ヒジヤン
ヒジヤン
昔(小・中・高・大学時代)大好きだったオーディオに、近年再度はまってしまった者です。

マイルーム

見直し中
見直し中
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / ~8畳 / 防音あり / スクリーンなし / ~2ch
今は大分変っているので、削除しました。
所有製品
所有製品は登録されていません

レビュー/コメント

レビュー/コメントはありません

カレンダー

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最新のレス

お気に入り製品

お気に入り製品はありません

日記

悟朗邸訪問!【音楽とオーディオの狭間で】

このエントリーをはてなブックマークに追加
2009年03月22日

昨日、音楽プロデューサーの小林悟朗邸に訪問させていただきました。先月の25日に来訪いただいた時に、お仕事がひと段落したら遊びに行かせてもらう約束をしていました。お仕事とは、先日のRCOのLIVEの衛星放送のプロデュースです。TVを見ている立場としては、何気なく見ている映像も、実際に放送を作り上げる立場として大変な仕事とお聞きしました。ひと仕事終えた後の休日にお邪魔させていただくことになりました。

先日も思ったことですが、悟朗さんは音楽番組を作られているためか音楽に対する興味や志向が強い方だと思います。もちろん、子供のころから好きだったというオーディオに対する興味も人一倍強い方だと思うんですが、音楽家とオーディオマニアの中間。どちらかというと音楽家よりなのでしょうか。このお方が、自宅の再生装置をどのように鳴らされているのか、大変興味がありました。

早速、リスニングルームの様子からですが、入って第1印象はゴトウユニットで構成されたスピーカーシステムです。中域の大きなホーンが何といっても目を引きます。この4Way5Unitのスピーカーをチャンネルデバイダーによりマルチアンプで駆動されています。このチャンデバまでをデジタル伝送されているそうです。更に特徴的なのは、ソフトの多さです。2万枚は所有されているそうです。

悟朗さんのシステムは、このゴトウユニットのSPを中心としたステレオシステムと、B&W802Dを中心としたマルチシステムの2種のシステムを使い分けておられます。伺う前にどちらが聴きたいか、と訊かれて自分と同じSPのB&Wのシステムを希望していましたが、前日にゴトウのシステムを聴かれていたとのことで両方のシステムを聴かせていただきました。

まず、ゴトウのシステムから試聴です。Jeanette Lindstromのボーカルから数種のボーカルやピアノ、オーボエ、バイオリンなどの楽曲を聴かせていただきました。第1印象は、オーディオ的に研ぎ澄まされた音ではないということでした。ゴトウのシステムは初めて聴きましたが、このように沢山のユニットを使用した自作システムは大抵の場合、一つ一つの音は鋭い音を出すのだが全体としてまとまりのない電子音楽が似合うようなものが多かったです。ですが、今回は違います。オリジナルシステムとは思えないような繋がりの良さです。約2オクターブづつ分担するというユニットが、それぞれのパートをまもりながら独自の主張をすることなく綺麗に繋がっていました。特筆すべきは、ピアノの音だと思いました。鍵盤のタッチのおと、弦を叩くハンマーのフェルトのおと、弦の響き、響板の響きの音、これらが分離して聴こえるのですが決してバラバラでなく調和がとれた形で流れてきます。こんなピアノ再生はこれまで聴いたことがありませんでした。余談になりますが、島根の「うちの奥様は魔女」さんがピアノをこう鳴らしたい!と言われていたことが思い出されました。あぁ、魔女さんに聴かせてあげたい!と心底そう思った次第です。

休憩をはさんで、映像を見させていただきました。音は802Dのシステムに切り替えられました。120インチスクリーンに3管式のプロジェクターから投射されます。DVDやBDを見せていただきましたが、音声は正直に言って良いものではありませんでした。ですが、これが反面映像の中に入り込める気がしました。映像が綺麗で、音も素晴らしいと意識がバラバラに働き、メインであるはずの映像に入り込めない、そんな経験がありませんか。やはり主役を前に出し、脇役は一歩引いたところに位置した方がバランスがいいというか調和が取れるのではないか、と感じました。

最後に、802Dのマルチシステムでフルオケやビックバンドジャズなどを聴かせてもらいました。802Dのシステムもステレオの時は、少し眠いような印象でしたが、マルチでいきなり目覚めました。音が出た瞬間に音場がでかい!それまでは20畳弱のスペースに居る感触が、いきなり巨大空間にワープします。思わず出たひと言は「ルームチューニングするのがバカバカしくなる!」です。本心そう思いました。フロントに同じスピーカーを1本追加して、リヤに小型を2本追加。超低域だけはサブウーファーで補完する。それだけなのですが、一気に空間が変わる印象でした。まっ、これがポテンシャルというものでしょう。これはしかたがないことなのだと思います。エム5邸に引き続き「もうオーケストラは聴きたくない!」と思わざるを得ないサウンドでした。ですが、両邸の音作りは違います。どこがどう違うのか、さんざん考えましたがうまく言えません。何かが違う・・・そんな感想です。

