Loge
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今は自分の時間が持てるようになったので、精一杯できることをしてみたいと思っています。

マイルーム

小劇場のような空間を目指してます
小劇場のような空間を目指してます
持ち家(戸建) / 専用室 / オーディオルーム / 16畳~ / 防音あり / スクリーンなし / ~2ch
十分な響きがあってもダブつかない。そんな空間を目指してます。 所有機器は僅かしかリストにありませんでした(涙) 仕方がないので自力で書き込んでみます。 現在はレコードの録音年…
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日記

カラヤン カラヤン!

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2014年08月09日

五月の連休明けに、大きな企業の会長さんが見えられて丸一日オーディオ談義をされていかれました。
お年は私より少し先輩ですが、オーディオ歴は少し後輩でこんど新しい部屋=というかオーディオ専用の家を作るから話しを聞きたいというご希望でした。

いつものルーティンで一通り音楽をお聞き頂いたあと、メモを手に熱心にご質問を頂いたのですが、我が家に来た経験のある方ならもうお分かりの通りこの部屋は住宅メーカーさんの作ってくれたままの「ド・ノーマル」なので、音質向上策などを提案できることは一切ありません。

Q「後ろのカーテンは?」
A「オペラ・ハウスみたいでカッコいいから。ただし、バッフルなので後方の音を吸音する必要がありカーテンにしました。箱のSPだとカーテンはいけないと思います」

Q「床の構造は?」
A「三井ホームさんに聞かないと何とも・・・」

Q「スピーカーの上部がせり出しているけれど、その理由は?」
A「2階のお風呂の配管が出っ張るから出さしてくれ。と三井さんに頭をさげれて」
etc etc...

まったく参考に成らなくて恐縮至極でした。




さて、そんな話しも一服したとき、会長さんから思いも寄らない質問が飛び出しました。

「Logeさんは、どうしてLPで聞かれているんですか?CDやデジタルをメインで聞かない理由は?」

これまで考えてみた事もない話題だったので大層狼狽して「ごにゅごにゅ」と意味も無い様な返答をしたと思います。
あれから時々そのことを思い返したりしていましたが、やっと先日答えが見つかりました。

まず、申し上げたいのは
私は天地神明に誓ってLPの方が音が良いなんて思ってはいません。それどころか「音が良いってどういう意味だ?」という派なので、勿論そんな理由でありません。

理由は明快でした。「だって、CD盤を持っていないんだもん」

私は1970年代からオーディオを始めて、勿論その当時はLPがメインソースだからお小遣いを貯めたり、薄給から資金を捻出してレコードを買ってきました。

オーディオ機器もLPを再生するために揃えて来ました。結果CDが普及した時点ではかなりの量のソフトウェアとハードウェアが手元に有りました。

これからCDをメインにするには全てを御破算にしないといけません。
機械が上手く動作するまでに・・・欲しい盤を一枚一枚買い揃えるまでに・・・どれほどの時間と経済を注いだかは自分自身が一番良く分かっています。
もう一度いちからやり直せるかは、自問するまでもありません。

「CD盤に買い替えるお金も時間もないからです」が偽りの無いの気持ちでした。
逆の目線から見ると、会長の疑問ももっともだったと今ではわかります。

会長は1980年以降にオーディオをスタートされたので、CDの方が遥かに一般的で入手が簡単で、LPは趣味性の高いコダワリのメデイアと思われていたんでしょうね。
だから「なぜわざわざこんな高くて、不安定で面倒くさいものを?」と。

でも、私にとってはLPが一番身近に有った「普通」のソフトだったのです。

ここにソフトがあるからそれを再生する機械がある。
各々が好きなソフトに最適と思う再生環境で一生懸命頑張るから、幅が有って多様性のある、奥深い趣味の世界が形成されてゆくのでしょう。




さて、
先日アカハナさんがお見えになったとき、前回は「ボエーム」尽くしだったし今日はもう少しライトな曲にしよう。
ちょうど、新しいLPを買ったのでコロムビア時代のカラヤンを聞き倒したいなあ。と思ってお待ちしていました。



