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日記

Chord社のリファレンスDAC、DAVE発表!その6 160万円の中身

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2016年02月06日

Chord社のリファレンスDAC、Daveの日本発売まで後2週間である。

個人的に不満に思っていることが、Daveのレビューが未だにほとんど見当たらないことである。日本では2月末の発売なのだが、海外では昨年のクリスマス頃から出荷が始まっている。そろそろレビューの1つや2つ、あっても良いのではないか?

唯一にして最初のレビューが下記のサイトに掲載されている。
http://www.hifistatement.net/

最初に断っておくが、ドイツ語である。

Google翻訳を使用すれば日本語で読むことも可能だが、酷い翻訳である。
英語に訳せばかなり精度の高い翻訳結果を読むことができる。

このレビューで一つ良い点は、初めてDaveの中身が公開されていることである。(レビューのPart2を参照)



オリジナルサイトでは、かなり大きなサイズの写真も見ることができるので、興味のある方は是非。

私の感想だが、「これで160万円か!」という複雑な気持ちである。

電源はスイッチングで、トランスはマッチ箱のように小さい。使われているコンデンサも、日本ケミコンの汎用アルミ電解である。

肝心のFPGAはヒートシンクに覆われているので見ることが出来ない。Daveでは、これまでのChord製品と異なり中身を見せないデザインを採用しているが、それも納得である。肝心のFPGAが見えないので、中身をガラス越しに見せても面白くないわけだ。

DAC部には、20個のフリップフロップICがずらりと並べられていて壮観。後段のアンプ部には見慣れない四角い水色のフィルムコンデンサが使われている。トランジスタは、パッと見ではHugoと同様のものが使われているようである。

私が中身を見て複雑な気持ちになったのは、「Robert Wattsの思想を体現したシンプルに凝縮された中身だな」と感心する気持ちと、「部品の原価だけで考えたら10万円も行かないかもな」という少し残念に思う気持ちの両方がこみ上げたからである。

Daveの設計者であるRobert Wattsは常々、「部品の数を可能な限り減らすことで音質が向上する」「部品の数が減ることで、ハンダを含めて全ての部品を試聴することができる」と言っているので、どの部品も選びぬかれたものであろうことは間違いない。

そして、このDaveには、Robert Wattsが9ヶ月かけて拡張した16万4000タップのデジタルフィルターと、3ヶ月かけて改良した前代未聞の性能を誇るノイズシェイパー、などなどが搭載されているわけだから、ハードウェアとしての価値よりも、ソフトウェア的な価値の方が高いはずである。

しかし、ソフトを軽視しがちな日本人の性であろうか、「もうちょっと豪華な部品がズラッと並んでいても良いんじゃないの?」とついつい思ってしまうのであった。

このDave、かの長岡鉄男が存命だったら何と評価しただろうか。

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レス一覧

  1. yamamoto2002さん、コメントありがとうございます。

    そうですね、FPGAは価格レンジが大きいです。ただ、今回使われているXC6SLX75は、Digikeyで1万7000円程度ですので、Chordはもう少し安く入手していると思われます。

    アルミ削り出しの筐体を入れても部品代としては10万円ぐらいかな・・・と想像しています。

    ChordのDACは、DAC部にしろ、アンプ部にしろ、ほとんど全てディスクリートですね。大量生産とは真逆のアプローチで、yamamoto2002さんがおっしゃるように、非常にユニークなものだと思います。

    大量生産、ハードウェア重視、庶民派の長岡鉄男なら、確かに大量生産を待つかもしれませんね。

    bykakki at2016-02-07 11:52

  2. 光陰さん、コメントありがとうございます。

    忘れていました、おっしゃるように、万策堂でかなり初期に非常に詳細なレビューがありましたね。

    ちなみに、あのレビューの後でノイズシェイパーの性能がさらに50dbぐらい向上する改良が実施されているので、最新のDaveの音はまた少し変わっているかもしれません。

    色々な人の感想が読んでみたいと思っています。

    bykakki at2016-02-07 15:50

  3. 私もDAVEに関して疑問に思った事がいくつかありまして
    歪率(THD+N)が良いにも関わらず、ダイナミックレンジの値が高くないのは何故なのでしょうか?