ここまでで、悟朗邸訪問は終了して夕食に連れて行ってもらい、楽しい話を沢山していただきました。唐突なのですが、今回の訪問で得たものは。音楽を奏でる際のバランスの重要性です。簡単にバランスと言えばそれまでですが、音楽を理解し解釈して、こんな風に鳴らしたいとイメージする通りに演奏されるように調整していく。こんな指揮者のようなことを実行していくことで得られるものなのではないかと思います。

悟朗さん、昨日はありがとうございました。とても楽しい時間をすごすことが出来ました。そして自分の中に課題というお土産も貰って帰れたと思います。お時間が許すことがありましたら、また拙宅にもお越し下さいませ。

次回の日記→

←前回の日記

レス一覧

  1. ヒジヤンさん 良い経験をされた様ですね。

    沢山のユニットを使っていても「フルレンジ」の様に鳴らせます。
    ホーンはYLとゴトウの様ですね。
    こちらのビンテージSPのサウンドはいかがでしたか?

    byしき at2009-03-22 23:23

  2. しきさん こんばんわ!

    悟朗邸で、ゴトウのシステムと802Dのシステムの違いを聴かせていただきました。私の好みでいえば、ステレオはゴトウでマルチにしたときは802Dのシステムが好きでしたが、適する音楽がまったく違うと思いました。

    >こちらのビンテージSPのサウンドはいかがでしたか?

    素晴らしいと思いました。ですがここまでの音を出すためには、愛情と年月が必要だろうとも・・・。良く出来た古女房似たいなものではないかと。

    byヒジヤン at2009-03-22 23:33

  3. ヒジヤンこんばんは。
    昨日は、大変おつか・・・めっちゃ楽しかったですね\(^^)/
    いや、正直8時間の超・楽しい時間は、心地よい疲労感を覚えましたが、それ以上に音楽って楽しいんだなってことを改めて感じました(^^;
    まあ、一方で大きな課題やたくさんの反省もしなければと言う状況もあるのですが・・・・(^^;

    それは、ぼちぼちと経験を積みながら・・・それより、もっともっと音楽やアーティストを好きになって、たくさん、そして深く感じたいと思うようになりました。

    今日、早速、宮本さんのオーボエと、小山さんのピアノを仕入れてきて先程から小音量で聞いていますが、素晴らしいですね・・・(^^;

    本当に楽しかったです!ありがとうございましたm(_ _)m

    byMt.T2 at2009-03-23 01:13

  4. テツッサン 楽しかったですね。

    これで、お仲間3人の所に伺わせてもらいましたが、それぞれの方の音作りがまったく違う点が興味深いです。言われていることも、共通する部分と違う部分があり、これまた考えさせられますよね。

    >宮本さんのオーボエと、小山さんのピアノを仕入れてきて先程から小音量で聞いていますが、素晴らしいですね

    もう仕入れたの!早すぎます。私もネットで注文は入れましたが、HMVなので届くまでに3日はかかることでしょう。在庫はしていましたが・・・。20%引きでした・・・。ピアノについては、あの音は出せないと思ったので、違う盤にしました。(笑)

    テツの訪問記も楽しみです。

    byヒジヤン at2009-03-23 02:07

  5. おお 悟朗さんのところにも訪問されたのですか 羨ましいです。

    音楽の作り手が出すサウンドはどのようなものか という点で、
    私もかねがね興味があるお宅だったので、ヒジヤンさんの感想は
    とても参考になりました。

    それにしてもCD2万枚は凄いですねー。

    byたくみ@深川 at2009-03-23 07:49

  6. たくみさん レスありがとうございます。

    そうですね~、音楽の作り手が出すサウンドと言うのか、音楽を理解し満喫するためのサウンドといったような感覚を受けました。オーディオマニアだと、全ての音を良くしたくなる傾向があると思いますが、音楽を楽しむために出したいところと徹底してこだわり、必要の無い所はどうでもいい、みたいな感じなのでしょうか。詳細にはよくわかりません。(笑)

    訪問したから、同じ考えになるわけではないので、このように音楽を捉えてこのように鳴らされている方がいることを理解して、共感する部分の志向や音作りを取り入れていければ良いのかな~という感じでした。

    ですが、音楽を愛し、解釈して、その心を楽しむなんて憧れちゃいますよね!

    byヒジヤン at2009-03-23 12:25

  7. いいなですねー、悟朗さんのところにも訪問なんて。
    私も是非行きたいですが、今は何にも出来ません。

    音の印象は興味深いですね。特にゴトウユニットのSPは聞いてみたいです。

    byMac_cel at2009-03-23 12:28

  8. Mac_celさん 忙しい中、レスありがとうございます。

    ゴトウユニットは、初めて聴かせていたのでよくわからないのですが、ゴトウの音なのか・ゴロウの音なのか???といった感じでしょうか。

    やはり丹念に調整された音は、説得力があるものでした。

    byヒジヤン at2009-03-23 12:54

  9. jillartさん レスありがとうございます。

    映像を見る際の、映像と音声のクオリティのバランスの件は、興味深い項目だと思います。この辺りは、自分が映像をやらないこともあり、お宅訪問で色々なシステムを観させていただき感じたことなんです。