まずは、オペラの中のバレエ曲集
キレッキレの天才の芸です。特にタンホイザー。
私は20代に聴いて人生観変わりました。若い頃に聴いておいて良かったと思います。



レーベルは「ブルー&シルバー」または「ターコイズ」と呼ばれるデザイン。
あらゆるレーベルの中で最も美しいと思うものの一つ。この個体は「段付き」の極初期のプレス。
やはり、内面の美しいものは外見に出る。としか言いようがありませんなあ。


続いては 白鳥の湖  これは日本人に訴えるメロディですよ。カラヤン先生もすごいがチャイコフスキーさんのメロディーメーカーとしての才能は爆発しています。

そしたら、アカハナさん鋭いご指摘
「やっぱり、”あっち”の人の方が才能あるのかしらん?」
答えて
「そうだねえ、デザイナーやメイクのひと達もかなり”あっち”だよね。クリエイティブな才能と何か関係あるかもね」

気持ち悪いので以上終了!


お口直しに、スケーターズ・ワルツの入った「プロムナード・コンサート」

自由自在とはこの頃のカラヤン先生のことではないでしょうか。
全ての時間と音が、寸分の狂いも無く有るべき場所にあります。そして共通点としてこの時代のコロムビア録音は人類録音史上の一つの極点を形成しています。

さて、
私が若かった頃、本邦の音楽ファンの間にはアンチ・カラヤンこそ真の音楽愛好家だ。というような風潮がありまして(世界的かも?でも知らん)ものすごく違和感がありました。

目をつむって、うな垂れて心を裸にして音楽と対峙すれば何が大切かは自ずと分かる様な気がします。

そうこうしているうちに、これをデジタル盤で手に入れた方が見えると言う事で、今度聴かせて頂くのをすんごい楽しみにしています。

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  1. みーんな素晴らしかったですね!

    「プロムナード・コンサート」CDをゲットしました。
    素晴らしい演奏です。音質も良好。スケーターズ・ワルツのデニス・ブレインは何度聞いても痺れます。

    「ズスケ四重奏団」もドイツプレスの全集が来ました。Rasumowskyも例の音源でした!。これも音質は素晴らしいです!

    「ラ・ボエーム」はLoge邸での聴こえ方の形と、今の私の聞こえ方の形は以前に比べて驚くほど似てきました。

    「どっちかが良い」という論争は不毛で
    本来同じ演奏であれば同じように聴こえなくてはおかしい。
    名盤ほどそうなのだ。
    と学んでおります。

    私はCDやSACDしか持っていないのでリッピングして聴いていますが
    だからといって音楽の形まで変わらない
    Logeさんとの音楽会でいつも教えていただいております。

    今後もヨロシクお願いいたします。

    byakahanamizuki at2014-08-09 19:41

  2. EVAさん、こんばんは

    私も83年頃に一度CDプレーヤーとデイスク数枚を買いました。しかし、定着する事無く早くに手放してしまいました。
    その後もう一度プレーヤーを買ったのは2007年頃だったかと思います。25年もブランクが有ったのですね(笑)

    昔から「どっちがいい?」式の思考が苦手なので、何も考える事無く(疑うこともなく)レコード人生を進んできました。
    いまから思い起こすと、CDと同時期に購入した蓄音器が我が家では常に音出しの中心にありましたからそこからレコードを飛び越えて一足飛びにCDへ移行するという選択肢はやはり無かったようです。

    カラヤン先生のCDは上のレスにあるように到着した様子ですから、また聴かせて頂きたいと思います。

    byLoge at2014-08-10 01:25

  3. akahanamizukiさん、こんばんは

    ズスケはそれほど高額でなく手に入りましたか?
    芸術の内容と市場価格の乖離は時として大きな幸せを運んできますね。
    131、132辺りを100回づつくらい聞き返すと、なんだか人に優しい人間になれそうな気がしますが、私はまだまだ聞き込みが足りないようです。

    >ボエームは・・・・
    そりゃそうですよ!
    インスタントコーヒーにお湯を掛けたらみそ汁が出来た。なんて話しは聞いた事がありません。いつでもどこで作ってもコーヒーになります。世の中なんでも素直が一番。