    ダイナミックレンジ = 60 + A (dB = Vo -60db時のTHD+N)
    で測定されると思うのですが、Voを絞った際の歪率が悪いという事でいいのでしょうか?

    公式には
    ・ダイナミックレンジ -60 dBFS 1kHz -127 dBA A wt
    (ノイズフロアモジレーション、ハーモニックディストーション:測定限界以下)
    とありますが、他社のDACはそれ以上のDR値を測定できているのでCHORD製品だけ測定できないというのは何か腑に落ちないところがあります。

    bytetra at2016-02-12 12:35

  4. tetraさん、レスありがとうございます。

    私は電気に詳しくなく、正直、このスペック表記がよく理解できないのですが・・・。

    特定の測定条件下において127dbのダイナミックレンジを持つと理解すれば良いのでしょうか?

    ロバート・ワッツが言うには、Daveほど優秀な測定結果を持つDACは世界中に1台も無いとのことですが・・・どうでしょうね。

    bykakki at2016-02-13 19:59

  5. 入出力信号の歪み(≒濁り度≒無色透明度)が綺麗で
    信号の分解能(≒情報量)が多いのがデジタルtoアナログ変換器の変換においての音質においての優秀さだと考えます。

    ただ私はDACにおいてTHD+NよりDRに重きを置くという考えを持っています。
    入力された信号から出力された信号は少なからず変わり全く変わらないという事は無いTHD+N値なので、入力された信号を変化0で聴く事は無いからです。
    ですので、信号出力最大値から出力を絞った状態でどれだけ歪みが高くなるのか(大小での音が変化する量混じり合う量=分解能)のDR値の方が実感できると考えるからです。

    音質に関してはそれであっても
    フィルターの重み付けする定数をどう設定するかによっても音色は変わってくると思うので必ずしも音質の優秀さが好みの音色とは言えないのではとも思っています。

    1.DACとしての変換性能が優秀か
    2.出力されるアナログ信号の音色が好みか

    Chord社の謳う今までに無い大規模FPGAによる高演算性能という部分に惹かれ私も一時DAVEを買おうと思いました。
    ES9018の測定はES9018自体が古いので当時の測定と今の測定では違うのだろうと思っていました。
    Mojoとの差も測定限界で頭打ちなのだろうとも。

    そこにESS社ではなくAKM社からもDAVEを超えるDRスペックを持つDACが発表され簡単に追いつかれしまうものなのかと。
    DAVEの書かれてるスペックが自分の思ってるものと違うのものなのではと思い質問させて頂きました。

    bytetra at2016-02-14 03:18

  6. tetraさん、ありがとうございます。

    実は直接設計者であるRobに、上記の数字はどういう数値なのかを訊いてみました。HeadfiのDaveスレッドのポスト#1666に、Robからの返事が記載されています。(下記から行けますでしょうか)

    http://www.head-fi.org/t/766517/chord-electronics-dave/1665#post_12341546

    正直、私の技術理解レベルでは、tetraさんやRobのおっしゃっていることを100%理解することは出来ないですが、もしRobの返事が有益なものでしたら嬉しく思います。

    感想なり、ご意見なりありましたら、是非。

    bykakki at2016-02-14 21:39

  7. ありがとうございます。
    開発者様に確認までして頂いて感謝致します。


    「人々はダイナミックレンジと混同していて、DACで測定されているものは(ダイナミックレンジではなく)ノイズフロア=最小音だったと。
    DAVEのノイズフロアは-180dBであり0を測定できる(=変化0?)ノイズフロア変調(=ジッタ?)を持っている。

    他のDACはDAVEの値にまで来ていない。
    またダイナミックレンジはかなり無意味な数字。
    それはhiss level(=hiss noise level?=ホワイトノイズレベル?)な話。