    客観的な立場で聴いたり、観たりするからこそ見えてくることもあるのかもしれません。

    byヒジヤン at2009-03-23 17:09

  10. WHさん

    なるほどね~、音声と映像を競合させてとことんレベルアップを図っていく作戦なのでしょうか。(笑)

    それにしてもお代官様は恐ろしいお方ですね。レベルアップを考えている時は良いのですが、安定期にそんなこと言われたら、心臓バクバクどころか、心拍停止!になりそうです。(笑)

    byヒジヤン at2009-03-23 20:17

  11. ヒジヤンさん、こんばんは。
    興味深く読ませていただきました。

    生の演奏を聴くことが多い小林様のシステムの音には大変興味があります。
    ピアノの再生の感想から、なるほどと思ってしまいました。

    私事の話になって恐縮ですが、自分が合唱をやってきて、何回かオーケストラと同じステージに乗った経験から、楽器どうしの音が織りなす調和が大切だと感じております。
    調和のとれた音楽は心地よく、時に感動を呼びます。
    オーディオ再生ではホールで聴いているかのようにとともに、そのような音が再生できるかを日ごろ気にしています。
    お恥ずかしながら、CDを聴いていてご機嫌になると勝手に手が指揮のまねをします。

    映像と音の関係も興味深いですね。
    私も映像があるときは映像を重視し、音質は二の次なのです。
    以前、私の日記でも書きましたが、部屋を暗くすると音質が良くなったように聞こえて、逆に視覚があると細かな音質を判断できないといった経験があるのです。
    なので、BDプレーヤーを購入するときに、映像を重視してDENONよりPIONEERにしました。

    byきみぞう at2009-03-23 22:53

  12. きみぞうさん レスありがとうございます。

    悟朗邸の音は、音楽に浸るために調整した音という印象でした。私なんぞはすぐに、オーディオ的に光る音が出したいと思ってしまうのですが、全然違いました。

    私はエンジニアだからか、頭の構造が理屈の世界が強いようです。ですが、音楽を楽しむのは感性の世界ですよね。そんなことを考えさせられる訪問でした。

    もう48年間も生きてきたので、こんな自分が容易に変わるとは思えませんが、オーディオと音楽の狭間でもがいていくしかないのかも知れません。(笑)

    byヒジヤン at2009-03-24 00:39

  13. ヒジヤンさん、こんばんは!

    まるで、オーディオ雑誌のお宅訪問記事を読んでいるかの様な、レポート楽しく読ませていただきました。ソフトの数々...プロは違いますね!そういう聴き方をすればこそ”音楽を理解し満喫するためのサウンド”の方向になるのかも..。ゴトウユニットと言えば、ピアニストの 仲道郁代さんもお使いだとか..

    ”鍵盤のタッチのおと、弦を叩くハンマーのフェルトのおと、弦の響き、響板の響きの音、これらが分離して聴こえるのですが決してバラバラでなく調和がとれた形で流れてきます。”

     こんなところが音楽のプロに何か訴えるモノを持っているのかも知れないですね。

     素晴らしい体験だったことが良く伝わってきました。

    bynissy at2009-03-24 02:09

  14. nissyさん レスありがとうございます。

    ゴトウユニットを使って構築された音楽は素晴らしいものでした。このことは、このユニットが持っている素質を組合せ、調整して作り上げたもの、つまりこのシステムだからこそ出せている音と感じました。

    良い体験をさせていただいたと思います。

    byヒジヤン at2009-03-24 12:51

  15. 再レスです。

    ゴトーホーンは中学の恩師が使っていますので
    何回か聴きに行ったことが有ります。

    ただポンと繋いだだけでは決して良い音はしないと思いました。
    相当チューニングされていると思います。

    また近くにオールゴトーホーンシステムの喫茶店が有りますが、
    音との戦いに疲れて現在は「枯れたサウンド」を出しています。

    byしき at2009-03-25 11:46

  16. しきさん 再レスありがとうございます。

    結構ゴトーユニットを聴かれているようですね。
    このような、ユニットの組合せでスピーカーをまとめていくのは、大変難しいことだと思います。私は、学生時代に2度挑戦しました。片方は、コーラルのウーファーにエレボイのツイーターの2Way,もう一つはJBLのユニットで4343もどきの4Way。どちらもまともに鳴らすに至りませんでした。(笑)
    この点、しきさんはこの手法で素晴らしい音を出されているようなので尊敬に値します。

    byヒジヤン at2009-03-25 17:21

レスを書く

レスを書くにはログインする必要があります
ログインする