    スコットランド人曰く、ウイスキーを飲む際の水や氷は醸造所が使っている水源の水に止めを刺す。って言いますからね。コダワリもその程度にしておくのが上々なのかも知れません。

    byLoge at2014-08-10 02:13

  4. Logeさんおはようございます!!

    私も気持ちアナログ派ですが、それは自分が好きな音楽の当時の姿を聴きたいというのが一番の理由です。またアルバムなんかは通して聞くことは出来ず、A面が終わってB面にひっくり返すという行動を踏まえた上で曲順が考えられています。

    CD・デジタルオーディオとレコード、生の音、それぞれに良いところと出来ないところがあり別のものと思っています。

    CDを持ってないからと仰っていますが、CD誕生から35年くらい流されずに追求なさっているお姿はとても素敵でかっこいいです!!!

    byecho at2014-08-10 08:53

  5. echoさん、おはようございます。

    >A面が終わってB面にひっくり返すという行動を踏まえた上で・・・
    私にとってはとても新鮮なご意見で、なるほどそういった捉え方もあるのかと気付かされました。
    オペラなどでは1曲を聞き通すのに10回もレコードを返す場合もあるので面倒くさい、とCDに移られた方も見えるかと思います。(まあCDでも半分、よくて1/3 に減っただけですけれどね)

    それでも、何時もより少し上等なジャケットを着てネクタイをしめ、電車に揺られてホールまで出かける事を考えると随分とお手軽に思えるのでこのくらいで良しとしています。
    演奏会自体は着飾って外出することやホワイエでのシャンパンも楽しみなのでおっしゃる通りまた別の趣がありますね。

    何もカッコいい事はありませんです。
    将棋は好きだけれど囲碁は打たなかったなあ、と云う感じのすれ違いだけでした。
    どちらが良いとか言うのは切ない気持ちがします。

    byLoge at2014-08-10 10:37

  6. ストラさん、こんにちは

    いやあ、
    ESL57があるので一辺倒ということでもないのですがね。ときどきCDを掛けていると早くあっちにしろ!とサインを送って来るお客人も見えます。

    近くなら新装ストラ部屋にも行けるのでいいのですが・・・
    それと、太平洋のお魚とまた違った味わいの日本海の海産物もまた結構ですね。
    ぜひご一緒しましょう。

    byLoge at2014-08-10 13:12

  7. キタサン こんばんは

    少数でもそのようなご意見を頂ければ、こんなカスカスの日記でも書いた意味が有ろうかというものです、ありがとうございました。

    いくらオリジナルプレスでも収録現場に居合わせたのではないので、レコードを所有している=出てくる音がホンモノという判断は出来ませんが、幸いにしてレコードは量産品であってゴッホの絵画の様な値段ではありませんから、自分にも手が届く物があるならばセコンド以降の物を買う特別な理由が無いので素直にそれを購いたいと思います。

    レコードは多額の資金でもって沢山の大人の人が関わる、大きなプロジェクトです。
    商品として発売に至るまでは沢山の紆余曲折があり、膨大な検討の結果「OK!これで行こう」と決定された最終版が市場に出ます。
    オリジナルの商品にはそこに携わった人たちの、検討した事や論争した跡がダイレクトに伝わるような気がします。

    レコードだけでなくオーディオ製品でも同じと思いますが、
    私たちは幾許かの対価を払い購入して楽しませてもらう立場ですから、それが良いか悪いか考えるよりも自分の精一杯(レコードなら自分の出来る最高の状態で再生してあげる)を持って受け入れたいと思います。

    byLoge at2014-08-10 23:25

  8. EVAさん

    本レコードに関しては
    生産国
    発売会社
    レコード番号
    ジャケット写真
    レーベル写真
    を出しているので情報としては以上です。

    レコードですから、各国から色々な版で出ていると思いますが私自身は全てを知りません。
    私が所有しているのは上記の物ですということになります。
    ただし、先のレスにも書いた様にお買い物のご判断は個々人のご自由と思います。

    byLoge at2014-08-11 09:30

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