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将来は専用室が欲しいのう・・・
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日記

Chord社のPortable DAC、Mojo登場!その4 RMAAでの測定結果

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2015年11月21日

Chord社のMojoであるが、相変わらずHeadFiでも非常に盛り上がっており、1日に何百というレスが付いている。追いかけるだけでも大変なほどである。

そんなMojoであるが、有志の一人により、RMAAでの測定結果が公開された。

コチラである。

なお、RMAAというのは、オーディオ機器の測定用に作られたフリーウェアである。

音質を評価することは残念ながら出来ないが、音質にとって重要な指標である周波数特性、SN比、ダイナミックレンジ、THD、IMD、クロストークなどを手軽かつ詳細に計測可能である。

厳密な測定結果については、測定環境に依存する部分もあるので、別々の測定者が測定した結果同士を比較するのはあまり意味が無い。メーカーが発表するスペック同士を比べてもあまり意味がないのと同じである。

しかし、同じ環境、同じ機器を使って測定された結果同士を比較すれば、機器同士の相対的な良し悪しは分かる。

昔、長岡鉄男がスピーカーユニットの測定を同一条件で実施して公開していたが、それと似たようなことを、このRMAAでやっている方(?)が居るのである。

「ohm image」というスタジオで、HPはここにある。全ページ英語であるが、Aboutを見る限り、作成者の方は日本に住んでおられるようである。

さて、肝心のMojoの測定結果はどうだろうか・・・。

結果はご自身の目でご確認頂きたいが、測定者の結論を引用すると、

「Mojoは、全てとは言わないがほとんどのハイエンドDAPを凌駕している。また、ほとんどとは言わないが、多くの最新デスクトップDAC/ヘッドフォンアンプを凌駕している。

確かに、デスクトップ向けのDAC/ヘッドフォンアンプであれば、ハイインピーダンスヘッドフォンに対してもっと高い電圧を供給できるだろう。しかし、今までテストしたオールラウンド機では、Mojoと比較対象になりうるようなものは一台たりとも無かった。」

とのことである。

このHPの中には、AK380など遥かに格上の機種のRMAAも掲載されているが・・・是非ご自身で結果を比較してみて欲しい。

比較対象の機種が悪いのではなく、Mojoの特性が優秀すぎるように思う。

ちなみに、そんなMojoの唯一の泣き所が、周波数特性である。

実はMojoには、低インピーダンスなイヤフォン・ヘッドフォンに対して高域がロールオフする弱点がある。

普通のDACではこのような現象は発生しないため、この測定結果については、一時期HeadFiでも随分議論になった。

いつものように設計者のRobが出てきて解説したが、下記とのことである。

「理由は、Mojoの出力段がローパスフィルターと一体化されているから。これにより、Mojoのアナログ部は非常に簡素化されており、Mojoの音質の透明さに寄与している。欠点は、負荷インピーダンスにより周波数特性が変わることだ。」

しかし、これが試聴結果に影響を与えるか、という質問については、

「いや、影響は無いよ。16Ωのヘッドフォンの場合、10kHzでごく小さい-0.1dB、20kHzで-0.6dBの影響しか無い。もし、このローパスフィルターを取れば、試聴結果も変わることだろうけど、それは周波数特性とは無関係だ。ローパスフィルターが無くなったことによる帯域外ノイズ、それによるノイズフロア変動が発生して、音質はむしろ悪くなる。」

答えている。

オーディオの音質は測定結果だけで決まるようなものではないが、今回の測定結果の優秀さを目の当たりにして、頑固一徹職人であるロバート・ワッツのこだわりや執念を改めて強く感じるに至った。

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レス一覧

  1. yamamoto2002さん、レスが遅れてすいません。

    結局RMAAの中できちんと参考になりそうな特性というと、ノイズレベルぐらいということになりますでしょうか。

    本当は歪率なども動的特性として計測できたら面白いと思いますが・・・。

    bykakki at2015-11-29 21:29

  2. yamamoto2002さん、

    となると、高忠実路線で最高を目指したようなハイエンドシステムを測定するのは非常に難しいということになりますね。

    測定装置の世界も、半導体の進歩などによって、将来的にはより高精度な測定ができるようになるのでしょうか。

    bykakki at2015-12-04 08:15

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