    重要なのは誰も持っていないジッタ特性と小さな信号歪み。」


    原音再現性に重点が置かれてるのは開発理念と機器の性質上分かります。
    その上でChord社にとって最も重要だと仰った項目も納得もできます。
    ダイナミックレンジが無意味、Mojoからそう伸びていないDRからしてこれはハードウェアの限界でそう言わざるを得ない様な気がします。

    が、他のDACのダイナミックレンジとして出している測定値が実際はノイズフロアを指している、という指摘にはびっくりしましたし分かりかねます。これが本当なら他社製DACは虚偽の表示をして販売しているという事になってしまうのでは無いのでしょうか・・・

    bytetra at2016-02-15 01:30

  8. tetraさん、ありがとうございます。

    参考までに、他のDACでダイナミックレンジがDaveを上回っているものというと、どのあたりの製品になりますでしょうか。

    個人的には、120dbというような領域での測定値はほとんど参考値と捉えています。

    私のような素人が言うのも変ですが、メーカーの測定値や発表値は測定条件が異なるため、一般的に横並び比較が難しいですし、アンプやスピーカーが持つダイナミックレンジ、もしくは、人間の耳が持つ可聴ダイナミックレンジは120dbよりも小さいためです。

    一方で、数字や測定値を追及するのはオーディオのロマンの一つですので、客観的な優劣を追及するお気持ちももちろん理解できます。

    どなたか、優秀な測定装置を持つ方が同一条件での測定値を出してくれるとよいのですが・・・。

    Ohmスタジオという、同一条件でのRMAA結果を公開しているページがありますが、ハイエンド製品でこういう活動をしてくださる方がいたら面白いですね。

    http://ohm-image.net/

    bykakki at2016-02-15 10:09

  9. 発表済未発売の物を含めればES9038PRO、ES9018、AK4497になろうかと思います。

    bytetra at2016-02-15 12:11

  10. tetraさん、ありがとうございます。

    DACチップと、Daveのような製品だと、きちんとした比較は難しいかもしれませんね。

    挙げていただいたチップを使った製品だと、大体、どれもDaveのスペックを超えている感じでしょうか?もちろん、9038を使ったものなどは、出てくるのはこれからだとは思いますが。

    bykakki at2016-02-16 07:26

  11. DACチップというデジタルをアナログに変換する製品であると理解しております。
    そこにおいての変換精度と分解能を今までお聞きしていた形であると思っております。
    DAVE、Chord社においてのDACはFPGAとパルスアレイDACを併せた部分がそうだと思っている次第でございます。

    逆を返せばFPGAとパルスアレイDACが組まれていなければDACとしての性能も測定できないと思います。
    商品としての性能=DACとしての性能が釣り合う形になろうかと思います。

    bytetra at2016-02-16 13:40

  12. Tetraさん、ありがとうございます。

    Daveのスペックは、da変換だけでなく、iv変換、ローパスフィルター、出力アンプの統合された状態でのものですから、比較対象としては、チップではなく、dac製品とするのが適切なように思います。

    bykakki at2016-02-17 00:55

  13. なるほどDAVEそれに類するChrod社のDACブロック部のみにおけるスペックは非公開な状態という事なのですね。

    下記はTi社の資料によるものです。
    ダイナミックレンジ f=1kHz Vo= -60dB
    DAC -> Test 20kLPF -> THD+N -> 60dB -> THD計測器

    以前名称を挙げさせてもらったメーカーではありませんが
    この様なメーカーでもノイズフロアをダイナミックレンジと詐称して記載しているのでしょうか。
    私には開発者様のこの部分の指摘だけはうーん・・・と首を捻らざるを得ません。

    またオーディオ機器業界側でも、食品表示法ではありませんがその様なルールを設けてほしいですね。
    最後は感性で調節した部分が全て、と言われればそれまでですが
    仮にも信号を変換する機器を作っているメーカー様方なので厳格なルールの下競い合い消費者側へ掲示して頂きたいものです。

    今回色々勉強させて頂きましてタメになる事ばかりでした。
    今後も楽しみに読まさせて頂きます。
    ありがとうございました。

    bytetra at2016-02-17 13:03

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