークが、150Hzを中心にディップが出来ています。左側の方が側面が壁に近いのでその影響が大きいようです。200Hz以上は概ね満足できる範囲の特性ではないかと思います。高域のロールオフは内振りの影響かもしれません。その結果柔らかい音になっているように思います。
聴感上は低音の暴れはあまり感じません。以前のSP位置だと聴感上100Hzのピークが大きくバスレフポートを塞いで聴いていたのですが、ボーカルがきつくなってしまうのでバスレフポートを空けた上でSPを移動し、低音の山をより低い所へ持っていった結果聴きやすくなりました。

ちなみに今の位置でプラグを塞ぐと低音の山が随分痩せてしまいます。
最後に周波数特性をもとに自動生成したヴォイシングの結果です。

左右SPの特性を揃える事によりボーカル、各楽器間の分離がはっきりし、ボーカルは前に出て音場の奥行きが出ました。非対称の部屋ではこのヴォイシング方法が有効だと実感できました。
皆さんにも何かの参考になれば幸いです。今後も好みの音に近づけていくべく、ヴォイシング/イコライジングを学んでいきたいと思っています。
レス一覧
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はむちぃファンのMt.T2です(^^;
いよいよ底なし沼に入られたのですね。
σ(^^)も一時べーリンガーのチャンデバ付属機能のイコライザーで、遊びましたが、余りに奥が深く、SUSANO君の自動補正に逃げてしまいました。
ボタン一発、ライブハウスのかぶりつきとか、ホール2階席とか設定が切り替えられると楽しそうですね・・・・・・なんて(^^;
byMt.T2 at2008-09-25 17:44
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Mt.T2さん、早速のコメントありがとうございます。はむちぃ君も喜んでるでしょう。ファンが増えるとすぐつけ上がるのでゆうけい君は押されっぱなしです(笑。
>一時べーリンガーのチャンデバ付属機能のイコライザーで、遊びましたが
私もベリンガーをある方からお借りした事があったのですが、生憎良いマイクを持っておらず、ひたすらイコライジングのみで遊んでおりました。その時には購入に至りませんでしたが、当時ヴォイシングで左右SPの特性補正が出来てれば速攻買ったかもしれませんね。
>ボタン一発、ライブハウスのかぶりつきとか、ホール2階席とか設定が切り替えられると
実はカーステレオにその機能があって、買ったばかりの頃はそれで遊んでたんですが、すぐに飽きちゃって今はシンプルに音場/周波数補正のみで聴いてます。私にはその方があってるようです(^_^;)。
byゆうけい at2008-09-25 19:16
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こんにちわ♪
わ~画面がカラーですね~(笑
ゆうけいさんのグラフは最初から綺麗ですね☆私の所は絶対こうはいきませんよ。今仕事終わって帰ってる最中なんですが、これから頑張ります!(眠いです
DG-98ぐらいまで出たら、聴覚側をイコライジングできたりするんですかね(笑)その人の耳の弱い周波数を自動で補正!とか…すみませんふざけすぎました(^^;
デジタルケーブルにもこれから凝らないといけないと思うと…嬉しいやら悲しいやらですね(笑
byupy at2008-09-25 21:31
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こんにちわ。
オーディオ機器への投資を有効なものにするためにもこういう客観的な指標は重要だと思います。もっとたくさんの人が計測を活用するようになるとよいと思ってます。
カーブを拝見すると、リスニングポジションでの部屋の特性はバランスのよいなで肩で、低音と高音のピークも対象形と、聴きやすくそれでいて明瞭感のある音が出ているような形ですね。100Hzのディップはもし他のスピーカーをお持ちでしたらそちらでも計測してみるとスピーカーの特性か部屋の特性かはっきりして対策が立てやすいと思います。
いずれにしても使いこなしを進めていくのが楽しそうで良いですね。
by元住ブレーメン at2008-09-25 22:06
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upyさん、コメントありがとうございます。DG-28は白黒でしたっけ?まあ同じデジイコですし、機能的には十分ですよね。全く関係ありませんが昔私はPCに関してマック派だったので、白黒の可愛い画面が懐かしく思う時があります。
聴覚のイコライジングはできたら確かに面白いですね、今は難聴の方に骨伝導で音を伝える機械なんてのもあるので、不可能ではないかもしれませんね。
デジケは確かにこのウェブでもたびたび話題になりますが、私はHS-linkケーブルだけにしとくつもりです。その方がむしろ安上がりだろうと思いますので(笑。
元住ブレーメンさん、はじめまして、コメントありがとうございます。前のスピーカーの時に一度石井伸一郎先生に計測していただいた事があるのですが、大体今回の計測と同じ感じでした。この時に計測の重要さは感じていたので、フリーソフトをDLして時々は測っていました。今回ようやくヴォイシングもできるようになって一歩前進する事ができました。リビングオーディオなのでなかなか時間がとれないのが悩みですが、少しずつがんばりたいと思います。
100Hzのディップに関してですが、実はこれは私が100Hzあたりに大きなピークができると耳が痛くなるので、わざと外してあるんです。松浦正和氏の絶妙な技によるものなのですが、ご興味があればリンク先のブログの次の記事をご覧下さいませ。
byゆうけい at2008-09-25 22:30
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こんばんわー。
はむちぃ君との漫談拝見させて頂きました(笑)。導入おめでとうございますー。特性良くなってなによりです。
測定結果を見ますと以前お話していらした、50~60Hz付近のことはお部屋の影響でしたのですか?。数箇所で試聴した際には、そのようなことは感じなかったので、「私の耳はお馬鹿なのかー」と密かに思っておりました(笑)が、お馬鹿ではなさそうなんでしょうか?。これから更によくなるといいですねー。
別件で申し訳ありませんm(_ _)m。絹製ポートプラグの件ですが試したところ、音が滑らかになりました。吸音は駄目でしたが、これはこれで良しとして拙宅では現在入れたままになっております。
byファウ at2008-09-25 22:56
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ファウさん、コメントありがとうございます。50-60Hz付近のピークの件はおそらくHotei's Websiteで公開されているシミュレーションソフトを無理やり拙宅のリビングに当てはめて出た仮想データの事だと思います。ただ、あの時点で自分でも誤解していたことは確かで、バスレフで低域がブーミーになるのは90-100Hzあたりに大きな山ができていたのだろうと思います。それをもう少し低い帯域に持ってきてバスレフでも耳当たりがよくなったのが今回の結果だと思っていただいて良いかと思います。いずれにしてもファウさんご指摘のように部屋の影響です。サファイアの特性は素晴らしいの一言ですね。もし以前ステサンで石井先生が計測された特集に入っていたら、ストラディバリ・オマージュ並みに褒めてもらえたかも知れませんね(笑。絹製ポートプラグ、好結果でよかったですね、計測できれば、その結果にどういう影響を与えているのか興味あるところです(^^♪。
byゆうけい at2008-09-25 23:25
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